「ふれてあれこれ好奇心 アイtoアイズ」カテゴリーアーカイブ

神戸地方裁判所で判事さんに裁判員裁判についてお話をお聞きしました

        
毎週木曜日午後2時から3時放送の
「ふれてあれこれ好奇心 アイtoアイズ 」。
2012年3月29日の「より子のちょっと聞かせてもらいます!」のコーナーでは、障害者が裁判員に選ばれたら裁判所はどのように対応してくれるのでしょうかということをテーマにお伺いした模様をお送りします。
裁判員には誰もが選ばれる可能性がありますが、いろいろな立場の市民の事情にも考慮していただけるのか、特にパーソナリティの蔀より子さんもそうである視覚障害者への配慮を中心にトークが展開しました。
お話してくださったのは、神戸地方裁判所判事の奥田哲也さん。
普段はあまり足を踏み入れることはない裁判所へ赴き、裁判官の方々や裁判員の皆さんが審理の際にお使いになるという部屋で収録させていただきました。
詳しくは、29日(木) 午後2時からと、午後10時30分からの再放送を
どうぞお聴きください。

美味しい珈琲と野菜が楽しめる作業所「国香工房」(ふれてあれこれ好奇心アイトウアイズ)

今日の「聞かせていただきます」には、国香(くにか)工房から、元気な皆さんがゲストに来てくれました。
国香工房は、社会福祉法人えんぴつの家のグループで、神戸市中央区の大安亭市場の中にあります。
バザー商品、ラスク、くららべーかりーのパン、野菜、美味しいコーヒーなど様々な商品を販売しています。
8人のメンバーで、仲良く楽しく働き、お昼はみんなで作ることもあり、最近のメニューは「シーフードカレー」。
畑も借りて、今は玉葱を育てています。これから作ってみたい野菜を聞いてみると、
きゅうり、大根、サツマイモなどの野菜があげられました。
たけいちさんは、趣味でバンド活動もしていて、「これからもずっと続けて行きたい」と思いを語ってました。
職員の見取さんの夢は、「養護学校の卒業生が、希望する就職先にいけるように、
国香工房でも定員を増やしていく」ことです。放送中は緊張して、言葉をゆっくり探して話していましたが、
放送が終わるとみんなほっとして、元気に「ぜひ遊びにきてください!」と。

12月29日 2011年最後の生放送

         
12月最後の木曜日も「アイtoアイズ」は生放送。
第5週ということで、ゲストにお越しくださったのは、「大阪でひとやすみ」事務局、豊中市在住の宇野田陽子さんです。
「大阪でひとやすみ!プロジェクト」は、東日本大震災、福島第一原発の事故による子どもたちの健康被害、心に受けた傷を心配する市民が集まって2011年5月にできたネットワークです。
放射能の不安の中で過ごしている子どもたちに心身を休める機会をと、関西に避難しているご家族への様々な形でのサポート、移住をお考えの方々への情報提供などに取組んでいらっしゃいます。
福島から遠くにいても何かしたいと思い、”いきおい”でこの支援活動をしていますと語る宇野田さん。
しかし、継続していくにはこの熱い思いを支え分かち合う、もっといろいろな支援を必要としていますので、この活動にご興味をもたれた方は、是非ご連絡をくださいとのことでした。

そして、今日で2011年のアイtoアイズは御用納めです。
今年もお聴きいただきましてありがとうございました。
たくさんの深刻な災害に見舞われた2011年。2012年はもっと明るい話題をお伝えしたい蔀さんをはじめアイtoアイズスタッフ一同です。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

9月29日のお客様は UDな商品開発に取り組んでいる会社の社長さん!!

