今日は7月27日カトリックたかとり教会1階にオープンした母語センターについて、そして21日の参議院選挙について北海道を神戸を結んで話します。
今日の参加者は、神戸学院大学3年笹山晴輝、山本高之、2年池淵花菜子、ミキサーは平野由美子、スイッチャーは金千秋。そして北海道札幌から、宮川清・信子夫妻に電話で参加いただきました。
最初はカトリックたかとり教会の1階(正面入り口のガラス張りのロビー)に開設された母語教室(ベトナム語とスペイン語)の開所式について。
このことを喜ぶと共に、日本には古くからの母語教室、学校~当事者たちの血と汗で創られた母語の保持のための活動・運動があったことは忘れてはなりません。そのことがあってやっと新渡日の人々についての母語保持の重要性が認められ、今回はここ「たかとり」におけるベトナム語とスペイン語、そして旧移住センターのポルトガル語と、3つの言語のみですが、公的資金が投入されました。その前までの先達の定住外国人、ひいてはアイヌの言葉、琉球の言葉、島の言葉の存在を深く心にとめておくことは、必要だとFMYYは考えています。
参加学生の感想はこの後に掲載しています。
■神戸学院大学法学部3年 笹山 晴揮
私は今回の放送で選挙に参加することの大切さ、政治に興味を持つことの重要性を知ることができました。NHKが誤訳をしていたことを知って、とても驚いたからです。選挙は私たちの生活に密接に関わっているのに選挙権を行使しないのはとてももったいないことだと感じました。次に選挙がある時は必ず投票に行こうと思います。FMわいわいのインターシップでは、自分が社会に貢献するための方法をつかみたいと思っています。
■神戸学院大学現代社会学部2年 池淵花華子
本日は、カトリックたかとり母語センターと21日に行われた選挙についてお話をさせて頂きました。
まず、母語センターですが、本日オープンという非常にタイミングの良いときにラジオに参加させて頂くことができ、とても嬉しかったです。 帰りに少し拝見致しましたが、とても賑やかで色んな国の方が足を運んでいらっしゃったので凄くホッコリした気持ちになりました。FMわいわい(事務局注:たかとりコミュニティセンタ-)は地域に住む外国の方々の憩いの場であると感じました。
次に選挙についてお話をさせて頂きましたが、笹山さんや山本さん、さらに宮川夫妻のお話を聞いて、選挙について考えさせられました。 山本さんや宮川信子さんがおっしゃったように、せっかく国を変える1票を一人一人が持っているのだから使わなければ勿体ない、権利を使うべきであるという意見がなるほどなと思いました。
ですが、一方で信子さんがおっしゃった興味を持つというのが、難しいと感じました。
それは、若者が国を変えていくという実感があまり感じられず、たとえ後に私たちの生活に深く関わっていくとしても、今現在どのように関わりどのような影響をもたらしているのかが明確に分からないことからであると思います。興味を持つように促されても何か理由やきっかけがないと簡単には心を動かされないと思います。
ですので、今回の選挙で話題になった「NHKから国民を守る会」などといったキャッチーなものを増やしていってはどうかと考えます。
ですが、先日のお話の通り、こちらも1度だけの情報だけでなく過去のものを振り返り、様々な情報を元に政党を見分ける力が必要不可欠であると感じました。 メディアの持つ力は自分たちが思っている以上に強力で多大な影響を及ぼすものですので、気をつけていかなければならないと思いました。