まちはイキイキきらめきタイム 2012.1.12(木)号

まちはイキイキきらめきタイム 2012.1.12(木)号

林光氏のサイン

写真:先日逝去された作曲家、林光さんの サイン。 林さんは 必ず自分の万年筆でサインをした。
<担当>ユミタンこと平野由美子、心美人こと朴明子(パク・ミョンジャ)
今年初めての通常のまちイキ木曜の番組。ヨロブン オレド チャル プタッカゲッスンミダ 皆様 今年もどうぞよろしくお願い致します。
1曲目「トロイカ」ダークダックス。日本のコーラスグループの草分け的存在だが、メンバーが欠けて残念ながら現在は活動休止中 (――;)
<2曲目>「8匹目の象」合唱団 ―鶴―。 作曲の林光氏はつい数日前に逝去された。林さんは作曲だけではなく、文章もお上手だし、社会的な活動もしていらっしゃった。曲は勿論とっても素晴らしいが、人柄も好きだった。昔、林さんの指揮で歌ったこともあるけれど、今は懐かしい思い出となった。ご冥福をお祈りいたします。
<情報・おしらせ>①さよなら原発・兵庫1.14アクション。ゲスト=山本太郎。
②「第4の革命―エネルギー・デモクラシー」全国一斉上映会。

伽耶琴

写真カヤグム は日本の琴に似ているが、直接指で弾くので素朴な音色がする。
③京都・高麗美術館2月11日。伽耶琴演奏会。要予約075-494-2238
私はむかし、病院に勤めていた時に伽耶琴を習ったことがある。日本の琴とちがって指で弦を弾くので、指先の皮が硬くなって患者さんに注射をする時、血管が探しにくいことがあった(^_^;)
<3曲目>・シリーズの曲は、これまで世界の代表的な曲、世界の国歌、そして昨年は朝鮮半島の童謡をお送りしてきたが、今年は「朝鮮民主主義人民共和国の音楽」を取り上げる。日本から世界中どこへでも行けるのに、隣国朝鮮民主主義人民共和国だけは国交がないため行くことが出来ない現実。日本人がおそらく一番嫌いな国の曲を敢えて聴いてみよう、と言ったら、ユミタンが向こうも日本が嫌いなんじゃないですか、と言った。なるほど、問題はそこなのだろうか、それが何故なのかも考えていきたい。
<3曲目>「ピョンヤン讃歌」朝鮮人民軍合唱団。力強い歌声、上手い合唱団だ。 ~ 大同江の美しい水の流れ 万景台の春の日ざしを抱き 花開く地 ピョンヤン 民の首都よ ピョンヤン 朝鮮の心よ ~ <ウリエホジュモニ うちらのポケット> 「神戸市シルバーカレッジ便り」昨春シルバーカレッジに入学した。そこで学んだことや出来事を1人で納得しているだけでは勿体ないので時々、皆様に反映していきたい。先ずはここの概要を。場所は神戸市民なら誰でも知っている「しあわせの村」(北区)の一角。入学資格は神戸在住の57歳以上の人。健康福祉、国際交流・協力、生活環境、総合芸術の各コースがある。週2回の授業、3年間。再び学んで社会へ、を目標としボランティア養成の要素が多分にある。 <4曲目>「その年の冬」ヤン・ヒウン。 <エンディングトーク>「韓国のミニ情報」・韓国の若いコーラスグループが米国、東南アジアでは爆発的な人気。もちろん日本でも。・仏では1956年から韓国語を授業に取り入れている大学があるが、高校でも昨年から取れた学校がある。     朴明子記

誰でも遊びに来られる「まちイキ水曜日」はゆるい・・・いや本当のコミュニティラジオです!!


★ぐ~じ~のききみみ頭巾
長田神社の藤原宮司さんにお電話で出演していただきました。元旦の長田神社参道の道路は歩行者天国となり、多くの参拝客で賑わいます。神戸市内では生田神社、湊川神社と並ぶ初詣の名所となっています。今年の正月は穏やかで春のような日差し。ゆったりと多くの方が初詣に来られたそうです。今年は辰年。辰は架空の動物で、鯉が滝を登ると辰に変身します。「辰が天空に駆け上るように、希望を持って良い年にしてほしい」とのメッセージでした。今日(17日)は長田神社では正月の初釜が行われていました。お忙しいところをありがとうございます。

