「ステーションキャンペーン」カテゴリーアーカイブ

5月の日本国憲法を読む~第19条思想・良心の自由/第21条表現の自由~

山中速人さん島田裕己さん

本日のゲストは、宗教学者島田裕己さん、そして関西学院大学山中速人さん
トークイン神戸「日本社会の問題と長井健司」の講演においでになった島田さんと旧文部省時代放送教育開発センターで共にプロジェクトに参加されていた旧知の仲の山中さんとお二人をお招きし、ジャーナリストが被写体になる時代、黒子が舞台に登場する時代における表現の自由、そして取材の自由、それらたくさんのものを受信する人々の今、というお話をいただきました。

日本国憲法を読む!4月は「在日外国人の教育を受ける権利」

金信鏞さん鄭秀珠さん

今月のステーションメッセージ「日本国憲法を読む」は、60年前の1948年4月、日本全国でおこった在日コリアンの自分たちの子ども達への教育を受ける権利それを語っていただきます。
お話いただくのは、在日コリアンのお二人神戸在日コリアン保護者の会代表 金信鏞(きむ・しにょん)さん、もうお一人は、KFC神戸定住外国人支援センター、ハナの会 主任相談員 鄭秀珠(ちょん・すぢゅ)さん です。
60年前、全国はもとより、兵庫・神戸そしてまさにここ長田区で起こった阪神教育闘争424(サ・イ・サ=韓国語で424のこと)、それはどういうことだったのか!それを知る事こそ、これからのこの世界を担い未来を生きる子ども達の教育の原点ではないかと考えます。
日本の植民地支配から解き放たれた在日コリアンたちが、自分達の子ども達に「言葉」「文化」「民族」そして「人間としての誇り」を取り戻すため日本中で教育を開始しました。ここでいう「人間としての誇り」を持つ事、それこそが、すべての子ども達に必要な教育の原点ではないかと考えます!!
本放送は、4月20日日曜日3時からでしたが、再放送は4月23日水曜日夜9時から10時までとなっています。
神戸市長田区であった阪神教育闘争、FMわぃわぃでは、この地の放送局であることを真摯に受け止め、そしてその意味を伝えてゆくことこそが、これからの子ども達のために、私たちFMわぃわぃが成してゆけることであると考えております。

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3月の「日本国憲法を読む」憲法第26条~教育を受ける権利、受けさせる義務~

県外協シャベッタリーノ今月の日本国憲法を読むは、憲法第26条、教育を受ける権利、そして受けさせる義務。
放送は3月16日日曜日お昼の3時から4時まで。そして再放送は19日水曜日の夜9時から10時まで。
お話いただくのは、兵庫県外国人教育研究協議会のお二人、辻本久夫さんと宮内陽子さん。
もちろんお二人とも現役の教師であり、学校教育現場で多くの経験をつまれています。そして兵庫県外国人教育研究協議会=県外協にも所属されているのは、自身の学校でのことだけではなく、様々な方々との連携を計る必要を感じられたから。
辻本さんは教育現場だけではなく地域とのネットワークつくりにも熱心です。
教育は、子どもに未来を夢見る力を与える!!その夢見る力を育てるのは、学校・教育施設だけはなく、子どもを取り巻くすべての大人の義務です。それを強く・熱く語られます。日本語教室

08年2月のステーションメッセージ~同性愛者から、社会的権利の不備を問う!

日本国憲法を読むバナー毎月第3日曜日15時~16時、再放送その週の水曜日夜9時から10時までです。
今月の「FMわぃわぃステーションメッセージ 日本国憲法を読む」は、2月17日日曜日3時から4時
再放送は2月20日水曜日夜9時から10時
戦後60年を過ぎた今、民主と平和と不戦、そして人権を謳った誇るべき「日本国憲法」とはいっても、そこに加えるべき新たな文言が必要にもなってきたこたことを実感させる番組となりました。
「ひとりひとりが自分らしく生きるため」の権利それを「日本国憲法」は保障しています。
しかしその「ひとりひとり」は、十把一絡げにした人々、ではなく様々な違いを持った人々ということであるということが目に見えるようになりました。
ひとりひとりが、自分らしく誇りをもって生きてゆける社会を創りたいと声を揚げ始めることが可能になった今、その人々のために、新たな条項の立法化が必要であると心から感じる一時になるはずです。(共にまちに住む同じ住民として。。。)
今回おいでいただいたのは、声を上げ始めた人々の中の一つのカテゴリー同性愛者、レズビアンカップルの若い妙齢のお二人です。
そして彼女たちが選んだ間に流れる音楽は「MIKA(ミーカ)」♪です。

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『憲法9条を携えて世界を旅する』−1/20放送のステーションメッセージ「日本国憲法を読む」

憲法9条パスポートカバー

1月のステーションメッセージ「日本国憲法を読む」は『憲法9条を携えて世界を旅する』

様々なオルタナティブツアーを手掛ける旅行会社マイチケットが、日本国憲法施行50年の1997年に憲法9条をプリントしたパスポートカバーを制作してから11年が経ちました。その間、世界は「9.11」(米国同時多発テロ)によって大きく変容し、日本では米国主導の対テロ戦争を支援するために自衛隊が海外派遣されるようになってしまいました。

しかし、今も多くの人が憲法9条の条文でカバーされたパスポートを持って世界を旅しています。マイチケット代表取締役の山田和夫さんに「憲法9条を携えて世界を旅する」ことの意義をお聞きしました。

放送は1月20日(日)15時−16時、再放送が1月23日(水)21時−22時です。