今日の13時からのゲストは「トメ」こと辺境言語ミランダ語などの研究で知られる「寺尾智史(てらお・さとし)さん」


寺尾智史ん(てらお・さとし)

今回のゲストは寺尾智史(てらお・さとし)さん。ポルトガルに10年、ブラジルにも1年住んでいたというポルトガル語、スペイン語を操る言語の達人です。また言語調査のために、世界のいろんな国々を訪ねる旅人でもあります。今回はボリビアのサンタクルスでの調査研究について、そこでのマイノリティ言語といわれる言葉についての考察を話していただきました。その中で見えてきたこと、それは「日本の今」について考えは及んでいきました。本日夜の「KOBEながたスクランブル」の再放送は9時から、そしてこのコーナーの再放送は10時からです。ぜひじっくりとお聞きください。
**言葉の成り立ちを考えたとき、言葉はコミュニティ(村・部落)につき、一つずつであるのが、当たり前であった。それが西洋諸国の思想・主義の台頭により、国という概念が生まれ、その思想・主義を広めるために西洋の言葉が、世界を席巻するようになったという「目から鱗」のお話が非常に新鮮でした。一曲目はケチュワ語の「ララバイ=子守唄」が流れました。
**現在では、ボリビア、ペルー、エクアドル、チリ北部、コロンビア南部など、主に南米大陸各国で1300万人が使用している。ボリビアとペルーでは公用語の一つになっている。過去にはインカ帝国において公用語であった。Wikipediaより
ケチュア語から日本に入った外来語→ジャーキー・アルパカ・インカ(皇帝)・ガウチョ(牧童)・コンドル・ピューマ・マテ

サンタクルズ

ボリビアでの絵葉書、サンタクルスの市街地写真(右)、コンセプシオンのまち(2枚の写真)

ボリビア・コンセプシオン

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