毎週火曜日の13時からの関西学院大学の実験番組は今4年生の卒業制作を放送しています。

千葉さんと片岡さん

2013年11月26日火曜日、再放送は28日木曜日、いずれも13時からの関西学院大学総合政策学部の「耳を澄ませてリスニングトゲザーは、気仙沼の牛乳屋さん「ミルクセンターちばいち」を訪問し、そのオーナー千葉清英さんにお話をお聞きしています。
この方との繋がりは、各地への支援に尽力されている「バレンタインチーム」の久一千春さんのお繋ぎによるものです。
このコーナーは、FMわぃわぃのトップページの関西学院大学のサイトに行くと、ライブラリーとしていつでもお聞きになることができます。

フィリピン台風の被災地支援募金(災害ラジオ局支援)を始めます

(Photo by Jet Cañas of Kodao Production)

11月8日に超大型台風ハイヤンがフィリピンを襲いました。国連人道問題調整事務所(UNOCHA)の報告(11/22)では1300万人が被災し、430万人が避難生活を続け、110万家屋が損害を受ける、という甚大な被害です。被災地では少しずつ救援活動が始まっていますが、現地からの報告では、被災者の多くは安否情報、救援情報などを受けとることができていません。

UNOCHAは、過去の災害の時と同じように、災害ラジオ局からの情報提供とラジオ受信機の配布の必要性を指摘しています。しかし、残念ながら被災地には、東日本大震災の被災地のような災害ラジオ局がありません。

FMわぃわぃは世界コミュニティラジオ放送連盟(AMARC)の仲間達と協働して、現地の市民メディアNGOのKodao Productions(フィリピンのAMARC正会員、http://www.kodao.org/)による災害ラジオ局の開設を支援していくことになりました。そのための支援募金を開始します。皆さまから頂いた募金は、在マニラの市民メディアNGOのKodaoによる可搬型ラジオ局の開設、運営に活用されます。より多くの方のご支援・ご協力を是非ともお願いいたします。

<フィリピン台風支援募金の振込先>
郵便振替口座
口座番号:00970-8-259303
加入者名:特定非営利活動法人エフエムわいわい
*通信欄に「フィリピン台風支援」と明記してください。
*募金総額の上限10%を、事務管理費に充当させていただきます。

今回、台風ハイヤンの被災地に立ち上げるのは、可搬型ラジオ局(スーツケースラジオ局)です。フィリピンでは常設型のコミュニティラジオ局の免許を取得するには一年以上かかります。その代わり、可搬型ラジオ局の放送免許なら、すぐに免許を得ることができます。設置するのは、支援から置き去りにされがちな地域を対象にしていく予定です。

可搬型ラジオ局はアンテナを含めて一セット約8-10万円です。それに発電機、燃料、マニラから輸送費を含めて一台13-15万円が必要と見積もっています。可搬型ラジオ局を被災地に十局開設するのが当面の目標です。それと合わせて、被災者が放送を聴くためのラジオ受信機の調達も進めます。

より多くの方のご支援・ご協力を是非ともお願いいたします。

特定非営利活動法人エフエムわいわい
〒653-0052神戸市長田区海運町3-3-8
たかとりコミュニティセンター内
電話:078-737-3196 FAX:078-737-3187
E-Mail fmyy@tcc117.org
URL http://www.tcc117.org/fmyy/

生活文化を伝える伝統音楽の演奏でリスナーと交流 〜 メラピ山のコミュニティラジオ局で生中継番組〜

メラピ山麓にあるコミュニティラジオ局は晩に生放送をすることがほとんどです。2001年に放送局が開設され、以来、12年に渡って活動を続けているシドロジョ村(標高1200メートル)のコミュニティラジオ局Lintas MerapiFMは毎週一回、村の住民達で構成されるガムラン・グループの演奏をスタジオの横の大広間から生中継しています。

夕方16時頃から三々五々、村人が集まりはじめ、17時には20人ほどが揃い、ガムランをはじめジャワの伝統楽器による演奏と唄が始まります。そして同時にラジオの生中継もスタートします。
演奏される曲目は、メラピ山のことだったり、今年の野菜の収穫のことだったり、断食月のことだったり、と村の生活と文化に密着したもので、作詞は村人に手によるものです。

