これまで説明した寄贈プログラムの内容、イーパーツとの覚書、送料負担の内容に同意して頂いた方は下記の申込項目を記述のうえ、メールもしくは郵送でひょうごんテックまで申請書類を請求して下さい。
その後届きます受付確認メールに記載されているURLから、申請書類をダウンロードし、必要事項をご記入の上、その他必要資料とともに、事務局まで郵送かメールにて申請書類をご提出いただきます。
必要な申請書類を事務局にて受理した時点で正式な申請受付とします。
これまで説明した寄贈プログラムの内容、イーパーツとの覚書、送料負担の内容に同意して頂いた方は下記の申込項目を記述のうえ、メールもしくは郵送でひょうごんテックまで申請書類を請求して下さい。
その後届きます受付確認メールに記載されているURLから、申請書類をダウンロードし、必要事項をご記入の上、その他必要資料とともに、事務局まで郵送かメールにて申請書類をご提出いただきます。
必要な申請書類を事務局にて受理した時点で正式な申請受付とします。
ひょうごんテックは、ひょうご市民活動協議会(HYOGON)に設けられた技術支援ワーキンググループとして2003年6月に誕生しました。HYOGONは兵庫県内のNPO団体のネットワーク組織であり、ひょうごんテックは、HYOGONに加盟する団体のIT担当者らが中心になって、情報交換や勉強会などを行なってきました。
その後、2004年4月から(財)木口ひょうご地域振興財団の助成を受け、同年6月HYOGONから独立し、NPO団体に対してICT(情報通信技術)支援を行なう団体として新たなスタートを切ることになりました。
兵庫県を中心とした市民活動団体に対して、人材育成を中心軸に据えたICT(情報通信技術)支援を適切に行うことにより、市民活動団体の運営力強化や活動の可能性拡大及び、市民活動のネットワーク作り等を目指します。更にICTの発達に伴う様々な課題を解決するための活動にも取り組み、ひいては豊かな市民社会の実現に寄与することを目的とします。
注)
・「人材育成を中心軸に据えたICT支援」とは、モノや技術を与えるだけでなく、それを使いこなせるように人材育成をすることにより、団体の自立に寄与することです。
・「運営力強化」とはICTを用いた事務作業の効率化や広報力の強化により、コストの削減や事業の効率性が高まること。
・「活動の可能性拡大」とはICTを用いて新たな活動手法を展開したり、新たなコミュニケーションが生まれること。
・「ICTの発達に伴う様々な課題」とは、Webのアクセシビリティが低いために、障害を持つ者が自由に情報を取れないことなどがあげられます。
A メンテナンス事業
団体がパソコンやインターネットなどのICTを使いこなせるようになるための人材育成の視点をもって、パソコンのトラブル解決や機器の設定等のメンテナンス事業を行います。(その都度関わるタイプと一定期間契約を結びタイプの2種類のサービスを展開します)
B リユースパソコン提供事業
リユースパソコンを提供しているイーパーツと連携してリユースパソコンを市民団体へ提供します。
C 各種講座事業
コンピュータ、インターネットなどICTの活用に関するさまざまな講座を実施します。
(初級コンピュータ講座、ホームページ作成講座、webアクセシビリティに関する講座、ICTを活用したNPO運営のための実務講座、市民活動とICTの関わりに関する講座等)
D 専門コンサルティング
市民活動団体に対してICT(情報通信技術)に関するコンサルティングを行ないます。
(ネットワークやデータベースの構築及びこれらを活用した新規事業の立案等)
E 事業委託
市民活動団体からホームページやデータベースの制作等を受託します。
F 講師派遣事業
依頼があれば、市民活動とICTに関するテーマでひょうごんテックのメンバーが講演を行います。
G アクセシビリティ事業
アクセシビリティとは、「さまざまな立場の人が技術や情報にアクセスできること」という意味です。特に高齢者や目の見えないなどの障害を持つ人もアクセスできるホームページを構築していきます。
H 技術支援ネットワーク構築事業
NPO団体のコンピュータ・インターネットなどのICTの活用支援に関するネットワーク作りを行ないます。定期的に会に関心のある人が集まる全体会を開催したり、メーリングリストを活用して進めます。
I ICTに関する調査 ・研究事業
市民活動団体のICTに関する問題や現状を把握するため、各事業の実施で得られた情報を整理・分析します。また、必要に応じて外部機関からの調査依頼も受託します。
近年、市民活動を行うとき、パソコンやインターネットを使う場面が増えてきました。そしてパソコンやインターネットが「動かない・繋がらない」ことが原因で、活動に影響が出て困っているという悩みも多くの場所で聞くようになりました。
私たちは多くの市民活動団体が抱えるこのような悩みを何とかしたいという思いから、市民活動を行っている人々が情報通信技術(ICT)の側面で助け合うネットワークを少しづつ育ててきました。その活動を深め力強いものにするために、私たちは市民活動団体のためのICT支援団体設立を思い立ちました。
私たちは団体の内外でまた市民活動を支える人々がICTをよりよく活用できるよう、人の育成を活動の中心に据えます。市民活動にかかる人々が、この有用な道具を適切に利用することは、それぞれの団体の活動を、そして私たちがいま住んでいる市民社会を力づけるものになると信じます。また、一方的に支援をするのではなく、お互い助け合うことを目指した人のネットワークを深めていきます。
この10年のICTの普及はめざましいものです。震災を経験したこの神戸・兵庫の地の市民活動団体にとっても、パソコン・インターネットは一部の人が使う特殊なものから、使えないと支障が生まれる重要な”道具”と変化してきました。
Web や電子メールを活用することで、団体の活動が飛躍的に広まったという例も、今やめずらしいことではありません。
その一方で、さまざまな社会問題も生まれてきています。急激に進化するパソコンのかたわらでまだ使える古いコンピュータが捨てられること、コンピュータウィルスの被害が爆発的に増加していること、インターネットを使えない人が社会的不利益を被ること、そしてネットを介したプライバシーの侵害など……。今の情報社会が持つさまざまな問題(デジタルデバイド=ITを使える人と使えない人の間にある格差、アクセシビリティの欠如=さまざまな立場の人が技術や情報にアクセスできないこと)が現れてきています。私たちの活動は、このような大きな問題を少しづつ解決していくことにも繋がっていくと信じます。
2003年6月に設立されたひょうご市民活動協議会の技術支援ワーキンググループのメンバーを母体に、また1999年以来、神戸の地でコンピュータ技術支援を行ってきたツール・ド・コミュニケーションのノウハウを引き継ぎ、そして多くの市民活動に関わりを持つ人々の期待を背景に、今ここにひょうごんテックの設立を決意します。
市民のみなさまの幅広いご参加とご支援をお願いいたします。
2004年6月5日
ひょうごんテック設立総会参加者一同
第1章 総則
(名称)
第1条 この団体は、ひょうごんテックといい、副称をひょうごNPO情報通信技術支援ネットワーク、英名をHYOGO NPO Information and Communication Technology Empowerment Networkとする。
(事務所)
第2条 この団体は、事務所を兵庫県神戸市内に置く。
第2章 目的及び事業
(目的)
第3条 この団体は兵庫県を中心とした市民活動団体に対して、人材育成を中心軸に据えたICT(情報通信技術)支援を適切に行うことにより、市民活動団体の運営力強化や活動の可能性拡大及び、市民活動のネットワーク作り等を目指す。更にICTの発達に伴う様々な課題を解決するための活動にも取り組み、ひいては豊かな市民社会の実現に寄与することを目的とする。