9月の1コイン番組本日も多彩!レポートはインターン学生制作です。


160903
毎週土曜日の12時からは1混番組(第5週は再放送です)
今回も多彩な方々がお集まりくださいました。スタジオはかなりレベルの高い「ご近所横丁しゃべり場」の様を呈しております。
今回の番組内容のリポート並びに感想は、5人のみなさまの後ろに控えております神戸学院大学のインターン生です。
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■神戸学院大学 現代社会学部 現代社会学科  3年生 田川 駿平前回はFMわぃわぃの1coinラジオに出演させていただいたのですが、今回は見学ということで金さんと5人のゲストの方のトークを後ろで聴かせていただきました。

トークの前半は、それぞれが初めてFMわぃわぃを訪れた感想を話し合い、その中でも今回初めてFMわぃわぃを訪れた神戸大学で地域の防災を研究している小川さんの「多くの人が集まり多くの文化が交流している」という発言から、国や文化の違いを認め合い共有している場なのだと感じました

トークの後半は、トークの中盤で流れた高校を卒業した在日コリアンの二人組が作詞作曲をした曲を聴き、その上で、朴明子さんと元昭子さんのお話を中心に在日コリアンと日本人の間にある壁や、共生をしていく為に必要なことは何なのかを話し合いました。

朴明子さんは従軍慰安婦問題で日本に連行された歴史のある朝鮮人は被害者であるのに、加害者である日本人の人たちは知ろうとしない、だから在日コリアンが伝えていくしかないというような思いがあり、また2世である自分は1世の苦悩を直接見ているから、在日3世や4世にも祖国である朝鮮のルーツを語っていかなければならないと語っていました。

元昭子さんも同様に何度も逃亡を図っていた1世の苦しみを2世3世に忘れてほしくないと語っていました。

それを聴き、和田さんは元々日本には朝鮮出身者が多く渡ってきたことを挙げルーツを辿れば先祖は変わらない事から日本人の歴史認識の甘さを指摘しました。

最後に朴さんは、日本人は自分達のことを中心に考えていることをブラジルを地球の裏側とリポートするメディアや日本が中心に書かれた世界地図を例に挙げ、日本人の視野が狭いことを指摘していました。

今回1coinラジオを見学させていただいて、在日コリアンを卒業研究に考えている身としても参考になり、また日本人として多文化共生をしていくには何をすればいいのかを改めて考えるきっかけにもなりました。

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■神戸学院大学 現代社会学部 現代社会学科  3年生永浜大地

今日はワンコインラジオに見学という形で出演しました。今回のゲストは5人の方が来ており、それぞれ、朴さん、和田さん、小川さん、今井さん、元さんが来られました。

それぞれが別の分野で活躍されている方達で様々な視点での意見がありこのような見学の機会がありいい経験になりました。この一時間の流れとしては初めに5人の方の自己紹介があり、FMYYの印象、災害、オリンピック、フルーツについて、そして慰安婦問題へという話の流れがありました。災害とオリンピックについては皆さんオリンピックより復興に力を入れるべきだという意見がありました。私は災害を経験していないのでそのような考えはなかったのですが、災害を経験している方達だからこそでる意見なのだろうかと思いました。これからニュースを見る時は様々な視点で見たいと思いました。

次に今井さんからフルーツについての話題があり日本の果物狩りについて興味を持ちました。果物狩りランキングとして1位は、イチゴ2位は、ブドウ3位はさくらんぼ4位はなし5位はリンゴだそうです。これは私も知らなかったので新しい知識が増えました。フルーツは体によく朝は金と言われているらしく朝のフルーツは良いらしく私も始めようと思いました。後半は在日問題に入りまず一世代以外は日本育ちで日本語の方が話せるという事を改めて学びました。そして、朴さんからの意見として慰安婦問題について日本の人達が知ろうとしていない、自分たちのルーツがどこにあるか忘れてほしくないという事をおっしゃっていました。元さんさんはよその国で生きていく大変さを忘れないでほしいとおっしゃっており祖父祖母の経験を語っておりました。在日の方だからこそ出る意見なのだろうと思い、直接このような意見が聞くことができ非常に貴重な経験だと実感しました。もっともっとこの事についてたくさんの人たちが知る必要なのだと思いました。

このような流れで今回のワンコインラジオは進みました。初めての経験でたくさんの話題が飛び交いついていけなかったところもありますが、学べた事もたくさんあったのいい経験になりました。