本日の「KOBEながたスクランブル」の放送は、被災地宮城県気仙沼と岩手県遠野と宮古、盛岡でのインタビューをお送りします。


≪パート4≫KOBEスクランブル交差点

宮古災害FM

宮古市にできた【みやこさいがいエフエム/みやこたろうさいがいエフエム】岩手県宮古市宮町「陸中ビル」3階より放送中。周波数:77.4MHz 出力:20W。陸中ビルから見える橋=出会い橋というそうだが、そこをUSTしています。

宮古FMにてFM守口吉岡さん

その【みやこさいがいエフエム/みやこたろうさいがいエフエム】でスタッフの方をお話をしていると、なんと大阪府守口にあるFM守口=FM-HANAKOのスタッフ吉岡さんがやってきました。コミュニティ放送局同士いろんな支援をしていることを実感するひと時でした。

岩手県立大学学生ボランティアセンター

26日の宿泊は盛岡市内。そこで以前からお付き合いの有る岩手県立大学福祉社会学部の山本克彦さんの率いる「学生ボランティアセンター」を翌日訪問しました。

岩手県立大学学生ボランティアセンター副代表阿部美智子さん

2011年3月初の海外ボランティアに出かけたのが、フィリピンでの井戸掘り。そのさなかの3月11日に大震災が起こり、大学は自家発電で明かりはつきましたが、地域は停電で、情報収集ができず、フィリピンから震災情報を反対に送ったそうです。この部分の聞き手は、大阪大学津田守先生が副代表の安部美智子さんにインタビューしました。
地域にはたくさんのフィリピンからの女性達が結婚でやってきているということもあり、フィリピンからの情報発信は最近のITの発達から生まれた産物です。

岩手県立大学学生ボランティアセンター代表早川陽さん

地域の避難所となった大学での活動、そして沿岸部での支援活動など学生ボランティアセンターの日ごろの地域での福祉活動と重ね合わせて大きな力を発揮しました。この部分は4月からの代表早川陽さんが答えました。

岩手県立大学社会福祉学部山本克彦准教授

これらの経験と2004年新潟地震、2007年中越沖地震のときに岩手県立大の学生達が現地入りしたことは、学生にとっても大きなことであったことと重ね合わせ、いわてGINGA-NETプロジェクトが立ち上がりました。岩手までのバスの送迎と支援先とそして岩手県南部沿岸地域にアクセスのよい住田町に宿泊拠点を設置、夏休みの学生達の受け入れを、学生が行うとう画期的な仕組みです。 これらについて山本克彦先生にお話を聞きました。