FMYY学生インターン番組神戸大学GSP「助け合い・共生 そして笑顔溢れるまちへ」



神戸大学国際人間科学部 木谷愛
神戸大学のGSPに参加しようと思ったのは、自分の地元であり、今まで住んできた町について学びたいと思ったから。また、小学生の頃から学習してきた阪神・淡路大震災について、大人になるにつれ、捉え方・考え方も変わってきたため、今一度向き合うことで自分に出来ることを考えたいと思った。
学外活動の場として、TCC、FMわぃわぃを選んだ理由は、私自身、海外旅行での経験、旅行という短い期間で楽しみがある中でも言語・文化が違うことで不安があったり、何をするにも勇気がいることを実感した。
それから推しはかり、日本に住む在日外国人の暮らしに対する不安や不自由さはもっと計り知れないと思った。
自分たちにとっての当たり前が、全ての人にとって当たり前ではないということを認識し、在日外国人が安心して暮らせるサポートがしたいと思った。多文化共生を目指すTCCだからこそ出来ると思い、TCCを選択、また、これまで、“自分で感じる・考える”まではあっても、その先の、“行動する”所まではなかなか踏み出せないでいたので、“情報発信を通して自分が考えたことを伝える”という行動を起こしたいと考えたからFMYYを選んだ。
ネット時代だからこそ、ネットを通してより多くの人に伝えることが可能だと考えた。
ここに来て人、モノ、文化、あらゆるものが共生している、多様性を感じ、異なる価値観を尊重、大切にしていると感じた。
そしてFMYYは、情報発信のツールを活用し、阪神・淡路大震災での教訓を伝え、また社会的弱者のために出来ることは何かを考え、今の社会と向き合い続けているところだと知った。
ここで見聞きしたことで、同じ事を繰り返さないよう、後世に継承しなければいけないと強く感じた。また、誰かが近くにいるという安心感がどれほど大きいかも強く認識できた。
また、地震に限らず全ての「災害」に対して、まずは自分を守るために行動し、そして周りの人を守るために行動する。このように自他共に守り、“助け合う”、“共生する”ことの大切さを改めて思った。