2010年7月17日土曜日12時からの「KOBEながたスクランブル」のゲストコーナー「KOBEスクランブル交差点」に在日コリアン青年連合KEYの事務局長姜晃範さんをお招きして、この夏の日韓併合100年の記念事業をご紹介いただきました。
姜晃範さんの強い思いのこもったお話の中で、強く心に響いたのは、『在日の長い歴史の中で、これからの日本での自分達の活動は、民族運動という狭義の中での活動にとどまらず、この社会をより良いものにしてゆく社会変革の活動である』ということでした。21世紀の在日は、この日本という社会の変革を、東アジアへと広げてゆく担い手となるという決意が感じ取れいました。
***KEYホームページより
私たち在日コリアン青年連合(KEY)は、「在日コリアン青年が集い学びあう場」であり、かつ「在日コリアン青年が運営するNGO」です。
私たちが目指すことは三つです。
★一つ目は、多くの在日コリアン青年が集い、様々な学びを通じて、コリアンという自己のルーツを肯定しながら、自尊感情あふれる豊かな人間として生きていくことです。
★二つ目は、日本と朝鮮半島の人々の相互理解と信頼を深める架け橋となりながら、この地域において豊かな文化を創造していく主人公として、在日コリアン青年だからこそ伝えられるメッセージを世の中に発信することです。
★三つ目は、今を生きる青年として、歴史と現在をたえず見つめながら、様々な社会的課題を解決することを通じて、在日コリアン社会、朝鮮半島と日本、そしてアジアや世界の人権と平和に貢献することです。
これらの目標を達成するために、私たちは「在日に根ざし、祖国に参加し、世界に連なる」という理念を掲げ、様々な活動を行っています。これらの活動を通じて、在日コリアン青年一人一人が持つ無限の可能性を現実のものとして花咲かせ、在日コリアン青年がより自由に、大胆に、そして創造的に活躍できる空間を提供し続けること-それが私たちのミッション=存在理由です。
※ 団体名称変更に際する発表文 [2003年3月]