      
「より子のちょっと聞かせてもらいます!」のコーナーにお越しいただいたのは、錦城護謨株式会社(八尾市)の三代目、代表取締役社長の太田泰造さんです。
 工業用ゴムや樹脂製品の製造販売である工業品関係の部門では、炊飯器やジャーのゴムの部品の国内メーカー60%のシェアを占めているそうで、普段私たちの生活に欠かせないものに使われているゴム製品はほどんどが錦城護謨のものではないでしょうかというお話にまずビックリさせられました。
 また、ユニバーサルデザインの商品開発にも積極的に取り組んでいらっしゃるそうです。
「歩導くん」という、視覚障害者歩行誘導マットで、「バリアフリー化推進功労者表彰、内閣府特命大臣表彰奨励賞」を受賞さなったそうです。
 これは、従来の点字ブロックと歴然とした違いのある歩行誘導をするマットで、デコボコがなく、緩やかな傾斜で、視覚障害の方はもちろん、車椅子ユーザーやベビーカー、ヒールを履いている方にも安心して歩いていただけるという、誰にでも優しい、まさしく「ユニバーサルな」マットだそうです。
 この商品の体験を是非してみてくださいということで、10月2日(日)、しあわせの村(神戸市北区)で開催される「こうべユニバーサルデザインフェア2011」に出展されるそうです。 
そして、パーソナリティのより子さんもステージで歌をご披露する予定ですので、みなさまどうぞ日曜日はしあわせの村へおでかけください。

ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ(7/14 O.A.) 番組レポ

梅雨も明け、夏本番!7月14日の「ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ」。

●より子のちょっと言わせてもらいます!
 7月12日に発覚した、仮設住宅で生活していた79歳の老人の孤独死について取り上げました。
 「阪神・淡路大震災でも問題になったので、東日本大震災でも起こるとは思っていたが、こんなにも早く問題になるとは思っていなかった」とより子さん。「現時点ではまだ孤独死が発生したという事実しか取り上げていないと思う。なぜ孤独死したか、その背景を調べて孤独死自体を防ぐことまで考えて報道しなければならない。とにかくもっと孤独死のことを発信していこう」とおっしゃっていました。

●でかけてみませんか、情報局
 今日は、新長田駅近くの若松公園・鉄人広場で来週金曜から開かれる「鉄人ビアガーデン」を取り上げました。
 7月22日から9月9日までの毎週金曜、17時~21時半まで開催されます。ビールや長田のそばめしの他、宮城県の笹かまぼこも販売する予定です。笹かまを買って、被災地を支援しよう!
 あなたも「鉄人ビアガーデン」にでかけてみませんか?

続きを読む ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ(7/14 O.A.) 番組レポ

ユニバーサルデサインSCK葉月の前坂幸子さんをお迎えして

               

7月7日、「ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ」ではユニバーサルデサインSCK葉月の前坂幸子さんをゲストとしてお迎えしました。

前坂幸子さんはユニバーサルデサインSCK葉月を1年前始めたそうです。
今回は、仕事の内容やこれからの展望について語っていただきました。

○なぜユニバーサルデサインSCK葉月を始めようと思ったのか?
誰もがおしゃれをしたいです。高齢者や障害者でも好な色で着やすい服が必要としていますが、なかなかない!
元々洋裁が趣味だった前坂さんは、60歳で会社を退職して、神戸の服装専門学校に通い始めました。
若い生徒と一緒に洋裁の技術を学ぶことはとても楽しい2年間だったそうです。
卒業制作展示のときに、UD(ユニバーサルデザイン)のことを知り、高齢者でも“優しい”服や、
車いすでも着やすくて脱ぎやすい服を作ろうと思いました。
また寝たきりの親のために、服を買いに行った際、「おかしいな」と思った事があります。
介護する側が「楽(ラク)」な服が売られているのに、介護をされる側の視点で作られた服が少ない。
大きなファスナーがついていて開けやすく介護しやすいことも大切ですが、
特別な服を作るのではなく、普通に売られている服に工夫を加える事で、
介護される側が「着やすい」服が作れるのではないか?
こういう思いで二人の友達と一緒にSCK葉月を始めました。

続きを読む ユニバーサルデサインSCK葉月の前坂幸子さんをお迎えして