★水曜日なのにホットニュース
①阪神淡路大震災震災追悼行事「1.17KOBEに灯りをinながた」に来ませんか?震災で亡くなられた方々への供養や思い出を振り返り、復興への願いを込めて、たくさんの人が蝋燭に灯りをともす行事です。東日本大震災の被災者の方々にも思いを寄せられたらと思いますので、ぜひお越しください。
日時:2012年1月17日(火)15:00~20:30
場所:JR・地下鉄 新長田駅 南側広場

※現在ボランティアを募集しています。
17日(火)に蝋燭の灯篭の準備に人手が多く必要になります。当日10時からボランティアの受付をします。手伝ってくれる方はベトナム料理フォーがお昼ごはんで食べられるよ!!
詳細はFMわぃわぃ事務局(e-mail: yy778@tcc117.org)まで問い合わせて下さい。

②被災地(新長田)から被災地(東北)へ、作詞家・松本一起さんのオリジナル応援歌「帰り道の途中」にのせて、東日本の被災地や全国に向けて発信します。その「帰り道の途中」発表コンサートが開催されます。

開催日:2012年1月17日(火)
場所:“灯そう「希望の灯り」ながた”会場
詳細は「わたしたちの頑張りを東日本に届けよう!」新長田音楽プロジェクト実行委員会 事務局まで。
TEL: 078-642-1120
FAX: 078-646-3007
Eメール: 117@shinnagata-stm.com

★水曜日のおすすめ
フリーライターの小柴貴郎さんに来ていただき、2012年の「まちイキ水曜日」の抱負を語りました。
① NPO法人になり、より地域の人や、一般の方、FMわぃわぃに賛同される方に来ていただき、ラジオは聞くものではなく、参加するものであるというコミュニティ放送局としての目的と役割を果たしたい。
② 他の番組に出演したり、出演してもらったりと交流を深めたい。
③ 1年間ゲストを途切れなく呼ぶ。
④ 芸能人に出演をお願いしたい。

1月に目標を立てて12月まで覚えている人はいません。4つの抱負を実現出来なくても許してね。

年末年始特別番組2011年12月31日「今年を振り返る」京都大学原子炉実験所小出裕章助教インタビュー2(アーカイブ)

12月31日大晦日の14時からの放送は、小出裕章助教のインタビュー総集編をお送りします。

4月の放送からほぼ7ヶ月、震災から8ヶ月が経とうとした10月31日、熊取にある京都大学の原子炉実験所に小出裕章助教を再びお訪ねし取材させていただきました。

小出さんの原子力発電所に対する考え方は、まったくぶれず、「何回インタビューされても同じ答えしかできません」ということではありました。しかし4月に小出さんが断言された、「きっと日本政府は福島の農作物、海産物に出荷規制をかけるでしょう。それは福島の農業、漁業を崩壊させることなのです」という不吉な判断は、8ヶ月という時間の経過から現実のものとなりました。
つまり小出さんが原子力に反対する根本的理由「自分がいやなことは弱い立場の人に押し付ける」それが実際に大規模に行われている現実に、以下の4つの質問をたずさえて、お伺いさせていただきました。

  • 1)福島第一原子炉の瓦礫処理についてどうかんがえてられるのか?
  • 2)ホットスポットが、東京を中心としてマスメディアの中で大きな話題になっているが、そのことに関してはいかが考えていらっしゃるか?
  • 3)神戸で出会った福島県いわき高校の高校生たちからの質問、そして神戸で福島から疎開して生活している子どもたちから貰った質問への答え
  • 4)41年間原子力発電所の廃絶を孤軍奮闘で唱えてこられた小出さんの活動に、今回の震災でいろんな人々がこの問題に気づき、今後の展開に小出さんとしては希望が持てるようになったか?

