「関西学院大学 山中速人研究室」カテゴリーアーカイブ

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年卒業制作 第3回

関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 花田 星華
「子供のゲーム依存症と親の対策」

近年では、子どもたちがゲーム機やスマホ、タブレットなどでゲームをしている光景をよく目にするようになった。以前小学生の9割が「何らかのゲーム機を所有している」というデータを見たことがある。スマートフォンが普及する現在、「スマホ依存症」が心配されるようになり、スマホゲームが気軽に楽しめるからといって簡単に与えてしまうと、様々な問題を引き起こす危険性が非常に高いだろう。
私自身、スマートフォンを高校生から持ち始めてからは、肌身離さず持たないと気が済まない生活になり、スマホのアプリで毎日必ずゲームをする生活が当たり前であり、癖がついてしまっている。やはり、スマホもゲームも依存性は非常に高く、身体の成長が著しい時期に、ゲームに依存してしまうと、脳への影響や、人格形成上で問題となる要素があるのではないのか、と思った。現在子育てをしている親は、発展していくゲームに関する問題点についてどう考えているのか、実際の意見を聞いてみたい、そして今後はどう向き合っていくべきなのか、考えてみたいという想いから、番組制作を始動した。

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年卒業制作第2回

総合政策学部 メディア情報学科 4回生 朝田有香子
タイトル「海外に住むという選択~Melbourne~」

この番組は、自分自身が1か月間メルボルンでインターンシップをすることになり、折角ならばメルボルンに関する番組を作りたいと思ったことがきっかけだ。そしてインターンシップを行う中で、メルボルンで働くたくさんの日本人に出会い、その人たちの生き方にクローズアップした番組を作ることで、こんな生き方があるんだ、という新しい選択肢を視聴者に提供できるのではないかと考えた。
現代では、グローバル化が進み旅行などを通じて海外に行くことは難しいことではなくなったが、海外に長期滞在する又は住むという選択は今も多くの人にとって簡単なものではない。そこで実際私が見たメルボルンの景色や、海外で生活している人のリアルな声を映像を通して届けることで視聴者の心に訴えかけることができるのではないかと思った。もちろん海外で生活することだけが良いのではなく、日本で生活を送ることも素晴らしいことだが、もし海外生活に興味があったり、興味があるけれど何らかの理由で一歩踏み出すことが出来ないという人にこの番組を見てもらうことで、背中を後押し出来るのではないかと考えた。

また今回は番組のタイトルに「選択」という言葉を用いている。私がインタビューを行った2人は、それぞれ「休学」、「仕事を辞める」といった大きな選択をして海外に来ており、それぞれの選択について焦点を当てることで、自分の選んだ道が点と点になって未来に繋がって行くというメッセージを込めている。

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関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年卒業制作その1

総合政策学部メディア情報学山中速人メディア工房 卒業制作
第一回 担当:中島達哉

■番組のタイトル
『若者の着物離れ』は本当か データから見る着物文化」

■番組のねらい
和服を自分で着用するようになってから、日本における和装文化と「なぜここまで着物が着られなくなったのか」という疑問に対し、安価な洋装が入ってきただけではなく他の要因があるのではないかという仮説に興味を抱いたことが動機である。

番組の目的は、日本の和装の歴史と現在和装文化が面している困難、そして行政や企業の着物へのインセンティブを高める政策を分かり易く簡潔に知って貰おうというのがこの番組の狙いである。背景の説明としては、日本の伝統的な文化の体制は現在非常に保守的であり、「変化」させることに否定的な傾向があり、和装文化もその例に漏れず、新しい顧客や消費者とのギャップから呉服産業は年々売り上げが減少していることは統計からも明らかである。しかしメディアにおいては「若者の○○離れ」というような文句で、あたかも「若者が着ないのが原因」というような姿勢をとっていることに疑いを持ったため、その原因は果たして「若者」なのかを詳しく研究するとともに、従来の着物産業と新しい消費者の間の円滑な関係を築くための工夫が必要であると考えたため、メディアの宣伝文句の正当性を追求しつつ押し売りにならないような着物への興味を引くような番組の制作をしようと考えたのが背景である。また現在の着物文化普及の妨げになっているのは「着物警察」なる「街中で他人の着物に苦言を呈する」人々も一因であると考えているため、公開する番組において補足的に説明する。

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関西学院大学山中ゼミ「昭和に生きた人々にきく!」1/7

2017年度3年の進級課題番組「昭和に生きた人々にきく!」第1回目前半は、担当山中速人教授とゼミゲスト講師金千秋が、”「昭和」を今なぜ平成生まれの学生たちに取材させるのか⁉”について語ります。


後半は学生の番組のトップバッター、メディア情報学科3年中国山東省出身の留学生の田暁藝です。
取材相手は、田暁藝が昔アルバイトしていた店長さんに紹介してもらった中国に非常に興味があり、中国語の学習お手伝いも田暁藝がしたことのある西田さんにお願いした。 続きを読む 関西学院大学山中ゼミ「昭和に生きた人々にきく!」1/7

関西学院大学山中ゼミ「昭和に生きた人々にきく!」

2017年度関西学院大学総合政策学部山中速人ゼミ年3年の進級課題番組は2018年5月19日土曜日14時半からの30分間、7週にわたってお送りします。
タイトルは「昭和を生きた人々にきく!」


昭和50年代神戸ポートピアの頃(交通センタービル) / mofuchica

今年2018年で平成という時代も終わりを告げます。
そんな中、30年前の昭和という時代はどんな時代だったのか?
もちろん戦争の時代であり、また「平和憲法」という民主主義の主体となる憲法を手に入れた時代でもあり、オリンピックが開催され、新幹線が走り、高速道路が完備され、右肩上がりの希望に燃えた時代の人々に、平成生まれの学生たちが取材しました。平成生まれの学生たちも、来年からは一時代前の人になる!というのも驚きです。

関西学院大学総合政策学部山中ゼミ「耳を澄ませてリスニングトゥゲザー復活版」


2017年1月21日土曜日から毎週の15時~16時「関西学院大学総合政策学部山中ゼミ「耳を澄ませてリスニングトゥゲザー復活版」が始まります。
最初は3年生の進級作品「就活しないで生きる道」を2本ずつ放送します。
就活真っ最中の(はずの)大学3年生たち14人が、さてどんな風に~就職しないで生きる道~を見つけ、進んでいる人々を探し出し、その生き方についてどんなお話を聞いてくるのか・・・楽しみです。ぜひお聴き下さいませ。