富岡キッズステーション
「みんなで伝える 富岡キッズステーション」
原発事故により全町避難を続ける富岡町。
富岡町には第一小学校・第二小学校がありますが、現在は福島県の中ほどにある三春町の会社敷地を利用し仮校舎を設けています。その中で学ぶ5年生の児童4人が、おだがいさまFMとコラボレーションしてラジオ番組をこの1年、1学期に一回番組を制作してきました。番組タイトルからコーナー名、企画・原稿作成まで全部自分たちで行なっています。
1学期の1回目は「富岡第一第二小学校の今を伝えたい」、2学期の2回目は「自分たちの知らない(これは小学校1年の時に全町避難で、実は富岡町のことをあまり知らないという事が起こっているのです)富岡町をもっと知りたい(富岡町をよく知っている古い人に聞く!という企画でした」、3学期の今回は、自分たちの好きな教科や6年生の先輩にたちに何になりたいか。。。などインタビューしている番組に仕上げりました。
ぜひお聞きください。
そして「全町避難」している人々の時間が過ぎていくこと、、それをしっかりと理解したい!とFMYYでは思っています。
「KOBEながたスクランブル」カテゴリーアーカイブ
岩手県大槌町在住アマチュアカメラマン伊藤陽子さんとの電話中継
4月4日土曜日「KOBEながたスクランブル」
<12時10分~25分の情報コーナー>
岩手県大槌町在住アマチュアカメラマン伊藤陽子さんとの電話中継。
津波で家族と自宅を失いながらも、震災直後からほぼ毎日、大槌をカメラで記録し続けている。
2012年5月、1年間で撮りためた約660点を写真集「がんばっぺし大槌」として自費出版。
水浸しの街に煙と炎が立ち込める様子や、押し寄せたがれきの山など、報道機関さえほとんど被災地入りできていなかった当時の生々しい様子が時系列で掲載されている。
今月4月9日木曜日~12日日曜日伊藤さんの写真展が開催されます。会場には伊藤さんが基本的にはおられて、写真の語りもされます。ぜひ一度お出ましくださいませ。
日時:2015年4月9日木曜日~12日日曜日
会場:神戸市青少年会館(神戸市勤労会館5階・6階)
http://www.kobe-youthnet.jp/youthhall/
時間:10:00~17:00(最終日は15時まで) 入場無料
3月21日土曜日KOBEながたスクランブル 13時からは石巻専修大学からの美味さ!情報
引き続き3月21日の「KOBEながたスクランブル」13時から13時45分までは、石巻専修大学の経営学部石原慎士さんと李東勲さんをお迎えして、石巻専修大学の学生たちと地元産業のコラボ「石原ゼミ~地域創生」で生まれた「石巻飯野川発サバだしラーメン」のお話をしていただきました。
お相手は関西大学の三谷真さんと神戸国際大学の大津俊雄さんです。
石巻飯野川地域の元々の産業と石巻専修大学のゼミとのコラボで生まれた、個性の光る新商品。
それが「サバだしラーメン」
東北ではサバでだしをとるという文化がないのにもかかわらず、飯野川地域にだけ、サバでだしをとるという文化が残っている。これは東北の女性たちが女工として南下、、、その人たちが故郷にサバのだしを持ち帰った。。とう歴史があったそうです。
人々が生活をささえるために求めた職!それが経済社会の動きの中で、人々が移動するという事になる。。。ということが、この食文化にも表れるという事も知りました。さすが大学のゼミの中から生まれたラーメンです。
インターネットで取り寄せることもできるようです。
≪石巻専修大学経営学部・大学院経営学研究科 石原研究室≫も参考にご覧ください。
3月21日土曜日KOBEながたスクランブル 兵庫県立大学の学生から見たFMわぃわぃ!
2015年3月21日のお彼岸の日の「KOBEながたスクランブル」の12時15分~45分までは、5年前まで「われら学校放送部」北須磨高校でのスタッフとして毎月1回FMわぃわぃに来ていた兵庫県立大学小山苑恵さんのインタビューです。
彼女は「市民メディア、コミュニティFMをテーマ」として卒業研究を行い、特にFMわぃわぃを研究して卒論を書きあげました。
FMわぃわぃの番組70人分のパーソナリティの語りを録音して、解析したそうです
それぞれの語り口、キーワード解析もしたそうです。
その中から分かったことは、やはりコミュニティラジオとしての重要ポイント「番組内での話題に対して、他人ごとではなく、共にいろんなことを考え、語り合う、自分事として語り合う」という大変リスナーと発信者の近さだそうです。
彼女の解析はぜひFMわぃわぃに集う放送スタッフのみなさんに聞いて欲しいと思いました。
2015年3月11日で東日本大震災まる4年~5年目の歩みを始めた南三陸からのお客様
3月14日お昼の12時からの「KOBEながたスクランブル」13時から13時35分迄は、3月11日に「ヒトと防災未来センター」でのシンポジウムにおいでになった南三陸ホテル観洋の女将 阿部憲子さんをお迎えして、急きょ震災20年の神戸訪問の感想と現在の南三陸の状況をお話いただきました。
ご案内くださったのは、大阪府立大学、そして神戸復興塾の山地久美子さんです。
女将の神戸の感想、震災の跡形もないほど復興した近代都市神戸!という感想のその裏に、「震災を次の世代に、いかに伝えてゆくのか!?」という神戸での東北でも重要な課題が見えてきました。
忘れ去ることなく!しかし未来に向かって!同じ課題をもった神戸と東北が繋がっていく大きな命題であることが実感できました。
みなさまからのご感想お待ちしております
今日の「KOBEながたスクランブル」には懐かしいスタッフの見学参加!そして13時からは「ブルトン語とは?ブルターニュとは?」
13時からのKOBEスクランブル交差点
Bonjour! Demat!「ブルトン語とは?ブルターニュとは?」がテーマ
ゲストは、フランスからやってきて今は日本で家庭をもち、神戸の企業で働くフランス国籍のJérémy Pichotさん
そしてもう一人は日本人でこのフランスのブルターニュ地方の言葉ブルトン語に興味をもち京都大学大学院で研究中の廣瀬恵里奈さんです。内容は以下のようになります。ぜひお聞きください。
第一部「私たち」
・2人の自己紹介
・ブルトン語を始めたきっかけ
・学習法
第二部「ブルトン語とは?ブルターニュとは?」
・ブルトン語(統計・現状等)
・ブルターニュ?
・他のケルト国
第三部「ブルターニュと日本・ブルターニュを通して日本を考える」
・ブルトン語とゆかりのある日本人
・脱パリ至上主義
・ブルトン語から日本が学べる言語復興のための手掛かり