2010年度第6回番組審議会報告

2011年1月19日(水) 17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、
2010年度第6回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、平川愛恵委員長、正岡健二委員、木辻清子委員、
山本幸男委員、為岡務委員
放送従事者側は、金千秋、平野由美子
第5回審議番組は、 「耳をすませてリスニングトゥゲザー」
 関西学院大学総合政策学部 
 山中速人研修室発 多声的実験ラジオ番組
2011年1月4日(火) 、11日(火) 13:00~13:25 放送
担当者は、関西学院大学総合政策学部3年
佐藤あゆみさん(4日)、朴 史帆(さぼん)さん(11日)

この番組は、毎週火曜日 12:00~13:30 放送の「まちはイキイキきらめきタイム」の中のコーナーで、今期は関西学院大学総合政策学部3年生が制作を担当しています。 
テーマは“震災15年の軌跡”。阪神・淡路大震災当時5~6歳だった学生だちが、様々な方々を取材した番組です。
佐藤さんは、震災以前から変わらず精肉店を営んでいる藤本幸二さん、朴さんは同じ在日韓国人の李玉順さんにお話をおうかがいしました。
自分たちの知らないことを進んで学ぼうとする学生の姿勢が概ね好評価でした。

 議事録

亘理郡亘理町の臨時災害ラジオ局「FMあおぞら」

被災地ラジオあおぞら

【2011年4月9日仙台=日比野純一・吉富志津代】宮城県亘理郡亘理町の臨時災害ラジオ局FMあおぞらを訪問しました。放送は亘理町民のボランティアの手で続けられており、朝7時から晩7時までの12時間、毎日放送しています。災害関連情報に加えて、亘理町に伝わる民話を亘理弁で放送する時間もあります。

FMあおぞら中学生ボランティア

そして、ラジオ局の裏方として地元の中学生や小学生もボランティアで活動しています。

FMあおぞら中学生ボランティア

**臨時災害ラジオFM局亘理町災害ラジオ「FMあおぞら」**
2011年3月24日に78.6メガヘルツで放送を開始、他のFM放送の電波干渉を受け、現在浜吉田周辺や逢隈地区の一部で受信しにくい状況となり、これを解消するために、4月2日午後4時に周波数を79.2MHzに変更。町民のみなさんに確かな情報を届けため、スタッフ一同が、がんばっています。写真のように中学生ボランティアスタッフもいます。亘理郡亘理町字下小路7-4=亘理町役場は庁舎が被災し、仮設のプレハブから放送中です。(写真=日比野純一)

正式登録名…亘理災害FM JOYZ2Y-FM
愛称…「FMあおぞら」
送信周波数…78.6MHz
出力…30W
放送時間…朝7:00~夜7:00まで
 ※毎正時に生放送開始し20~30分程度の情報を伝えています。
  合間と夜間は音楽を流しているため24時間音声を確認できます。
放送所:亘理町役場本庁舎前 案内所プレハブ内(宮城県亘理郡亘理町字下小路7-9)
専用ダイヤル…0223-32-2293
開設期間…2011年3月24日~6月30日

以下は、JCBA(日本コミュニティ放送連盟)からの8日現在の臨時災害放送局の状況です。
≪岩手県≫
奥州市:奥州エフエム(150W→3/29廃止)
花巻市:FM One(100W→4/3廃止)
下閉伊郡山田町:アイビーシー岩手放送(AM放送)
IBC山田災害臨時ラジオ(10W)
※AM放送が臨時中継局として開設
宮古市:みやこさいがいエフエム(20W)
大船渡市:おおふなとさいがいエフエム 第1送信所(30W)
おおふなとさいがいエフエム 第2送信所(20W)
〔陸前高田市への情報伝達の為、第2送信所を開局〕
釜石市:かまいしさいがいエフエム(30W)
≪宮城県≫
大崎市:おおさきさいがいエフエム(50W)〔設立準備中の団体が市に設備を貸与〕
登米市:(株)登米コミュニティエフエム・H@!FM〔はっとエフエム〕(100W)
石巻市:石巻コミュニティ放送(株)・ラジオ石巻(100W)
塩釜市:BAY WAVE(100W)
岩沼市:ほほえみ(100W)
亘理郡山元町:やまもとさいがいエフエム(30W)
気仙沼市:けせんぬまさいがいエフエム(30W)
亘理郡亘理町:わたりさいがいエフエム(30W)
名取市:なとりさいがいエフエム(50W)
≪福島県≫
福島市:FMポコ(100W→3/25休止)
いわき市:SEA WAVE FMいわき(100W)
相馬市:そうまさいがいエフエム(30W)
須賀川市:すかがわさいがいエフエム(30W)
≪茨城県≫
鹿島市:FMかしま(50W)
つくば市:ラヂオつくば(80W)

