メディアが異文化を表現する時の問題を考えます。
山中速人ゼミ学期末番外編第9回目「続異文化をカバーする」
司会:金千秋(FMYY)、講師:山中速人、学生:朝田有香子、加藤星七
「いまどきのメディアリテラシー」カテゴリーアーカイブ
「いまどきのメディアリテラシー」第8回~第12回までは映像でも配信。
「いまどきのメディアリテラシー」
第8回~第12回までは学生も参加しての番外ゼミとなります。そして映像も配信しています。
7月1日土曜日14時半~15時の第8回は「異文化をカバーする」
メディアで使う「cover」という言葉は、「情報を発信すること」でもありますが、一方「覆い隠す」という意味でもあるということを読み解きます。
司会:金千秋、講師:山中速人、学生:朝田有香子、加藤星七
いまどきのメディアリテラシー~関西学院大学総合政策学部山中研究室・番外ゼミ~
2017年5月13日から始まった「いまどきのメディアリテラシー~関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の番外のゼミ講座~
2016年に改訂新版として出版された山中速人教授の娘と語るシリーズ「メディアってなに?」を土台に展開されています。
最初に出された「メディアってなに?」は、市民による市民のための市民が所有する市民メディアFMわぃわぃをモデルとした「コミュニティラジオとはなにか・・」という事から始まっています。
第1回それは1930年代のドイツから始まった。
第2回金もうけの王国に亡命知識人がやってきた。
第3回テレビがすべてを変えた。
第4回メディアが異なった放送をして対立することについて~フーコーの権力論から考える~
第5回メディアが間違うとき~認知的不協和理論で読み解く「虚報のしくみ」~
「メディアってなに?」の挿絵から「チョムスキー」
第6回続メディアが間違うとき~認知的不協和理論で読み解く「虚報のしくみ」~
第7回メディアが異文化を伝えるということ~E.サイード「イスラム報道」を読み返す~
「メディアってなに?」の挿絵から「サイード」
そして改訂新版は「インターネットは私達をどこにつれてゆくのか
としてFMわぃわぃでの13日から始まった番組は、上記のメディアの歴史をおさらいし、そして「今」何が起こっているのか??
それをタイムリーに読み解いていきます。
5月13日「メディアってなに?」を改訂したのは新しいメディア「インターネットの出現」がの意味を解くため。
5月20日「メディアは社会を豊かにするためにこそ生まれてきた」市民に開放されたインターネットの存在を読む。
5月27日メディアは記号の集積であるという事の認識。
6月3日メディアが異なった報道をして対立することについて〜フーコーの権力論か ら考える〜
6月10日メディアが自ら間違う時〜認知的不協和理論で読み解く「虚報」のしくみ〜
6月17日続・メディアが自ら間違う時〜認知的不協和理論で読み解く「虚報」のしくみ〜
6月24日4メディアが異文化を伝えるということ〜E.サイード『イスラム報道』を読み かえす〜
以上です。
是非お聞きいただきご意見ご感想をお送りくださるようお待ち申しております。
いまどきのメディアリテラシー 第2回目
5月13日から毎週土曜日13時半からの30分「いまどきのメディアリテラシー」の配信が開始されています。これは関西学院大学総合政策学部山中速人研究室ゼミの番外編として製作しています。
そしてこのお話の土台は現代企画室から2009年1月に出された「娘と話す メディアってなに?」を2016年10月に改訂新版としてだされたものを基本に進んでいきます。
この本では架空のコミュニティラジオ局かもめラジオ(実はモデルはFMわぃわぃなのですが)を舞台に、メディアから流れる情報は、実は自分自身が読み解いていく必要があるという事を、メディアの歴史を踏まえながら進んでいきます。
インターネットで検索するとすぐ出てくる人気の本ですので、本としてもお読みいただければ幸いです。