2018年12月1日ワンコイン番組~この時期はやはり1月17日が話題に上がります!


年の暮れになると再生のロウソクでつくる、「1.17KOBEに灯りをinながた」の話題がFMYYではそこここに出てきます。神戸・長田では1月17日を超えると初めて新年です。
12月1日2018年最後のカレンダーの月となりました。

参加は朴明子さん、今ちゃんこと今井正さん、そして東京新聞の中澤佳子さん、司会進行とスイッチャーは金千秋です。

写真は30日の地域小学校でのロウソクつくりボランティアのみなさんが再生のロウ制作中のショットです。
なんと今ちゃんのお話「ブルーシートは働き者」大阪北部地震のまだまだ震災の傷跡いえない屋根のブルーシートの話から「1.17KOBEに灯りをinながた」会場のろうそく行事には欠かせないブルーシートの話になりました。
これはロウソクのロウが会場にこぼれないようにの養生のためです。終わったとは前よりの美しく!という精神!他人(ヒト)のことを思いやるという意味合いもあります。
【朴明子さんの在日朝鮮人として生きる】のお話はご本人のレポートをじっくり読んでください。

●大阪と名古屋での同窓会総会~学歴、勉学、気がつかない差別、そして在日を生きるということ!

■この秋、何十年も昔に卒業した大阪の医科大学付属看護学校の同窓会総会が、4年ぶりにあった。190人もの参加があったがさすがに同世代の人は少ない。卒業後数年勤めた大学付属病院をやめる時に「朝鮮人ばかりの病院が出来ました。朝鮮人である私はそこで働くべきだと思います・・・」などと書いた退職願を書いたのは20代後半。
それを総婦長室に提出に行った時、あなたが入学する時、(朝鮮人だから)いじめられたりしたら可哀想やなと言うてたんよ、と思いがけない話を聞かされた。
それは朝鮮人がいじめられるのは珍しくないという事に他ならない。

■この秋、もう一つの同窓会は名古屋だった。私は大阪に住んでいたが結婚して愛知県に行ったのだ。結婚後、県下の通信制の高校に行き、1年生の時に、弁論大会の様な生活体験発表会にクラスで推され、更に学校の代表で東京の大会まで行った。朝鮮(人)の事を書いた内容をクラスの人達が選んでくれたのは、日本人に対する私の見方が少し変わった出来事だった。その学校を卒業して数十年、ミニ同窓会は毎年続いている。
高校卒業後は大阪の大学の通信部に入学。愛知県からスクーリングに通った。高校と大学の「文読む月日重ね」た八年間の総仕上げ卒業論文は、日本社会が本名で生きていけるようになるべきだとの思いで「通名」について書いた。

■敢えて通名を名乗る事がある。私を日本人だと思っている日本人の本音が分かるからだ。
朝鮮人だというと「日本人みたい―」。
当然のように「でも帰化してるんでしょう?」。
日本で生まれ育ったと言っているのに「日本語上手ね」。
北も南もわが祖国と思っている私は、朝鮮人ですと言っても「韓国の人ですか?」などなど。
自分が差別的発言をしていると気づかない人は多くいるのでありますぅ。パク・ミョンジャ記