まこちゃんの2011/4/2~4/3 東日本大震災宮城県沿岸部視察報告

気仙沼港

2011年4月9日土曜日16時~16時半「まこちゃんのご近所談義」
4/2~4/3の2日間、 東日本大震災宮城県沿岸部視察に行った報告をしていただきました。参加されたのは、まこちゃんこと関西大学教授三谷真さんと被災地支援ネットワークメンバーである小林郁夫さん(神戸まち研理事長)河合節夫さん(長田区野田北部まち作り協議会事務局長)、磯辺康子さん(神戸新聞社東京支社)です。
神戸の地震でのまちづくりのいろんな出会いから生まれたネットワークの方々です。もちろんどなたもFMわぃわぃと深いつながりのある方々でもあります。(写真は気仙沼港)

野蒜の車両

こちらは野蒜の車両)
回られたのは、気仙沼とそこまでの沿岸部(本吉町・大谷海岸)、南三陸町、石巻、東松島、松島(津波による被害なし)、塩竃、仙台市若林区荒浜と名取市閖上(ゆりあげ)。
まこちゃん曰く「とにかく凄まじい。筆舌に尽くし難いとはこのこと。地域ごとに被害の「表情」が違う。荒浜は見るのがきつかった。被災の規模が大きすぎる。」とその被害地の広さとさまざまな対応の違いの必要性に、今までの被災地支援のための事前調査報告とは全く違うお話でした。
今後の私達被災地外からの支援としては、「顔の見えるネットワーク」をこの事前調査などでつくり、そことの連携で支援を始める。
そして被災地の住民が顔の見える支援者を持つことで、今度は被災地内でのその支援の渡り先を見つけてゆく。
その細い細い毛細血管のような支援の領域が広がってゆくことで、その地域全体へ血を通わせることになるのでは、、とうご提案でした。

番組同士のコラボ~まちはイキイキきらめきタイム水曜日とももっちおばちゃんのラジオお昼便~

ももっちおばちゃんゲスト出演

2011年4月6日水曜日「まちはイキイキきらめきタイム」にこの後の番組「ももっちおばちゃんのラジオお昼便」のももっちおばちゃんこと溝江玲子さんがゲスト出演。番組同士の生の交流が行われました。

ももっちおばちゃんこと溝江玲子さん

溝江 玲子(みぞえ れいこ)さん
日本ペンクラブ会員・放送作家協会会員・児童文学者協会会員、他
心斎橋大学絵本児童文学創作講座講師(藤本義一総長)、他
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【絵本工房】HP・オリジナル絵本制作
【遊絲社】HP・出版社
【童話&絵本】ブログ
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【著書】
「カッパのかーやん」新日本出版社・5刷
「カッパのかーやんとひみつの川」新日本出版社・重版
「サンタのサムタンさん」東京経済(絵本)・重版
「おっぱいいっぱい」ひさかたチャイルド(絵本)
「時の王子」遊絲社・復刻版
「老いて育ち盛り」遊絲社・新刊
30数冊を出版、その殆どが重版になっています。

「金慶海(きむぎょんえ)先生が語る阪神教育闘争」4月5日から5月9日まで放送、本日は第一回

飛田さんと山中先生

2011年4月5日火曜日13時からは、関西学院大学総合制作学部山中速人研究室の番組は、「金慶海(きむぎょんえ)先生が語る阪神教育闘争」
となります。第1回から第6回まで「民族教育」について、わかりやすく、そしてその重要性は、だれでもが住みやすい日本という国を創っていくためにこそ、必要なのだということを語っておられます。

金慶海さん

4月5日は、第1回 はじめに~日本の敗戦直後の在日コリアンと教育問題です。
司会進行は、関西学院大学総合制作学部山中速人教授、ゲストコメンテーターは、財団法人神戸学生青年センター館長飛田雄一さんです。
FMわぃわぃは周波数77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで同時放送、またこのコーナーは関西学院大学のサイトで、ポッドキャスティングとしていつでもお聞きになることができます。

火曜日「まちはイキイキきらめきタイム」12時50分からの神戸医療生活協同組合・神戸協同病院提供~健康の宝島~

2011年4月5日火曜日12時50分から13時までは、神戸医療生活協同組合・神戸協同病院提供の「健康の宝島」では、激震地域への医療支援に入られているスタッフの方々のお話をうかがいます。
仙台市立岡田小学校(U写真は被災前の写真です)今回は北山保健師が、3月20日から一週間被災地での医療支援をされたお話をお聞きします。
支援に入られたのは、仙台市宮城野区(仙台港の南に位置するそうです)避難所となった仙台市立岡田小学校で、避難者は800人、たったひとりの地域の保健師さんが避難所のみなさんの健康管理をしていたそうです。
保健室にはストーブがたかれ、そこに相談においでになる年齢を問わずさまざまな人々に温かいお茶を出し、お話を聞くことはとても重要なことだったそうです。また子ども達のために風船も持っていかれたとのことで、風船を膨らませ遊ぶ子どもの姿が、子ども達に笑いを、そしてその子ども達の姿や声が避難所のみなさまの笑顔を生んだということです。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。