N-Walker倶楽部 代表、藤川さんをお迎えして

7月21日の『ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ』では N-Walker倶楽部 代表、藤川さんをゲストとしてお迎えしました。

 藤川さんは ノルディックウォーキング を実践されている方で、日々仲間たちとノルディックウォーキングに取り組んでいます。

 今回はノルディックウォーキングのやり方や現状、一緒に歩く仲間たちとのやりとり、障がいを持った方がどのように参加されたのかについてお聞きしました。
 パーソナリティーのより子さんも興味津々。放送終了後には実際にポールを装着して、ノルディックウォーキングに挑戦してみました。

 「今までヘルパーの方に連れて行ってもらう形で歩いていたけど、2本のポール(ストック)を使って歩くと安定感があるから、一人で歩ける。開放感があって、すごく良い。視覚障がいを持った人こそノルディックウォーキングに挑戦するべき」とより子さん。

 藤川さんの目標は、日本で1000万人、関西で100万人の人がノルディックウォーキングをするようになること。
 女性には美容・健康に、男性にはストレッチ・筋トレに。障がいを持った方や足腰が弱い方でもリハビリとして、そして適度な運動として楽しく取り組むことができるそうです。

皆さんもぜひノルディックウォーキングに挑戦してみましょう!(インターンスタッフ 村上)

被災地の孤独死をなくしていこう!

梅雨も明け、夏本番!7月14日の「ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ」。

●より子のちょっと言わせてもらいます!
 7月12日に発覚した、仮設住宅で生活していた79歳の老人の孤独死について取り上げました。
 「阪神・淡路大震災でも問題になったので、東日本大震災でも起こるとは思っていたが、こんなにも早く問題になるとは思っていなかった」とより子さん。「現時点ではまだ孤独死が発生したという事実しか取り上げていないと思う。なぜ孤独死したか、その背景を調べて孤独死自体を防ぐことまで考えて報道しなければならない。とにかくもっと孤独死のことを発信していこう」とおっしゃっていました。

●でかけてみませんか、情報局
 今日は、新長田駅近くの若松公園・鉄人広場で来週金曜から開かれる「鉄人ビアガーデン」を取り上げました。
 7月22日から9月9日までの毎週金曜、17時~21時半まで開催されます。ビールや長田のそばめしの他、宮城県の笹かまぼこも販売する予定です。笹かまを買って、被災地を支援しよう!
 あなたも「鉄人ビアガーデン」にでかけてみませんか?

 その他「WING KOBE 声のトゥモロー」ではボウリング場である「六甲ボウル」が障がい者に対して行っている補助についてのルポを、「より子のあーぢゃ、こーぢゃ。。」では女子サッカーワールドカップでなでしこジャパンが決勝進出したことを取り上げました。

FMわぃわぃインターンスタッフ 村上

ユニバーサルデサインSCK葉月の前坂幸子さんをお迎えして

7月7日、「ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ」では ユニバーサルデサインSCK葉月 の前坂幸子さんをゲストとしてお迎えしました。

前坂幸子さんはユニバーサルデサインSCK葉月を1年前始めたそうです。今回は、仕事の内容やこれからの展望について語っていただきました。

○なぜユニバーサルデサインSCK葉月を始めようと思ったのか?
 誰もがおしゃれをしたいです。高齢者や障害者でも好な色で着やすい服が必要としていますが、なかなかない!元々洋裁が趣味だった前坂さんは、60歳で会社を退職して、神戸の服装専門学校に通い始めました。若い生徒と一緒に洋裁の技術を学ぶことはとても楽しい2年間だったそうです。
 卒業制作展示のときに、UD(ユニバーサルデザイン)のことを知り、高齢者でも“優しい”服や、車いすでも着やすくて脱ぎやすい服を作ろうと思いました。また寝たきりの親のために、服を買いに行った際、「おかしいな」と思った事があります。
 介護する側が「楽(ラク)」な服が売られているのに、介護をされる側の視点で作られた服が少ない。大きなファスナーがついていて開けやすく介護しやすいことも大切ですが、特別な服を作るのではなく、普通に売られている服に工夫を加える事で、介護される側が「着やすい」服が作れるのではないか?
 こういう思いで二人の友達と一緒にSCK葉月を始めました。

