「街ブラ〜人と街とくらしを探る〜」カテゴリーアーカイブ

第15回 街ブラ~人と街とくらしを探る

今回は、神戸市北区でこども食堂「みんなのごはん」を開催されている、小野田悦子さんに取材させていただきました。

メディアで、子どもたちの晩御飯を食べる時間が遅いことや、一人で晩御飯を食べている子どもたちがいることを知り、自分に何かできないかと思われたそうです。

今では北区で4カ所、こども食堂『みんなのごはん』を開催されています。

「子どもは宝です!」とお話しくださった小野田さん。
こどもの安心・安全を第一に考えてらっしゃるからこそ、大人の私たちが行けば良いとの発想で、行動されています。

こどもたちは、まずボランティアの方々と学習して、その後みんなで楽しくバイキング形式でお食事をするそうです。

大人も子どももみんな一緒!
年齢も住む場所も関係ない、みんな一緒!

みんなのごはんで経験したことを、これからこどもの居場所をと考えてらっしゃる方々にお伝えしたりお裾分けができれば、との小野田さんのお言葉がとても印象的でした。

街ブラは、輝く人・街を応援します!
エンディングテーマ曲:Bloom Works 『 Touch The Rainbow 』

第14回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

今回の街ブラは、音楽ユニット「Bloom Works」KAZZさんと石田裕之さんの登場です。防災をテーマに全国で新しい音楽シーンを切り拓いているお二人の歌を是非お聴きください。

KAZZさんは、アカペラの世界で日本のボイスパーカッションのパイオニア。石田裕之さんは、アコースティック シンガーソングライター。お二人とも神戸のご出身ですが、別々に防災の啓発活動を行ってこられました。

阪神淡路大震災の体験とその活動への関係、そして、神戸に居ながらにして、交わることのなかったお二人の運命的な出会いについて、お二人にお聞きしました。

ボイスパーカッションのKAZZさん と ボーカル&ギターの石田裕之さん、日本の音楽シーンでは珍しい組合せのお二人ですが、息はピッタリで素敵な歌を聴かせてくださいます。歌詞の中に、さりげなく防災のメッセージがちりばめてあります。

そして、阪神淡路大震災の経験から生まれた『ウデブエ』は、アーティストグッズとして、ライブで曲の中でも使いますよ。
インタビューの最後に、リスナーの皆さんへメッセージをいただいてますので、どうぞお聞き逃しなく。

今後のライブ情報は、ホームページツイッターをチェックしてください。

Bloom Works お二人の思いがたくさんの方々の心に届きますように!

街ブラは、輝く人・街を応援します!
エンディングテーマ曲:Bloom Works 『 Touch The Rainbow 』

第13回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

2017年10月1日 絵本「地震がおきたら」が刊行されました。この絵本の原案を考えられたのは、神戸市消防局東灘消防署、消防指令の谷敏行さんです。

地域の小学校へ防災訓練指導に行かれる際に、いつも、「自分に地震がおきると思うひとは?」と子どもたちに手をあげてもらうそうです。でも、ほとんどの子が手をあげないことに危機感を感じ、地震が自分の身に起こるかもしれないと少しでも気づいてほしい、と思われたそうです。この絵本「地震がおきたら」は、出版社やデザイナーさんに谷さん自ら直接交渉し、一年半かけて出版にこぎつけられました。

谷さんはこの絵本を通して、地震がおきたら自分を守ること『自助』、共に助け合うこと『共助』、が重要だと伝えてらっしゃいます。また、この絵本についている『かぞくのやくそくカード』は、災害伝言ダイヤルの使い方や、もしもの時の命の守り方を、低学年の子どもたちにわかりやすく記入できるようになっています。

時に忘れがちな防災への備えを、この絵本を読んで思い起こしてください。

震災の教訓を次代へ繋ぐために、災害弱者になる子どもたちに身を守る大切さを伝えようと、自ら行動を起こして防災絵本「地震がおきたら」を作られた 谷 敏行さん。是非みなさんも、一家に一冊どうぞ!

街ブラは、輝く人・街を応援します!

第12回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

JR兵庫駅南側すぐにある兵庫図書館。そこで、3/21祝日14時より、「みんなちがってみんないい@図書館」というイベントが行われました。

3月21日は、国連の認定デーである「世界ダウン症の日」です。神戸おやこ療育サークルさんと兵庫図書館さんのコラボで開催されました。

このイベントの内容は、おはなし会とブックトークで構成され、ダウン症のお子さんを育ててらっしゃる三人のお母さんのお話が中心でした。

ご出産後、悩み続けた日々から、サークルに参加され、だんだんと前向きになられたお気持ちを、手作りのボードを使ってとてもわかりやすくお話しくださいました。また、子育ての中で出会った本などもご紹介くださいました。

このお話し会に来られていた、健常児を育ててらっしゃる男性が次のように感想をお話しされたそうです。『ダウン症ってそういうことだったんですね。お話しされてたお母さんたちは、ものすごくお子さんを愛しているのを感じる。僕たちが損をしている感じがしました。』

このイベントのために、場所を提供されました兵庫図書館の垰下館長さんに、「@図書館」とされたことへの熱い思いもお聞きしました。3月21日、世界ダウン症の日に合わせて、神戸で初めて兵庫図書館で行われた感動的なイベントでした。

神戸おやこ療育サークルへのお問合せは、ホームページ http://kobe-oyako.jimdo.com までどうぞ。

これからも街ブラは、輝く人・街を応援します!

第11回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

JR六甲道駅から東へ5分程歩いた所に、成徳地域福祉センターがあります。そこで、1月28日(日)13:30開場、14:00開演、神戸大学落語研究会主催の「新春寄席」が行われていました。

雪のちらつく寒い日でしたが、大勢の方が集まって、笑顔の花が咲いていました。

主催された神戸大学落語研究会53代会長、可愛家かるきさんこと、杉本明穂さんにインタビューさせていただきましたので、その模様をお伝えいたします。

全て手作りで開かれている新春寄席。
手書きの寄せ文字で作られたプログラム。
会場の雰囲気を盛り上げるお囃子の演奏。

演者の皆さんは初心者で、大学入学後から落語を始められたとは思えないほど、声の抑揚・間の取り方も絶妙! 観客の皆さんは、落語の世界に引き込まれていました。

たくさんの方に笑ってほしいと、出張寄席もされていますので、是非、神戸大学落語研究会のホームページをご覧下さい。

「笑う門には福来たる」
これからも街ブラは、輝く人・街を応援します!

第10回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

リスナーの皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年初の街ブラは、長田区六間道の路地裏にあります、珍しい百貨店のご紹介です。

この路地裏百貨店は、空き家の一階部分を改装したお店で、街から集まった小道具や雑貨などを取り扱ってらっしゃいます。懐かしい古民家の入口にかかっているのれんをくぐると、四畳半くらいのお部屋があり、雑貨などがセンスよくディスプレイされています。全て一点物ですので、掘り出し物を見つけてください。10代・20代の若い方がアクセサリーなどを買って行かれるそうですよ。

今回ご紹介した路地裏百貨店は、古いもの、ひとつしかないもの、丁寧に作られたもの、懐かしいもの、忘れていたもの、想いの詰まったもの、などなど、色んな価値を感じて大切にしているものを見つけに立ち寄る場所です。遠い記憶の中にある不思議な物たちに会えるかもしれません。ご興味のあるかたは、一度足を運んでみてくださいね。

後半では、2018年の取材に向けて語りました。今年も、たくさんの出会いを楽しみにしています。

これからも、街ブラは輝く人・街を応援します。
次回もどうぞお楽しみに~!