2011年1月29日土曜日「KOBEながたスクランブル」13時からのゲストコーナーには、かわいい+おいしい=いのちをつなぐチョコレートのご紹介に,JIM-NETの佐藤真紀さんにおいでいただきました。
佐藤さんはYYの役員でもあるひょうごんテックの吉野太郎さんの紹介でおいでになりました。吉野さんは、最近パレスチナにソーラーパネルを寄贈・設置する活動を行っていて、現地からFMYYの電波を使ってお知らせいただいたこともあります。
JIM-NET とは日本イラク医療支援ネットワークのことです。
2004年8月、イラクの隣国、ヨルダンでイラクのドクター10人と、日本の医療関係者が2日間の医療支援会議を開催しました。
そして湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾が、子どもたちの白血病の増加を招き、データでも91年を境に小児がん、特に急性リンパ性白血病が増えていることがわかりました。南部では、無脳症などの先天性異常の増加も顕著なのだそうです。そして怖いことにこの劣化ウラン弾は、米軍で今もなお使い続けられています。
この劣化ウラン弾と小児がんの因果関係は、2回の戦争と10年続いた経済制裁で、調査もできず、そしてその戦争と混乱は経済的にも医療的にも大きなダメージを刻々と庶民に与えています。
この会議で、どんな薬が足りず、どんな医療機器が緊急に必要なのかもわかりました。今、救いの手がこの地域は欲しています。.
今こそ、国の利益ではなく、国の政策ではなく、本物の人道支援が必要とされています。
イラクの子どもたちの治療薬が、日本から届くことで、この地域の平和への道がつくられてゆくはずです。そして平和への道の構築は、被爆国日本、戦争を永遠に放棄したと宣言している(はず)の日本だからこそ出来る!世界に誇れる役割です。そのために、ぜひこのチョコレートを買ってあなたもその力になってください。