12月10日のワンコイン番組レポート


わぃわぃでインターン中の学生からの、ワンコイン番組レポートです。明日からの再放送と合わせて、ぜひご一読ください。

写真:ワンコインのスタジオ内の風景

今日のFMわぃわぃのワンコイン番組は、FMわぃわぃの大川さんとだるま森さんえりこさんお二方と大坪さんの四人のワンコイン番組でした。

だるま森さんえりこさんはFMわぃわぃのインターネットラジオ放送を毎週19時45分から20時までの番組をされている方達で、だるま森さんは普段は総合工作芸術家として活動されている方でした。だるま森さん自身は長田で生まれ育ったが、その後関東へ、しかし3.11の震災の後長田に帰り、個展を開いたり賞を取ったりと活躍されている方で、総合工作の方はギターなどの楽器や手作り絵本など何から何まで手作りで、自身の楽曲も手掛けたりなど多彩な方だという印象を受けました。だるま森さんえりこさんで歌っている「アフター3,11のこどもたち」というタイトルの歌は二人で歌っているのがとても素敵だと思いました。

大坪さんは大学の理工学部の准教授をしていられる方で、昔からこのたかとりコミュニティセンターとはかかわりがあるという話を、大川さんの話を通して聞きました。たかとりコミュニティセンターのすこし北にある大黒公園では毎年夏まつりが開催され、ゲームのひとつとして提供したスピードメーターも大坪さんたちが作られたものだったそうです。夏祭りにくるこどもたちを思い、楽しめたらという想いでスピードメーターを作ったというお話しでした。

工学系の大坪さんと、総合工作芸術家としての活動は60年しているというだるま森さん。どちらも昔から今の仕事につながることをしていたという話で、だるま森さんと大坪さんの共感するところが面白かったです。特に大坪さんは新作のゲーム機を買ったそばから分解したというエピソードと、だるま森さんのギターをたくさん壊してしているというエピソードから、得る物があるなら、分解も破壊も同義になるというのはとても深いなと考えていました。

1コイン番組を通しての感想は、皆さんラジオに慣れているなという印象です。えりこさんは特に慣れている感じで、だるま森さんを喋らせない程のトークは面白く、お二人は普段15分の番組を担当しているので、1時間のラジオはとても活き活きとしていました。今までのワンコイン番組は色々な問題を話し合うようなラジオで色々考えさせられましたが、今回のワンコインは素直で個性のある方達の放送でまた違った楽しさがありました。

濱本 京佑