まちイキイキきらめきタイム 2012,1,26(木)

サハリンのコリアン訪問の報告会にて

(写真は、映画「安重根 伊藤博文を撃つ」のポスター)
担当・乾あつ子、朴明子、見学参加 鄭英淑
<オープニング・トーク>
今年はどういう年か。いろいろな事象を、送ってくれた人がいる。一部ご紹介すると、秀吉の朝鮮侵略から420年、米国のブァム併合114年、ハワイ併合112年、通天閣(初代)100年、アジア太平洋侵略戦争敗戦・朝鮮解放から67年、済州島事件32年、国鉄大阪環状線開通50年、沖縄「本土」復帰・日中国交正常化40年。ルソー生誕300年、ディケンズ、生誕200年、金日成・孫基禎生誕100年。朝鮮の統一マイナス0年!日朝国交正常化へマイナス0年!
<1曲目>「冬のたずね人」ケ・ウンスク。
<あつこの大阪グルグル>「福井へスキーに行ってきました」(日帰りで!) 
・スキー人口が少なくなった。若い人はボードが多い。中年のスキーヤーは又増えてきているようではあるがー。
<2曲目>「カム・トゥゲザー」アイク&ティナ・タナー
<情報・お知らせ>
朝鮮高校美術展・2月9日~13日 神戸アートビレッジセンター・ギャラリー
(南北)朝鮮映画週間、2月17日~2月25日 北:「安重根 伊藤博文を撃つ」、「花を売る乙女」、南「天安艦沈没」上映。新長田の神戸映画資料館(753-8039)
講演会・映画「メディアを考える市民の集い ~番組製作者が語る原発神話とテレビ~」
 2月18日 生田文化会館 (主催者 問い合せ351-0194)
<3曲目>シリーズ朝鮮民主主義共和国、金正日氏を讃えた歌
「雪が降るのに」チョン・ヘヨン
~雪が 山河に積もるのに 白銀の広がる広野を 黙って歩む親愛なる同志
 いつも人々のために心を砕き その思索を重ね 雪の上を歩いておいでだ~ 
<ウリエホジュモニ うちらのコーナー>
「行ってきましたコーナー」
講演会教科書と違う「福沢諭吉の素顔」講師:安川寿之輔。
(見学者、韓国人ネイティブのチョン・ヨンスクさんは福沢諭吉を知らなかったー)。
(要旨)「天は人の上に・・・」という文章はアメリカの独立宣言にヒントを得たものであり、「天は人の上に人をつくらず人の下に人をつくらずと云へり」というのが性格な文章である。思想家の丸山真男が意図的に「と云へり」の部分を無視して紹介したことから、間違った福沢諭吉象を広めてしまった。福沢は国権主義者、強兵富国のアジア侵略路線を主張し、朝鮮・中国を蔑視・偏見・マイナスイメージを流した。時流に乗って主張をコロコロ変遷させたので「法螺を福沢(ほらをふくざわ)、嘘を諭吉(うそをゆうきち)と揶揄されていた。神権天皇制を主張した。このような人物が一万円札に印刷されている限り日本の歴史観はアジアの国々から信頼されないだろう。

サハリンのコリアン訪問の報告会にて

②サハリン残留韓人と在日コリアン
サハリンに取り残されたコリアンを訪ねる旅参加者の報告。
サハリンに現住するコリアンが故郷を離れて移住を強いられた経過は在日の 渡日史と酷似しているが、サハリンのコリアンはロシア人と風貌の違いや、地理的な厳しさによる生活の苦しさ、二重徴用による第三のリさん家族問題が生じた。
<4曲目>「ヨヘン 旅」チャン・サイ
<エンディング・トーク>  1936年ベルリンオリンピックで日本人として優勝したマラソン選手孫基禎生誕100年。韓国の関係者が申し入れしていたが、IOCが、昨年、名前をソンキ・テイではなく「ソン・ギヂョン」、国籍も韓国と訂正した。
尚、この時銅メダルもコリアンが獲得した。放送の時、私は2位と言ったが正確には3位だ。日本のマラソン代表は3人だったらしいが、その内2人がコリアンだったのだ!!         朴明子記

7匹の鬼と宮川小学3年生

★ぐ~じ~のききみみ頭巾
宮川小学校3年生の皆さんのコマーシャルです。1月31日(火)に長田中央市場の前で「宮川こどもいちば」が開催されます。紙すきをしました。上手にできたかな?陶芸の作品を作りました。心を込めて作りました。「おてぽん」も作りました。とても楽しいよ。犬用クッキーも作りました。どの商品も一生懸命作りました。ぜひお店で買って下さい!!

