東京中野から一時避難しての経験を語る~川口晃くん~

川口晃くん

2011年4月2日12時からの「KOBEながたスクランブル」での「おしゃべり市場」のコーナー
東京中野からやってきた今年高校を卒業した18歳、川口晃くんへのインタビュー。
なぜ避難してきたのかの問いに、「親の心配する気持ちを配慮して、そして自分が親自身が安全だと考える場所に身をおくことが、親の心の負担と行動の負担を軽減すると考えたという子ども目線での発言」をきくことになりました。
親の友人ネットワークの中で、初対面の方の家にホームステイするという経験、そして市民活動センターの中でのさまざまなメディアに関する仕事を垣間見る中で、多感な彼の中で生まれたいろんな印象をお聞きすることとなりました。
震災は大変なことではありますが、新しい時代を担うであろう若者たちにとっても、多様な未来への扉がそれぞれの感性の中で開かれてゆく実感をいただきました。

外国人地震被災者のための掲示用・配布用チラシ PDF

外国人地震被災者のための掲示用・配布用チラシ PDFファイルです。
印刷して掲示、配布してお使いください。

言語: 英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、韓国朝鮮語で記載
掲載事項: 『外国人地震被災者のための多言語ホットライン』、『災害情報インターネットサイト』の案内 他

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タイ・バンコクに帰国したケットさんとFMわぃわぃスタジオのシュウ先生をスカイプで結んでお送りします。

2011年4月1日金曜日夜の8時からの番組「マイペンライサバイサバイ」は、タイのバンコクにいるケットさんと神戸市長田区にあるたかとりコミュニティセンターにあるFMわぃわぃスタジオを繋いでお送りします。
タイでは日本の大きな悲しみを自分のもののように悲しみ、そして私達もいます!といういろんなメッセージを送っていただいています。
番組の前半ではケットさんがそのタイでの様子を話しました。そして流れる音楽は、対の国民的な歌手T・バードさんのPrayForJapanです。
トークの後半では、同じく現在タイの南部を襲ったハリケーンが、26万所帯を浸水させるという被害を与えているというケットさんの報告です。
このような自国での大きな被災がありながら、日本に心を寄せるタイ!これこそがタイという国ですというケットさんとシュウ先生のまとめでした。
最後はタイのバンコクにあるJ-CHANELというラジオ局が開催した日本応援チャリティでのさまざまな声をお聞きください。
この番組は4月15日金曜日に再放送されます。
① Hands for Japan イベントの写真(在日タイの留学生の団体主催)
http://www.oknation.net/blog/snowdrop/2011/03/26/entry-1 
② 洪水の写真 (一枚)
http://hotnewsinthailand.blogspot.com/2009/11/blog-post_960.html 

乳児による水道水の摂取制限について(その2) – 68:東北地方太平洋沖地震多言語支援センター災害情報 翻訳第68報

千葉県は3月24日、県内の2つの浄水場の水道水から乳児向けの飲用基準の約2倍に当たる放射性ヨウ素131を検出したと発表しました。また、船橋(ふなばし)市、市川(いちかわ)市、鎌ヶ谷(かまがや)市、浦安(うらやす)市の全域および千葉(ちば)市、習志野市、松戸(まつど)市、市原(いちはら)市、成田(なりた)市、印西(いんざい)市、白井(しろい)市の一部地域に対して、乳児には、水道水を飲ませないように呼びかけました。
 
乳児に水道水を飲ませないように要請している地域
(3月24日16:00現在)

エリア 市町村名
全域 船橋(ふなばし)市、市川(いちかわ)市、鎌ヶ谷(かまがや)市、浦安(うらやす)市
一部地域 千葉(ちば)市、習志野(ならしの)市、松戸(まつど)市、市原(いちはら)市、成田(なりた)市、印西(いんざい)市、白井(しろい)市

また、ミネラルウォーターで粉ミルクを溶く場合は、硬水はミネラル分が多く、下痢を起こすことがあるので、できれば軟水を使った方が良いです。

その他、イトーヨーカ堂は3月24日、乳児がいる家庭にペットボトル入り飲料水を優先販売すると発表しました。1歳未満の子どもがいることを証明する母子手帳を持参すれば、乳児1人につき2リットル入りボトル1本を販売するとのことです。
販売本数は店の入荷状況によって異なりますが、各店とも最大で1日100人分。まず、東京と千葉の40店で開始し、3月25日からは神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬の各県の店にも対象を広げ、合計117店で実施する予定です。

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被災や失業に伴う国民健康保険料の減免、生活費の確保について – 69:東北地方太平洋沖地震多言語支援センター災害情報 翻訳第69報

1.被災者や失業者のための国民健康保険料の減免について
  多くの市町村では被災者の保険料を減額したり、免除したりする制度を設けています。(減額の額は、市区町村により異なります。)
  また、震災で直接の被害を受けていなくても、解雇や倒産により失業した人には国民健康保険料を減額できる場合があります。これには失業給付の受給資格を有しているなどの条件があります。いずれも市区町村への申し出が必要です。
  窓口:住所を有する市区町村の役場

2.生活費の確保~低利の貸付制度~
  当面の生活費を得るためには、低利の貸付制度を利用する方法があります。市区町村の社会福祉協議会を窓口とした「緊急小口資金」は、貸付限度額が今回の被災者を対象に条件付きで最大20万円に引き上げられました。また、失業者などが対象の「総合支援資金」は、最大月20万円を最長1年、借り入れできます。
  窓口:住所を有する市区町村の社会福祉協議会

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農畜産物の摂取・出荷制限について – 66:東北地方太平洋沖地震多言語支援センター災害情報 翻訳66報

福島第一原子力発電所事故の影響で、福島県で生産された農畜産物から国の暫定基準値を超える放射性物質が検出されました。政府は3月23日午前、該当する農畜産物について当分の間、関係事業者に出荷を差し控えることを求めました。また、住民等に摂取制限を呼びかけました。3月23日午前11時までに摂取制限や出荷制限が指示されている農畜産物は以下の通りです。
ただし、これらの農畜産物について、枝野官房長官は「一時的に食べても健康に害を与えるものではない。しかし、こうした状況が長期にわたって継続することが想定される。念のため、早い段階から出荷を控えて摂取しないことが望ましいとして指示した」と述べています。
生産県別摂取制限・出荷制限品目(3月23日午前11時現在)

都道府県名 摂取制限(食べないようにすること) 出荷制限(出荷しないようにすること)
福島県 「ホウレンソウ」、「キャベツ」、「小松菜(こまつな)」、「茎(くき)立(たち)菜(な)」、「信夫(しのぶ)冬(ふゆ)菜(な)」、「山東(さんとう)菜(な)」、「ちじれ菜(な)」、「アブラナ」、「紅(こう)菜(さい)苔(たい)」、「ブロッコリー」、「カリフラワー」など 原乳(げんにゅう)、ホウレンソウ、かき菜、「キャベツ」、「小松菜(こまつな)」、「茎(くき)立(たち)菜(な)」、「信夫(しのぶ)冬(ふゆ)菜(な)」、「山東(さんとう)菜(な)」、「ちじれ菜(な)」、「アブラナ」、「紅(こう)菜(さい)苔(たい)」、「ブロッコリー」、「カブ」、「カリフラワー」など
茨城県 ホウレンソウ、かき菜、原乳(げんにゅう)、パセリ
栃木県 ホウレンソウ、かき菜
群馬県 ホウレンソウ、かき菜

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