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「1.17」に特化した映画製作に協力!

いまおかしんじ監督「れいこいるか」
2018年1月17日で1年がかりの撮影クランクアップ。
ちょうど1年前の2017年1月震災メモリアルディ前から始まったこの映画のロケ地、神戸長田の駒が林での撮影。神戸長田で生きる夫婦の23年の物語。

二人の生きざまとまちの情景の軌跡が交差する~~という大きなテーマの映画を市民活動みたいな低予算で行う。。。。ということは、ロケ地探しが大変な難題。なんとか地域との、震災からの23年に渡るつながりの中で、いろんな方々がご協力くださいました。本当に感謝感謝です。
95年当時のような路地裏の新婚の二人が住むアパート、時代は流れてミレニアウム時代のアパート、などなどのロケ地を提供いただけました。もちろんカトリックたかとり教会も出てきます。そしてこの映画にはチラチラと「たかとりコミュニティセンター」のあの人この人が出演しています。それを見つけるのも楽しい映画になってます。
上映会情報はお知らせしますので、おいでいただきますようお願い申し上げます。

「1.17KOBEに灯りをinながた」会場に携帯ラジオを持参ください!

2018年1月17日水曜日、1995年1月17日から23年目の17日がやってきます。
今年もFMわぃわぃはJR新長田駅前での震災行事に参加します。会場では95年当時、本当に役に立ったラジオの声を小さなトランスミッター(関西学院大学総合政策学部山中ゼミ提供)から、FMわぃわぃの番組を放送します。
みなさまのお宅にある防災グッズの中にはトランジスターラジオがありますか?もしあれば「電池」残量を確認してお持ちください。会場での電波を受信していただきラジオからの放送をお聞きになることができます。

会場での震災行事ボランティアの受付は朝10時から夜の10時まで。午前中の文字つくりや灯篭つくりなどにご参加いただいた午前中ボランティアさんのためにベトナムうどんフォー(ベトナム語: phở)の炊き出しを行います。たかとり救援基地とベトナム夢KOBEの協力で、ボランティアのための長田ならではのお昼ごはんです。朝からのボランティアにも、もしお時間許せばご参加くださいませ。

2017年中の感謝と2018年に向けてのご挨拶

2018年謹賀新年‼ 新年快楽‼ 새해 복 많이 받으세요‼ Feliz año nuevo‼ Feliz ano novo‼ Selamat tahun baru‼ Chúc mừng năm mới‼「いいそーがちでーびる」「アシリバ オッタ イランカラプ イタキ」「うがみんしょーら」A Happy New Year‼ Bonne Année‼ Glückliches neues Jahr‼ สวัสดีปีใหม่‼

JICA関西の事業担当者が事業視察でムラピ山に

インドネシアでのJICA草の根技術協力事業「官民協働によるコミュニティラジオを活用した防災力強化事業」の開始にあたり、JICA関西国際センター市民参加協力課で当該事業を担当している大久保信寛さんが2017年8月24日から8月31日まで、FMわぃわぃが活動拠点を構える中部ジャワ州に事業視察のために来られました。

インドネシアでの事業パートナーのインドネシア・コミュニティラジオ協会、コンバイン・リソース・インスティチューション、アトマジャヤ大学ジョグジャカル校コミュニケーション学部の代表者や事業担当者と事業実施に関する打ち合わせ行うとともに、今回の事業対象地域の一つである中部ジャワ州ボヨラリ県の防災局、ムラピ山麓のコミュニティラジオ局や復興住宅などを訪れ、行政職員や住民達とも積極的に意見交換を行いました。

大久保さんは、2006年5月の中部ジャワ地震の後に、ジョグジャカルタを拠点に住宅再建の活動に数ヶ月間、従事されていた経験をお持ちで、インドネシアはとても馴染み深い地域のようでした。レレ・ゴレンと呼ばれるナマズの素揚げがお好きで、中部ジャワに滞在中、何度か堪能されていました。

大久保さん、神戸から中部ジャワにいらしていただきまして、誠にありがとうございました。一緒に事業地域を回ることができ、新たな発見もたくさんありました。


写真1:ボヨラリ県防災局職員、ボヨラリ防災フォーラムのメンバーらと


写真2:ムラピ山のコミュニティラジオ局Lintas Merapi FMのスタジオで
(左が大久保信寛さん、右がLintas Merapi FM代表のSukimanさん)

インドネシアでJICA草の根技術協力事業「官民協働によるコミュニティラジオを活用した防災力強化事業」がスタート

FMわぃわぃは、2017年7月から2021年7月までの4年間、インドネシア共和国において、独立行政法人国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業として採択された「官民協働によるコミュニティラジオを活用した防災力強化事業」を実施します。インドネシア・コミュニティラジオ協会、NGOのコンバイン・リソース・インスティチューション、アトマジャヤ大学ジョグジャカル校コミュニケーション学部の現地の三つの組織と協働で事業に取り組みます。

FMわぃわぃは、2012年10月から2016年3月にかけて、インドネシアで「ジャワ島中部メラピ山周辺村落におけるコミュニティ防災力向上」というJICAの草の根技術協力事業を実施しました。そのため、この度の事業はエフエムわいわいがインドネシアにおいて行う二度目の複数年事業となります。FMわぃわぃがこれまでの活動を通して蓄積してきた知見、経験、様々な人々や団体などとの繋がりを基に、インドネシアにおいて防災・減災の輪を広げる一助になることを目指します。

この度の事業は、(1) ジャワ島東部クルード山(ケルート山)、(2) ジャワ島中部ムラピ山(メラピ山)、(3) スマトラ島北部シナブン山、という三つの活火山の近くにある村々を中心に行われます。これらの三つの火山はいずれも2010年以降に大規模な噴火とそれに伴う二次災害を引き起こしています。事業実施地の村々は過去に被災しただけでなく、今現在も二次災害の再発や再噴火の危険にさらされており、地域のコミュニティラジオ局が防災・減災の分野でできる貢献は少なくありません。FMわぃわぃはインドネシアの事業パートナーとともに、事業実施地にある八局のコミュニティラジオの防災・減災活動を支え、コミュニティラジオが防災・減災に携わる様々な団体や行政組織と連携・協働してゆくための仕組み作りに取り組みます。また、この事業には、日本とインドネシアにおいて防災・減災に携わる市民活動家や地方行政の担当者がそれぞれの知見や経験を共有するための草の根交流活動も含まれます。

事業実施地の火山の概要(ウィキペディア日本語版へのリンク)
ジャワ島東部 ケルート山 ジャワ島中部 ムラピ山 スマトラ島北部 シナブン山

(上の写真は、ジャワ島スラカルタのインドネシア・コミュニティラジオ協会事務所にて、同協会スタッフと撮影したものです。左から同協会代表のSinam Sutarnoさん、FMわぃわぃ日比野純一、同協会のHamidah Novikaさん、FMわぃわぃ中川崇)