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「長田今昔ものがたり」第116話

第116話 鉄くずにみるカメラ・フィルムの変化 2018年9月29日放送

ワダカンのサラリーマン時代は、ほとんどカメラ関係の会社で過ごしました。今や写真もスマホで記録する時代。すっかりデジタル写真の時代です。アナログカメラというか、フイルムカメラの時代には日本メーカーが元気で、欧米・アジアのメーカーと国際的に協調していたのがカメラ産業です。ワダカンはコダック、ニコン、キャノン、冨士フイルムとミノルタの5社で、フイルムカメラをデジタル感覚で楽しめるAPSという新写真規格作成の事務局長をしました。1996年に発表、2006年までの寿命でした。近所に「鉄くず屋さん」があります。アナログフイルムのパトローネ(フィルムカートリッジ、カセット)は「鉄くず」となっていました。


116話 写真新規格(APS)製品

「長田今昔ものがたり」第115話

第115話 「哀愁と親しみ」(閑話休題) 2018年9月22日放送

須磨を語るとき、源平を語るとき、まず平家の物語がきて「もの悲しさ」が漂います。須磨寺は平家の菩提寺の一つで、平家一門の塚・墓・碑がたくさんあります。須磨から長田・兵庫にかけて「平家史跡」のオンパレードです。平清盛の廟所(びょうしょ)能福寺、敦盛の父の経盛の笛、忠度の腕塚・胴塚、明泉寺の知章の墓、稲荷神社に祀られた経俊、板宿に祠がある盛俊、そして、いまでもお参りがたえないケンモッさん(監物太郎)の碑などです。一方「源氏の遺跡」も、もちろんあります。河原霊社、「梶原の井」(梶原景季親子)そして、那須の与一。一度訪れて数々のエピソード楽しんで下さい。


115話 平盛俊の墓(平清盛の側近)と墓石に寄り添う五輪塔

9月のママトーーク、テーマは 「女性の働きと社会の在り方」

今月のテーマは「女性の働きと社会の在り方」です。

ママトーークはママの井戸端会議的な番組ですが、
井戸端会議でも単なるグチや悪口にとどまることなく、
自分の問題として社会の問題を直視して
次の世代に困難を残してしまわないように、
今できることは何か?を一緒に考え行動するキッカケとなりました。

今日も神戸には大雨警報が出ています。
学校が休校になったこどものために
仕事を休むのは「お母さん」じゃないとダメですか?

急な熱で保育園にお迎えに行くのも
「お母さん」?

乳幼児の育児をしながら働くママに
「女サボるなよ!」の一言?!
どういう意味??

「男サボるんじゃね〜よ!!」

声を上げないと現状は変わりません。特に泥くさい日常は、
女性が声をあげないと伝わりません。


第17回放送を迎えるママトーークは
今月の放送で少しお休みになります。

2017年4月22日から
幅広い年代で、日頃世の中に抱いている疑問や不満の数々をぶっちゃけトークしよう!とスタートしました。

「女性が輝く社会とは?」
「食の大切さ」
「病気との向き合い方」
「理想の育休とは?」
「LGBTQについて考えよう」
「ワンオペ育児」
「地域との関わり」
「性教育について」

などのさまざまなテーマで、意見交換し続けてきました。

共通しているのは、
日常には「イレギュラー」「突発的」
「想定外」のことが起こるということ。

その時助け合うために、我が子や家族を守るために「誰が」備えておく覚悟を持つか。

日常はSNSにあふれているような
「美しい」「キラキラ」「スマート」なことばかりじゃないですね。
もっと泥くさいし、思い通りに行かないことだらけです。

過去の放送リストは、https://communityactionchallengekobe.jimdofree.com/ラジオママネット/

FMわいわいのホームページからは24時間いつでもお聴きいただけます。

「長田今昔ものがたり」第114話

第114話 長田の寺小屋から130年 2018年9月15日放送

長田で歴史が古いのは真陽小学校です。昨年が誕生130年のお祝いの年でした。神港橘高校の生徒がパソコンを活用して、郷土の歴史を解説する「真陽物語」という絵本を作りました。「真陽(しんよう)スター」というキャラクターが登場して、大きな災害のあった昭和や平成の時代から遡って、農業が盛んな江戸時代、足利尊氏や楠木正成などが登場する鎌倉、平清盛が貢献する平安、そして万葉の時代までさかのぼります。長田南部の土地の話題をピックアップするだけでも歴史の多くを学ぶことができます。また、尻池街園にある「万葉の碑」でよんだ児童の和歌も載っています。この絵本については真陽小学校のホームページや「こべっこマップ」でも見ることができます。


114話 真陽物語

第16回 街ブラ~人と街とくらしを探る

今回は、ちょっと学校に行きにくい十代のための演劇サークル Teenagers’ Free! Theater、 略して『TFT』をご紹介します。

小学五年生から高校三年生までの演劇をやってみたい人たちを募集して、七月から稽古を始め、11/25(日)の本番に向けて活動されています。

たくさんのボランティアスタッフの方々と接し、だんだん自分を表現できるようになる子どもたち! そんな楽しい活動をされているTFTの皆さんに取材させていただきました。

ボランティアスタッフ代表として、澤野さんにお話をお聞きしました。

ボランティアスタッフの方々は、子どもたちやお母さんたちに寄り添って活動されています。参加者の中学生の男の子とお母さんは、TFTに来る日がとても楽しみになったとお話しくださいました。

この演劇サークルTFTは、もう13年も続いています。TFTの生みの親オードリーさんこと濱野容子先生に、TFT設立のきっかけ、子どもたちの変化、そしてTFTへの思いをお話しいただきました。

TFTの発表会本番は、11月25日(日)、場所は、新開地『神戸アートヴィレッジセンター』地下1階、KAVCシアターで、午後2時と4時の二回公演です。

詳しい情報は、演劇サークルTFTのツイッターをご覧ください。
また、TFTへのお問合せは tft.kobe415@gmail.com までメールにてお願いします。

TFTの素敵な活動が、ずっとずっと続きますように。

これからも、街ブラ~人と街とくらしを探るは、輝く人・街を応援します!

エンディングテーマ曲は「Touch the Rainbow」、演奏は Bloom Works でした。

「長田今昔ものがたり」第113話

第113話 神戸の異人屋敷 2018年9月8日放送

井上さんが須磨を語ります。神戸では北野あたりの異人館が話題になりますが、同じく、神戸の海がよく見える須磨の高台にある「異人屋敷(邸宅)」にも趣きがあります。安徳天皇内裏跡付近は「須磨の異人山」ともよばれ、屋敷番がいるお屋敷もありました。「モルガンお雪」が数ヶ月住んでいたことで有名です。ジェームス山には異人屋敷が残っています。戦前戦中、異人さんらは自国へ帰り、須磨や塩屋の異人館は日本人が買い取り住みました。終戦後、アメリカ人が撤収した時期もありました。洋館は今もその風情とともに残っていたりします。


113話 須磨異人山に住んでいたモルガンお雪が奉納した石燈籠


ジェームス山のシンボル「守護神」ライオン像(塩屋異人山)