○前坂さんが今まで何をしてきたか?
 洋裁の教室をやっています。車いすに乗っている方に頼まれて、服も作っています。
 また東日本大震災の被災地の保育園のために、150個の手作りスクールバックを作りました。
 前坂さんは子ども会に関わっていたことがあり、大震災のときは、まず子どものことが気になりなったそうです。
まちの中で服を見かけると、それをどういう風に変えたら、着やすくなるか、ふとユニバーサルデザインのことを考えてしまうそうです。
 障がいを持つ方に、デニムは生地が固いから着心地が悪いだろうと思いこんでいたら、ある方がデニムを着ていて、「着やすい」と言っていた。「『着やすいさ、着にくさ』は、頭の中だけでは分からない、当事者の声をもっと聞かないといけない」と気がついたそうです。今でも毎日が勉強です。

○これから
 「私は洋裁しかできない。洋裁をやって人助けができたら嬉しい」。縫うことが好き、デザインが好き、パターンを作るのが好き、いろいろな人が集まって、服を作ったら楽しいだろうと思う。自分が作った服が”着やすい”と言ってくれたら嬉しい。いろいろな方の話を聞いて、誰もがおしゃれを楽しめる世界を目指しているそうです。

○感想
 私は前坂さんの話を聞いて、夢を追って人助けするのいつでも遅くないと思いました。こういうボランティア精神がをみんなが持っていたら被害地の人達は早く助かるな〜。高齢者や障害者の事は絶対忘られてはいけないと思い前坂さんみたいな人がちゃんとそういう人達の事を思って手助けしていると思ったら安心します。私は前坂さんのことを応援して、もっといろんな人が前坂している事を知ってくれたら嬉しいです。

ボランティアスタッフ 松浦賢志

株式会社ワールドビジネスサポート 的崎さん、小島さんをお迎えして

6月30日の『ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ』では株式会社ワールドビジネスサポート 的崎さん、小島さんをゲストとしてお迎えしました。

 株式会社ワールドビジネスサポートでは、障がい者雇用のカフェ「andare a piedi(アンダーレ・ア・ピエディ)」(http://world-business-support.co.jp/news/andare/index.html)を経営しており、現在男性3名、女性3名が障がい者スタッフとして働いています。
 今回お店の意味や、障がい者スタッフとのやりとり、パン作りについて話していただきました。
 的崎さんの夢は自分の店も持つこと。「今まで障がいの方々と一緒に仕事をしてきたのだから、これからもずっと関わりあっていきたい」ともおっしゃっていました。また、小島さんの夢は「障がい者スタッフが60歳になって定年になるまで一緒に働くこと」ということでした。
 「andare a piedi」はポートアイランドのワールド本社ビル1Fにありますので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

FMわぃわぃインターンスタッフ 村上

「『目が見えない』とはどういうこと?」

6月23日の「ふれてあれこれ好奇心アイtoアイズ」。

●より子のちょっと言わせてもらいます!
 去年の10月、尼崎の高校で「目が見えない、とはどういうこと?」をテーマに講演をしてきたより子さん。講演を聞いた生徒達の感想文が最近届きました。
 より子さんは後天的に視力を失った「中途失明」。なので物の形や色が想像できますが、しかしそれらが分かるからこその恐怖もあります。「見えないから…」と考えず、どう工夫して過ごしやすく生活しているのかを説明したそうです。
 感想の中で一番多かったのは、「見えないのは辛いことだと実感した。これからもっと理解していきたい」というものでした。
 「障がいを抱えて生きることが大変だと思ったのなら、私達が困っている時にぜひ声をかけて欲しいと思います。頭の片隅にでも、障がいを抱えた方を見た時に、私の講演のことを思い出してくれたら。そして、声をかけてくれたらとても嬉しい。声の掛け合いで障がい者と健常者の隔たりを越えていけたら」とより子さんはおっしゃっていました。

●でかけてみませんか、情報局
 7月3日に開催される「オンリーゆう・つながりコンサート」を取り上げました。「大好きな音楽で障がいのある人もない人もつながろう」というコンセプトで様々な方が歌や演奏を披露してくれます。「声のトゥモロー」に出演しているWING KOBEの石山 沙貴子さんも「サーモンマリネ」というグループで歌を披露します。
 13時開場、14時開演で灘区民ホール(マリーホール)にて行いますので、是非行ってみてはいかがでしょうか?

●WING KOBE 声のトゥモロー
 WING KOBEのメンバーで阪神春日野道駅近くのおおやすてい市場と春日野道商店街に行ったことを時のことを話しました。
 「やはり声をかけやすく、昔ながらの雰囲気があった。たくさんの買い物客もいて賑わっており、楽しかった」とおっしゃっていました。
 店の人とも友達になれる、それが商店街の魅力。最近はインターネットで評価の高い店の情報を集められるようにはなったけれども、商店街に行って店巡りをすることで学びもたくさんあると実感しました、ということでした。

FMわぃわぃ インターン生 村上

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