曲の合間にはリスナーから届いたSMSを、番組進行役のスタッフが紹介し、楽団のメンバーにマイクをふり、リスナーとの交流が行われる。私もLintas Merapi FM代表のSukimanさんの誘いを受けて、曲の合間に番組に参加させてもらいました。コミュニティラジオは日本で慣れているはずですが、インドネシア語かジャワ語しか通じないので、簡単なやりとりだったにもかかわらず、緊張をして、途中に何を言っているのかわからなくなってしまいました。

ジャワ音楽の演奏とリスナーとの交流は晩の20時まで三時間にわたって続きました。このような住民グループは村の中にいくつかあり、毎週一回、交代で演奏&放送の活動をしています。

火山とともに生きる村人の生活の中に、コミュニティラジオ局がしっかり根付いています。
(日比野純一)

2013年度第5回番組審議会報告

2013年11月20日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、
2013年度第5回番組審議委員会を開催いたしました。

出席委員は、為岡務委員長、山本幸男委員、木辻清子委員、宮川清委員。
欠席委員は、正岡健二委員、増田匡委員、中村忠司委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第5回審議番組は、「YY MUSIC TIME 中国語」 。
2013年11月11日(月) 19:05~19:55 放送。
担当者は周 偉棟(しゅう いとう)さん。

この番組は、毎週月曜日19:00~20:00放送の音楽番組で、担当するのは日本で暮らしている中国出身の方たち。
今回担当した周さんは上海出身の19歳。神戸外国語大学国際関係学科の学生です。
日本人にもお馴染みの歌手テレサ・テンの特集でした。

審議は、技術的な点では概ね好評でしたが、単に音楽を流すだけではなく、聴かせる演出を磨き経験を重ねてほしいとのご意見をいただきました。

議事録はこちら

毎月第3火曜日のわらわらタウンニュース「新長田まちづくり株式会社」の一押しのお店情報!

LUCE FARMオーナーシェフ石村哲也さん

11月19日の第3火曜日のご出演は神戸SELECTION7のSWEETS部門でも選ばれた「太陽プリン」のLUCE FARMの今村哲也さんです。

LUCEFARM太陽プリン

基本は移動販売、街角、軒先での販売をしています。まるで上質のカスタードクリームのよう!
太陽プリンの名前のごとく栄養たっぷりで、これなら、嚥下の難しい高齢者でも小さなお子様でも、すと喉を通るようなすべらかさです。

LUCEFARM太陽プリン

新長田の細田の今村さんは、震災時仲間と共に支援もされたようで、いろんな地域での移送販売を経て、地元の新長田アスタイーストに腰をすえ、「プリンと一緒に元気を幸せを届けたい!」という熱い思いの持ち主でもあります。店頭販売は毎週火曜日の11時から30セット(90個)限定です。
ぜひ一度お試しくださいませ。
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3.11東日本大震災から2年8ヶ月がすぎ、連休を利用して東北のいろんな高校の生徒たちがやってきます!

大槌高校と神戸大学生

11月16日素養日の13時~13時45分まで「KOBEながたスクランブル」のゲストコーナーにご出演は、大槌高校の高校生たち3人と彼らと共に未来の大槌のまちづくりを考えるため大槌に通っている、神戸大学の建築学科の神戸大学の学生たちです。

大槌高校生

大槌高校の3年生、2年生、1年生のには当時中学生だったときの、震災体験を語っていただきました。
なかなか厳しい経験でお聞きするのは、躊躇差売るところではありましたが、神戸では考えられないほど確かな防災教育がなされていることを知ることとなりました。

神戸大学生

こちらは神戸大学の学生たち。大槌の高校生とつながることで、神戸の被災から生まれた知恵をしっかり学ぶことと共に、建築の専門家として確かな方向性も手に入れています。

大槌高校と神戸大学生

非常に示唆に富むお話をしていただきました。ぜひお聞きください。11月16日夜の9時から再放送もいたします。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。