日時:1月31日(火)
時刻:10:00~14:00(予定)
場所:長田中央市場の前

★水曜日なのにホットニュース
「第1回長田まちかどフィルムフェスティバル」が開催されます。発信の主体は、商店主、多文化な背景を持つ子どもたちや、外国から来た学生たちなど多岐にわたります。大手メディアには取り上げられない普段着の町の姿をビデオカメラで捉えました。参加費は無料。お茶とお茶菓子が付いてきます。

日時:1月28日(土)
時間:16:00~18:00(15:30開場)
場所:神戸映画資料館(アスタくにづか1番館北棟2F)
お問い合わせは、NPO法人多言語センターFACILの村上、国本まで。
TEL: 078-736-3040


★水曜日のおすめ
今年も「長田神社追儺式」の季節がやって来ました。追儺(ついな)式とは、室町時代から続いている神事。神の使いを務める7匹の鬼が、松明の炎で種々の災を焼き尽くし、太刀で不吉を切り捨て、1年の無病息災、家内安全を願って踊ります。今日のゲストは追儺式奉賛会副会長で、鬼を16年間務めた西本隆一さん(長田神社前商店街・西本果物店)。昨年、追儺式は平成23年度地域文化功労者文部科学大臣賞を受賞しました。役所の連係、メディアの対応、地域の付き合い、運営資金の問題と、これからの課題がいっぱいと語る西本さん。大丈夫です。きっと7匹の鬼が守ってくれますよ、西本さん。「鬼役一同、日々研鑚を積んでおります。2月3日は、その成果の確認に来てください」とのメッセージでした。今日は午後6時から鬼役選定会議があるそうです。水曜日スタッフ一同は、映像班の国本君を推薦します。彼は面が無くても鬼になれますので。(笑)

日時:2月3日(金)
時間:節分祭/13:00~、追儺式神事/14:00~
場所:神戸市長田神社
お問い合わせは、長田神社まで。
TEL: 078-691-03

右から二人目が国本君です。

神戸常盤大学看護学科1年の地域フィールドワーク、そして生放送で体験発表!

朴明子さんと大学生

2012年1月21日神戸常盤大学看護学科1年の学生たちの「外国語コミュニケーション」の授業は、FMわぃわぃの第2・第4木曜日の「まちはイキイキきらめきタイム」担当の朴明子さんのお話を聞く!というものでした。
この講義は、地域の神戸常盤短期大学が4年制へと移行するとき、FMわぃわぃ金千秋が、この長田の地域性を生かした「多様な人々」との出会い、それを看護師を目指すものとして実感するとうことで受けもたせていただいています。今年はその最初に受け持った子達が4年生になり、この2月に看護師の国家試験を受けることになっています。このコースでは、長田という大学の立地から、「震災」そして「多文化共生」が組み込まれ、FMわぃわぃとして、地域に住む多様な人々への目線ということで授業を行っていますが、今回は、「患者として外国人が存在する」ということだけでなく、日本国籍をもたない外国人が、日本社会で同じ立場で着くことができる職業、看護師という選択があるということを知ってほしくて、在日コリアンで、看護学校卒業50年を迎えられた朴明子さんに出会う!そしてその看護師への思いをお聞きするということが大きな授業のテーマでした。
朴明子さんの講義の後、FMわぃわぃ「KOBEながたスクランブル」に出演、それぞれの感想を一言ずつ話してもらいました。

続きを読む 神戸常盤大学看護学科1年の地域フィールドワーク、そして生放送で体験発表!