毎回真摯に、そして分かり易く的確に話される小出さんのお話を是非お聞きいただき、あなたも「希望の持てる未来社会」を創るため、ぜひ仲間となっていただきたくお願い申し上げます。

年末年始特別番組2011年12月31日「京都大学原子炉実験所小出裕章助教インタビュー1」(アーカイブ)

2011年12月31日土曜日12時からは、4月23日土曜日放送した京都大学の泉佐野熊取の原子炉実験所での小出裕章助教のインタビューをお送りします。
このインタビューは、日本に生活する言語的バリアーの有る外国人にも、原子力の基礎知識を知ってもらうことが目的。
このことを小出先生にもご理解いただき、わかりやすい日本語で解説していただきました。

原子力発電所は、福島にのみあるのではありません。
日本中に54基の原子力発電所があり、それは大消費地域にあるのではなく、消費地から遠く離れた過疎の地域に建設されているという現実を知らなくてはならないとおっしゃいました。
FMわぃわぃのある神戸も原子力発電所はなく、しかし原子力産業で経済的恩恵を受けている地域であります。
小出先生が40年間の長きに渡り、「原子力」の専門家でありながら、反対されてきた根本の理由としてあげられたのは、次のことでした。

「自分だけはよくて危険は人に押し付ける。その社会構造が許せなかったから。」と。

今回の私達の取材は、「原子力における悪者」を探り出し、そこに全責任を負わすために行ったのではありません。
震災、そして津波、、、その後にマスメディアで知った「原子力発電所の事故」
それはいままでの災害からは受けたことのない、底知れない恐ろしさを私たちに与えました。
『とうとうここまできたか』と私自身思ったのは確かです。
つまりみんな薄々その不気味な感覚、天をも恐れぬ、、という人間の貪欲さに危機感を感じていたのではないでしょうか。

自然災害の脅威だけでなく、人間の便利・快適追求のために造ったものが、さまざまな人々を苦しめているこの現状を、どのように乗り越えてゆくべきか、その道筋を求めるため、自分たちにも確信のできる方からのインタビューを放送するため、「小出裕章」という方の名前があがりました。私たちの仲間が信じる人でした。

今を生きる私達一人ひとりが、今一度社会の成り立ちやその在りよう、そして自分の立ち居地、足跡を、真摯に見据え、覚悟をもって前進するための一助としたいと願って行動しました。
この前進の先には、次代を生きる子ども達に「誇りをもって受け継げる世界」を必ず創らなくてはならないと考えています。
一人一人が自分のできる形で、形にしていけるよう、FMわぃわぃはあなたの声になり、耳になります。

続きを読む 年末年始特別番組2011年12月31日「京都大学原子炉実験所小出裕章助教インタビュー1」(アーカイブ)

年末年始特別番組2012年1月3日「溝江玲子新年特別番組~ポナペ島の海は青く~

溝江さんと西さん

2012年1月3日火曜日12時から14時までは、例年通り溝江玲子さん企画の新年特別番組です。今年は児童文学のお仲間、西良倫(にしよしのり)さんをゲストに、遊絲社~出版された「ポナペ島の海は青く」について、語ります。

絵本 ポナペ島の海は青く


*ポナペ島の海は青く~あの星は、遥かふるさとの空にも~
北村うた子 作・絵:お父さんは日本人、お母さんはポナペ島の人。第二次世界大戦のさなか生まれ、戦争に翻弄され、戦後日本にやってきたヤシオくんの物語。
*ポナペ島
ポナペ島は、西太平洋上の赤道近くに浮かぶ島です。ミクロネシア連邦の首都のあるミクロネシア連邦最大の島であり、海洋性熱帯気候の多雨地域で自然たっぷりの島です。この島の名前として呼んでいるポナペはドイツ時代から日本統治時代までの名称で、アメリカ統治以降、独立国家になり現在ではポンペイ島と呼び名が変わっています。

小出裕章 原発と憲法9条

「小出裕章 原発と憲法9条」が遊絲社より1月20日出版されます!
目次より
■「原爆・原発と憲法9条」
■「私が原子力に反対する根本的な理由」
  4/13「FMわぃわぃ」インタビューより
■「どんな苦しい事実であっても」
  10/31「FMわぃわぃ」インタビューより

年末年始特別番組2011年1月2日 12:00~ 「今年もやります!新春 苦笑い」

今年もやります!もう7回目になる「新春苦笑い」。

まちはイキイキきらめきタイム水曜日レギュラーと準レギュラーが集合。
それぞれ持ち寄った「お宝レコード、CD、etc」。

どんな曲をかけるのって?

「大手放送局ではとてもかかりそうにない珠玉の名作の数々。
思わず笑ってしまうものの、その笑顔はちょっと歪んでいる─」

とでもいいましょうか。
百聞は一見に然ず。
まぁ一度聴いてみてください。

今年はあの芸能人の方と電話中継のコーナーを設けました。
ますますスケールアップした「新春苦笑い」。

ご期待ください!

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。