シリー:地域を支える市民の力~野上恵美さんが語るベトナム人支援で知ったつながりの大切さ~

関西学院大学山中速人研究室メディア工房

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の2年生のメディアの実践での実験プロジェクトとして、5月23日~7月18日まで8回シリーズで「地域を支える市民の力」を放送しています。
第5回目の本日は「野上恵美さんが語るベトナム人支援で知ったつながりの大切さ」です。
この番組は、関西学院大学三田キャンパス山中速人研究室のメディア工房からのUST配信で行い、翌週の火曜日13時からの再放送で放送されます。

なぜFMわぃわぃは東北やインドネシアで活動するのか?

FMわぃわぃが東北で活動を初めて二年三ヶ月、インドネシアで「定住型」の活動を始めて、七ヶ月が経った。FMわぃわぃは俗に言うところの災害支援NGOや国際協力NGOではない。コミュニティラジオを一つの道具にして、阪神淡路大震災からまちづくりをしてきた団体である。

FMわぃわぃのある神戸の長田は、1995年1月の阪神淡路大震災でとくに大きな被害にあった地域である。昔ながらの下町で古い住宅が密集して、地震とその直後の火事で、まちが空襲の後のようになってしまった。

「ホースから水が出んかった。水さえ出たら、、、」
「ノコギリが一本でもあったら、、、」
「隣りの婆ちゃんが、どの部屋に寝てるのか、知っとったら、、、」

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毎月第2金曜日13時からは消防署の方が登場です。今日は2回目の登場の高良翔太さんです。

消防署高良翔太さん

6月14日第2金曜日のまちはイキイキきらめきタイム、ハロー長田のコーナは長田消防署、大橋出張所消防防災課2係、高良翔太さんにお越し頂きました。

長田消防署に配属されて9カ月経ち、その間に経験した大きな出来事を伺いました。
2月後半と3月中旬に大きな火災があり出動した。火災に応じた出動基準で最大規模の第3出動の火災であった。火災は垂水駅前の市場で、長田は応援に駆け付け、消防車は25台程出動した。到着した時は他の消防はすでに消火活動中で、消火活動する場所を探しまわった。全てが初めての経験で、このような複数の消防が来る場合、全体の指揮は本部指揮隊がとる。
 兵庫区の火災は1軒全焼する建物火災であったが、煙が経験したことのないものすごいものであった。面帯という濃煙の場所行入るマスクを着用した。この時にわかったのは、しゃがむとしゃがまないで体感温度が非常に異なる事であった。しゃがむと呼吸もしやすく体感温度は低かった。現場に突入するかどうかは現場指揮官の判断に従うことになっており、侵入統制がかかると誰も内部に入ることは出来なくなる。火事場を見に来る人の規制は、消防団、警察も対応する。
 幼稚園に行き防災教育をした。地震が起きた時の行動について、基本的なところを教えている。しかし興味は消防車に乗ることである。

 夏が近づき気をつけることは、熱中症、食中毒、ゲリラ豪雨、台風など色んな被害が考えられるので注意してほしい。ゲリラ豪雨は下流は雨が降らなくても上流で豪雨の場合、川の水位が急激に上昇するので注意が必要。

 配属されて9ヶ月が経ち、現場の実務経験を通して日々成長し、真摯に消防という職務に向き合う高良翔太さんの姿を通じ、改めて消防に対する信頼を感じました。

毎月第2金曜日「まちはイキイキきらめきタイム」の時間は、12時30分からは「技術のつくだ煮」今週は飴細工

馬場さん

飴細工師 馬場みのりさん
6月14日第2金曜日のまちはイキイキきらめきタイム「技術のつくだ煮」のゲストは、日本では数少ない飴細工師を本業とされている馬場みのりさんです。
バイオ技術の学校を出て研究室生活をしていたが、21歳の時に自分で何かしたいという気持ちが強くなり、自営(自由)業の世界に入った変わり種の経歴の持ち主。クレープ屋さんから始め、スーパーの店頭催事(たこ焼き、たい焼き)など露店の仕事をしていたが、誰もやっていないことをしたいと思い、子供の頃、平野祇園神社の祭りで見た飴細工の感動が忘れられず、やりたいと思い続けていた。
29歳の時、湊川のパークタウンで飴細工を見て、材料が水飴であることが分かったので、水飴を購入し、炊いて練って空気を含ませると白くなり、飴細工らしくなったので、本格的に試行錯誤を繰り返し、飴細工師の道に入った。
 馬場さんの飴細工パフォーマンスの特徴は、従来の飴細工職人とは違い、子供達などお客さんとの会話を大事にし、楽しい雰囲気の中で進行することで、そのためマイクとスピーカーを身につけて会話をし続けるようにしている。現在の大道芸人のやり方を取り入れている。お客さんから無茶振りのリクエストがあっても、イラスト、写真などがあれば対応は可能です。今はアニメキャラクターのリクエストが多く、形のあるものは何でも作ります。

馬場さん

 本日、馬場さんが持参した飴細工の1つは実物大の白ネギです。6月22日大阪のイベントで、初音ミクのコスプレでネギの飴を作るイベントをします。馬場さんは2年前にドイツにも遠征し、飴細工のパフォーマンスを披露しています。日本との違いは、日本では露店という感覚であるが、ドイツではアーティストの扱いであった。今週末にメッセ三木で馬場さんのパーフォーマンスがあります。
 馬場さんは、ホームページ、ブログ、youtubeなど、SNSを活用した情報発信を心掛けているので、活動範囲は全国的に広がってきています。

馬場さん

日本の伝統である飴細工、そして数少ない飴細工師の世界に飛び込み、現代にも通じる飴細工の普及に奮闘努力されている馬場みのりさんを応援したいと思います。

在日韓国朝鮮人のお年寄りが集まるデイサービスセンター『デイサービスセンター イオ神戸』の皆さんをお招きしました。

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FMわぃわぃのある長田区には神戸市の中でも
在日外国人がたくさん住んでいます。

在日韓国朝鮮人、在日ベトナム人、在日ペルー人(ラテン系住民)。

在日韓国朝鮮人1世のお年寄り 御用達のデイサービスが、
長田にはあるのです。

それが『デイサービスセンター イオ神戸』。
今日は、ゲストに職員の姜 昌仁(かん ちゃんいん)さん、原本佳緒里さんをお招きしました。

下の再生プレイヤーで音声を聴くことができます。

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第2金曜日はおおつちだいがいエフエムとの電話中継、そして佃の技術のつくだ煮、最後はハロー長田

大槌災害FM

毎月第2金曜日12時10分からは、岩手県大槌にある「おおつちさいがいエフエム」との電話中継。
今このときの大槌の実際の状況をお伝えします!!

あめ細工

12時30分からの「佃の技術のつくだ煮」
なんと本日はKOBEの飴細工工師「Minori」リトルキッチン代表馬場みのりさんの飴細工のお話です。
最後の1時からは、ハロー長田「長田消防署2係」 高良翔太さん、2回目の登場です。