神戸の企業慧通信技術工業株式会社の粟田隆央さんが語る新しいエネルギー理念における未来予想図


粟田隆央さん慧通信技術工業株式会社

2011年5月7日土曜日13時からの「KOBEスクランブル交差点」のご出演は、慧通信技術工業株式会社の粟田隆央さん。
3月5日に祝島に中国電力の原子力発電所建設の工事が強行されるということで、ご出演いただき、祝島とも中継を行いました。
その後東北地方太平洋沖大地震が起こり、津波の恐怖の後には、なんと原子力発電所の水素爆発そしてその後のさまざまな目に見えない恐怖に日本中はもとより世界中がさらされています。
その中で、これからの100年先の子ども達孫達の未来世界を守るため、私達は何をなすべきかを、粟田さん自身の思いを重ねて語っていただきました。
☆祝島では、東日本大震災被災児童等の受入れを行っています。
現在2家族(福島・東京)が疎開されています。


1. 受入れ趣旨
今回の東日本大震災で被災された地域住民は、過酷な条件下での避難所生活を余儀なくされている。
大人でも耐えしのぐことが困難な長期の避難所生活は、児童や高齢者にとってとりわけ厳しいものとなっているだろう。
被災地の復興にとって被災児童の物心両面への早急なケアが不可欠、緊要だということを、15年前の阪神大震災被災者も強く指摘している。
農水産業を生業とする離島祝島の島民が在島のままでもできる被災地の復興支援として、このたび少人数ながら児童や保護者を受け入れることを島民集会で決定した。
また、祝島だけでなく今回被災を免れた温暖地域の他の離島や中山間地域が小規模ではあっても受入れる動きが広がることを期待する。 今回の大震災の困難を全国で共有することで、被災地で復興に取り組む地域住民の孤立感を少しでも埋めることにつながるなら幸いである。

2.受入れ準備体制
(1)島内の準備体制
  自治会長・次期会長 ・・・・・・・・・・・・・・ 統括、住宅選定
  祝島選出町議(2名) ・・・・・・・・・・・・ 役場など行政折衝
  島民の会代表 ・・・・・・・・・・・・・・ その他諸団体との渉外
  祝島婦人会長 ・・・・・・・・・・・・・・・ 受入れ後の世話対策
  祝島診療所長 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 保健衛生対策
  祝島小PTA会長  ・・・・・・・・・・・・・・ 地元保護者代表
       氏 本 ・・・・・・・・受入れ組織事務局・内部連絡調整
  以下の二者は受入れが実働しはじめた時点で参画
   地元教育委員 ・・・・・・・・・・ 児童の教育問題(町教委折衝)
   地元小学校長 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  同上
(2) 上関町との連携
  町役場と意志疎通、情報共有を図りながら受入れを進めることで合意

3.受入れ対象地区及び対象者
   小学生児童及び付き添い保護者を想定するが、被災者や被災自治体の意向を尊重して決める。
4.受け入れ規模(人数)
   概ね児童・保護者合わせて5~10名程度

5.滞在住宅の選定
   島内の空家活用を想定し、受入れ被災者の意向も踏まえて分宿か合宿かなどの生活方式を決める。

6.受入れ費用財源
   負担については自治会などと協議するが、極力島民からの食材や寝具など現物拠出で対応し、費用負担を軽減する。
   移動交通費については、関係業界に協力を要請する。

7.被災地との受入れ者選定の折衝
   全国離島協議会、町村会などのコネクションを活用して早急に折衝を進める。
   また、同様の取組みを始めている他市町村や地区とも連絡、協調しながら進める。

8.その他
   本件に関しての連絡、問い合わせは 氏本長一 にお願いします。
  携帯電話 090-1645-5556