8月11日土曜日、山の日の祝日にも関わらず、本日も「ワンコイン番組」の参加者は満載です。
まず相楽園で今年も開催の「にわのあかり」実行委員会からお越しくださった圓丸さんと山下さん。
次に舞台「チョコレートケイキ」の紹介で、お越しくださった久子さん。
全盲の視覚障がい者である蔀さん。
ミキサーは金さん、神戸学院大学のインターンで来ている川根と西は、スイッチャーは川根が担当。レポートは西が担当しています。
はじめのお話は圓丸さんによる「にわのあかり2018」の紹介です。
久子さんからは舞台「チョコレートケイキ」のご紹介。
最後に蔀さんのお話では特に駅での出来事をお聞きました。
「にわのあかり2018」というイベントが神戸の相楽園で開かれる予定だそうです。コンセプトは「光と闇を相楽しむ」と相楽園と相楽しむが掛けられているのかなと思いとても良いコンセプトだと思いました。
森の奥深いところにロウソクを置いていたり、ライトアップされた和傘があったりと、現代で言う「インスタ映え」のスポットがたくさんあるそうです。
山下さんからはガムランやワヤンクリという影絵芝居のご紹介をしていただきました。ワヤンとは人形、クリはスクリーンを意味しているそうです。インドネシアの伝統芸能で屋外で観れることは滅多にないそうで自然とのコラボレーションが観れることがとても面白いとのこと。
人形が雨に弱いため雨天中止になるそうなので是非とも当日は天気に恵まれるといいなとおもいます。
見頃は日が陰った後午後6時からだそうです。
場所は、神戸市立相楽園で、開催日は8/25(土) 8/26(日)でワヤンクリをするのは25日だけなので是非この機会に足を運んでください。浴衣を着てきた方は入園料が無料、それでなくても大人は300円、小、中学生は150円ととてもリーズナブルなので是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
次に久子さんからは舞台「チョコレートケイキ」のご紹介がありました。神戸は「芸術の街」と言われているほど芸術が栄えている街ではありますが、その芸術を活性化させたいという思いで行なっているそうです。この舞台「チョコレートケイキ」は台本もセリフもなく「ノンバーバル(非言語)」でみなさん演じているらしくとても斬新な舞台だと思いました。だからこそ人の感情というものがもろに伝わってくるのではないかと思いました。
70分100席というキャパの中、ほんとに近くでその圧を感じられる舞台になると思います。
初日のチケットは完売しているそうですがそのほかの日程のチケットは若干数残っているみたいなので興味のある方は是非是非とも足を運んでみてはいかがでしょうか。場所は神戸三宮シアター・エートーで8/17(金)~19(日)までだそうです。
最後に蔀さんのお話では特に駅での出来事をお聞きました。
最近ではホームドアというものが徐々に設置され始めてはいるもののまだまだ追いついていないという状況です。視覚障害者の方からすれば点字ブロックはとても大切なもので、目の見える私たちにはわからないその重要性を教えてくださいました。
蔀さんが実際に体験したお話では、駅についてホームへ降りようとしたところ、お年寄りの団体さんが我先にと言わんばかりに乗ってきて蔀さんの大切な白杖にあたり、とても危険な状況になったそうです。
元々のルールとして降りる人が優先と決まっているのにもかかわらず、自分のことを優先してしまったことが原因でそのようなことが起こってしまったのだと思いました。
ふつうにルールは守り、ちょっとした思いやりさえあればこのようなことにはならなかったと思います。
これから私は周りをきちんと見て、気を配り、人と、地球と共存して行く社会が早く実現すれば良いと思いました。そのために一人一人が気遣うことができればいいのではないかと考えました。
それではインターンからのコメントです。
【西】
今日は本当に盛りだくさんお話があり、芸術から福祉までさまざまでしたが、たくさん学べることがありました。
神戸にずっと住んでいますが相楽園という場所を知らなかったことがとても恥ずかしいです。
蔀さんのお話ではユニバーサルデザインとは言えど、それを作ってる人たちは目が見えているので本当に見えない人のことはわからないと言っていましたがほんとにそうだなと思いました。もっとユニバーサルデザインを作るときは実際に目の見えない人にこういうところが困っているなど聞くべきだと強く思いました。
【川根】
スイッチャーをして、1番が映らないというトラブルもありましたが、問題なく進行できてよかったです。しかし、話を聞き込んでしまうと、画面を変え忘れてしまうこともあったので、集中しないといけないと思いました。