美味しい珈琲と野菜が楽しめる作業所「国香工房」(ふれてあれこれ好奇心アイトウアイズ)

今日の「聞かせていただきます」には、国香(くにか)工房から、元気な皆さんがゲストに来てくれました。
国香工房は、社会福祉法人えんぴつの家のグループで、神戸市中央区の大安亭市場の中にあります。
バザー商品、ラスク、くららべーかりーのパン、野菜、美味しいコーヒーなど様々な商品を販売しています。
8人のメンバーで、仲良く楽しく働き、お昼はみんなで作ることもあり、最近のメニューは「シーフードカレー」。
畑も借りて、今は玉葱を育てています。これから作ってみたい野菜を聞いてみると、
きゅうり、大根、サツマイモなどの野菜があげられました。
たけいちさんは、趣味でバンド活動もしていて、「これからもずっと続けて行きたい」と思いを語ってました。
職員の見取さんの夢は、「養護学校の卒業生が、希望する就職先にいけるように、
国香工房でも定員を増やしていく」ことです。放送中は緊張して、言葉をゆっくり探して話していましたが、
放送が終わるとみんなほっとして、元気に「ぜひ遊びにきてください!」と。

上海の美少女と、One World Festival


★ぐ~じ~のききみみ頭巾
濱田先生、遅れましたが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。「風邪を引いたけど、医者行っていいか?」と聞きにくるお茶目な患者さんの対応に、今年も大忙しになる予想の濱田先生です。八木新月堂の野球カステラを食べて乗り切ってください。(でも太らないでね。)「急な動きで筋肉を傷つけることがあります。朝、起床したら背伸びをして、体を伸ばしてから行動しましょう」との健康アドバイスでした。

★水曜日なのにホットニュース
感じる、ふれあう、助け合う、世界につながる国際協力のお祭り「ワン・ワールド・フェスティバル」が、2月4日(土)と5日(日)に大阪国際交流センターで開催されます。
ワン・ワールド・フェスティバルとは、毎年開催される国際協力のお祭りで、「共に生きる世界をつくるために~一人ひとりができること」をテーマに、関西を中心に国際協力に携わっているNGO / NPO、国際機関、自治体、企業などが一堂に会し、広く国際協力の大切さを認識してもらうために、活動紹介展、シンポジウム、パネルディスカッションなどを実施するものです。入場は無料です。詳細は「国際協力 ワンフェス」で検索して下さい。
※FMわぃわぃで映像班だった橋本さんが、実行委員として活動しています。彼に会いたくても、会いたくなくても見に行く価値はあります。(笑)

★水曜日のおすすめ
立命館大学の交換留学生、楊(やん)さんが遊びに来てくれました。海が近くて、ファッショナブルで、異国情緒で、故郷の上海を思い出す神戸が好きと語る彼女。ガンダム(特に『ガンダムSEED』)が大好きで、日本のアニメを見たのがきっかけで日本に興味を持ったそうです。同じ中国語でも上海語と北京語があって、日本語の発音は上海語の発音に似ているそうです。果物の「ぶどう」の発音が同じとのこと。同時通訳になることが夢と語る彼女。ぜひ、これからも多言語センターファシル(※)をよろしくお願い致します。「神戸の皆さん、上海と仲良くして下さい。日本全国の皆さん、中国と仲良くしていただければ、私は嬉しいです」とのメッセージでした。
(※)FMわぃわぃと同じ「たかとりコミュニティセンター」にある翻訳通訳を業務としたNPO団体

2012年FMわぃわぃ1.17震災特別番組

「1.17KOBEに灯りを in ながた」
阪神淡路大震災から今年で17年を迎えます。
今年もFMわぃわぃはこのイベントに参加し
当日は会場の模様をお伝えしながら、独自のプログラムを放送します。

今年のテーマは「震災で繋がる人と人の輪」。

起こってしまった災害からは逃れようがない。
だけど、そこに何かが生まれるとしたら、

それは「人と人の輪」ではないだろうか、
と、私たちFMわぃわぃは考えます。

今年は例年より多くの方々に会場の特設スタジオにお越しいただき、
また、インターネット電話”Skype”でつなぎ、
震災が繋ぐ人の輪をラジオ放送を通じて、リスナーや出演者に
実感していただくという試みになることと思います。

LIVE動画配信
会場からのUstreamを使ったLIVE中継もあります。
FMわぃわぃのホームページのTOPから閲覧できます。
会場に来られない方はこちらでご参加ください。

プログラムは「続き」をごらんください。

続きを読む 2012年FMわぃわぃ1.17震災特別番組

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。