2月のYYJournalは、大阪大学人間科学部共生学系の学生たちが実際に自分たちの体験したことを、文字に直し、それをそれぞれが発表することで、問題とするべき点、より良くしていく点を拾い出し、次はFMYYの番組として言葉に変換しました。その工程の中で「何を自分たちは手に入れたのか?」「何を社会に伝えるべきなのか?」をもう一度確認する機会としました。またそれを音声として自分たちもインターネットを通じて聴くことで、再度自分たちの学びを真摯に見つめなおすという学習の一環として製作いたしました。
私たちは大阪大学人間科学部共生学系の二回生です。
今回は私たちが外国にルーツを持つ子供について学んだことをお話しします。
私たちの学系では「日本と世界」をテーマに実験実習を行いました。
その中でも外国にルーツを持つ子供に焦点を当て、子供の支援団体及びコリアタウンを訪問し、子供たちの置かれている状況を知り、自分たちにできることを模索してきました。
その過程で縁あってFMYYさんの協力のもと、学んだことの発信による還元をさせていただくことになりました。
前半の「大阪朝鮮第4初級学校とおおさかこども多文化センター」については、訪問した大阪朝鮮第4初級学校とおおさかこども多文化センターを比較し、異なる文化の中で生活する子供たちに焦点を当てて話させていただきました。大阪朝鮮第4初級学校では実際の子供たちの様子を垣間見る中で、私たちが持っていたイメージとの違いも感じ、多文化共生とは何かについて考えさせられたことについても話の中で触れています。
後半の「Minamiこども教室ととよなか国際交流センター」については、訪問したMinamiこども教室ととよなか国際交流センターを比較し、両施設の在り方の違いや求められているボランティアの違いを感じました。誰でもなれるように思われるボランティアの立ち位置に焦点を当てながら、外国にルーツを持つ子供たちへの支援の在り方について話させていただきました。
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今回の発信を通して、少しでも多くの方に子供と支援団体の実情について知っていただき、支援団体の支援に少しでも役立てればと思っています。
飯島 悠太/大川 和愛/横山 琴乃/竹田 奈央/中根 竜平/
池ヶ谷 怜南/岡田 将英/山内 雄斗/山本 果歩