2013年度第1回番組審議会報告

2013年6月26日(水)17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、
2013年度第1回番組審議委員会を開催いたしました。

今回は今年度初回ということで、異動により委員を引き継がれた長田区まちづくり課長増田匡さんとの初顔合わせということもあり、始めに皆さんで自己紹介をしていただきました。
そして審議委員長選出があり、合議の上、為岡務さんを選出しました。

その後、審議を開始。
出席委員は、為岡務委員長、正岡健二委員、山本幸男委員、木辻清子委員、宮川清委員、増田匡委員、平川愛恵(神戸常盤大学 中村忠司委員代理)。
欠席委員は、萩尾利雄委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第1回審議番組は、「まちはイキイキきらめきタイム」 から、
おおつちさいがいエフエムとの電話中継のコーナー。
2013年5月10日(金) 12:00~13:25放送のうち、
12:10~12:24の13分19秒間。

パーソナリティは佃由晃さん、金千秋さん。
お話をうかがった方は、道又美佳さん。

この番組は、毎日日替わりのパーソナリティが担当しているお昼の情報番組で、毎月第2金曜日はおおつちさいがいエフエム(岩手県上閉伊郡大槌町)と電話中継を行っており、東日本大震災で未曾有の津波被害を被った大槌町の状況を、臨時災害エフエム局のスタッフから直接伝えてもらっています。

委員の皆さんのご感想は概ね良好で、道又さんの明るい声が好印象でした。
被災経験がある者同士イメージがわきやすい話題を取り上げていること等、今後も継続してほしいコーナーとの評価をいただきました。

議事録はこちら

毎週火曜日12時半からは「週刊!それいけ長田」です。

夏ぼら

去年テスト的に実施した夏休み中の、長田地域の中学生のボランティア。好評につき、長田区6校に拡大して開催の予定です。
夏越の祭りでの着ぐるみ、障害のあるメンバーさんとの畑仕事、ふれあい喫茶でのお茶のサービス、パソコン教室のお手伝いにFMわぃわぃでは外国籍の子どもたちとラジオ番組つくりなどなど。。。。
夏休みの1日、希望してボランティアとして参加するという体験を長田区社会福祉協議会と中学校が共に実施します。

夏ぼら

毎月第4火曜日は神戸映画資料館からの情報~今回は濱口竜介さんと「異国に生きる」~

濱口竜介さんと異国に生きる

本日の神戸映画資料館からのお知らせは、濱口亮介さんが神戸に移住され、いろんな活動を開始されるなか「滝口竜介プロスペクティブ in Kannsai」が資料館で開催のお知らせと、日本の中のビルマ人を14年間追い続け出来上がった土井敏邦監督の作品「異国に生きる」のお知らせです。この映画上映の時には、丸五市場のミャンマー料理の「テテ」さんのカレーもカフェで食べることができます。

濱口竜介さん

大阪(第七芸術劇場)神戸(神戸映画資料館)京都(京都シネマ、元・立誠小学校、京都みなみ会館)

濱口竜介さん

濱口さんは神戸に来るまでの2年間仙台で過ごされ、3部作(内実は4部作)の東日本被災沿岸部のドキュメンタリーを制作されました。

濱口竜介さん

神戸のアートシアターKIITOでもワークショップを開催されます。

Gema Merapi FMにて楽しいジングル作成研修♪~コミュニティラジオ局での活動~

ジョグジャカルタからこんにちは。近藤です。
最近乾季らしい天気が続いています。日中は日差しがきつく、暑いです。

さて、今回はコミュニティラジオ局との研修内容についてご紹介しようと思います!
私たちが支援している5つのコミュニティラジオ局で、ラジオ局のメンバーと共にこれまでラジオ局の問題分析を行ってきました。その問題分析の結果を元に、今研修を進めています。技術支援の一つとして番組制作の技術や知識をさらに高めてもらえるよう、まずはジングル(ラジオ番組の節目に入る短い音楽)を作成する研修を各コミュニティラジオ局で行っています。

先週、Gema Merapi FMというラジオ局でもこの研修を行ったので、その様子をご報告します。

まず、久々に訪問して感激したのが、スタジオのレイアウト変更を行ってくれていたこと!以前はパーソナリティー1人だけの席しかなかったのですが、椅子を二つ置いてテーブルの中央にマイクを置き、対面式に番組を収録することが出来るようになっていました!!前回の訪問で、日本や他の国のコミュニティラジオ局が、どうやって参加型の番組を収録するかレイアウトを工夫していると参考までに紹介したので、それをさっそく取り入れていただけました。

Before

After

この日参加したGema Merapi FMの若いスタッフのみなさんに、まずは音声編集ソフトウェアの使い方を指導しました。音量調節、音の繋ぎ方、曲の挿入方法等、基本的な編集方法はすぐ理解してもらえました。そして、それぞれのスタッフがペアになって、音声を録音し、自分たちが選曲した音楽を挿入しながらオリジナルのジングルを作成しました♪

他のコミュニティラジオ局同様、皆さん楽しそうに音声収録や編集を行うので、そういった姿を見ているとこちらも嬉しくなります。ラジオ局に置いてあったギターを持ってきて、BGMもこれで入れようかな・・・とギターをつま弾くスタッフもいて、やる気満々だなと思いました。

そして次回の研修までに最低10個のジングルを作成してね!とお願いすると、「10個なんか今日中にできるよ!」と自信満々に言う姿が微笑ましいです。そんな彼らのラジオ局スタッフとしての作成意欲が伝わってきて、次の訪問がとても楽しみです!

シリー:地域を支える市民の力~野上恵美さんが語るベトナム人支援で知ったつながりの大切さ~

関西学院大学山中速人研究室メディア工房

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の2年生のメディアの実践での実験プロジェクトとして、5月23日~7月18日まで8回シリーズで「地域を支える市民の力」を放送しています。
第5回目の本日は「野上恵美さんが語るベトナム人支援で知ったつながりの大切さ」です。
この番組は、関西学院大学三田キャンパス山中速人研究室のメディア工房からのUST配信で行い、翌週の火曜日13時からの再放送で放送されます。

なぜFMわぃわぃは東北やインドネシアで活動するのか?

FMわぃわぃが東北で活動を初めて二年三ヶ月、インドネシアで「定住型」の活動を始めて、七ヶ月が経った。FMわぃわぃは俗に言うところの災害支援NGOや国際協力NGOではない。コミュニティラジオを一つの道具にして、阪神淡路大震災からまちづくりをしてきた団体である。

FMわぃわぃのある神戸の長田は、1995年1月の阪神淡路大震災でとくに大きな被害にあった地域である。昔ながらの下町で古い住宅が密集して、地震とその直後の火事で、まちが空襲の後のようになってしまった。

「ホースから水が出んかった。水さえ出たら、、、」
「ノコギリが一本でもあったら、、、」
「隣りの婆ちゃんが、どの部屋に寝てるのか、知っとったら、、、」

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神戸市長田区から世界の言語で放送しています。