クライストチャーチ出身の元サウンドウエーブズスタッフ、パトリック・ケルに現地の様子を電話中継。

元サウンドウェーブス担当のパトリック・ケルは、ニュージーランド人の父とサモアの母とのミックス。そしてクライストチャーチの出身。
彼の兄・弟・妹はクライストチャーチに在住です。
さっそくパトリックに電話中継をして現地の様子を伝えてもらうました。
兄・弟・妹には怪我もなく無事ということと、避難所には400人弱の人が飛散しているが、ニュージーランドの人々は、地域のネットワーク、友人、家族の結束が固いので、避難所ではなく知人・肉親のところに身を寄せるという方向に動いているらしいとのこと。
また観光産業が大きな比重を占めるこの国では、観光客が多く、突然の災害にこれら定住していない一時的滞在者の不安を考えると、多言語での情報共有が必要だとパトリックも感じたとのことでした。
今後また現地からの情報があり次第、webや放送でお届けします。

まちイキ 2011,2,24(木)号

まちイキ2月24日

(写真は、「アジア、太平洋賞」受賞出版物、野間秀樹著 『ハングルの誕生』平凡社新書)
まちイキ 2011,2,24(木)号
<担当>あっちゃんこと乾敦子、心美人こと朴明子
<オープニングトーク>韓国のミニ・ニュース。アメリカの昨年のスポーツ・ウーマン賞を韓国のスケート選手、キム・ヨナに授与。アジアの女子では初めて。
<今日かけた曲>
1曲目、「トロイカ」ダーク・ダックス。
先だってダーク・ダックスのパクさんが死去した。ダーク・ダックスは日本にロシア民謡を広めた功績でロシアから賞を受けている。2人ではもうグループとしての活動は無理だろう。ちなみに私が昔所属していた合唱団で、定期演奏会では3部構成のうち、最後のステージではちょっぴりロシアの民族衣装に似せた衣装などを身に着けて、必ずロシア民謡を歌っていた。だから私はたくさんのロシア民謡を知っている。(^^♪
2曲目、「マイファニー・バレンタイン」チェット・ベイカー。
3曲目、「ハルモニ ピョンジ おばあさんの手紙」(今年のシリーズは朝鮮半島の童謡)。
~ハルモニのてがみ~
ハルモニの鉛筆は わたしが1年生の時使っていた鉛筆
ハルモニのてがみは くねくね曲がった 涙のてがみ
ハルモニの願いは どうぞわたしが元気で立派になれという願い
4曲目、「ヒマン ハンダン 希望一束」チャン・サイック。
歌の間にこんなセリフがある・・・
「野菜売りのおばさん、希望一束はいくらですか」
「希望かね。それはわたしにも分からないね」
<情報・お知らせ>
① 朝鮮民主主義人民共和国の映画「安重根 伊藤博文を撃つ」。②セミナー「日本で活躍した初期の朝鮮人女性伝道師」③ポストコロニアルと在日文学。 ④朴明子の一人芝居「やなぎ行李の秘密」ミョンジャの芝居でございます。(―_―)!!
<ウリエ ホジュモニ>
 食に関する話題
・ピョンヤンでファーストフードの店がオープン。又、インスタント食品が売れている。それぞれ自国の口に合うようにアレンジしている。
・「冷麺」。朝鮮半島では暖かいオンドルの部屋で冬に食べる。原料の蕎麦は秋に収穫されるし、冷麺のスープに使うトンチム(水キムチ)のスープは冬に食べるから。
・「マッコルリ どぶろく」。今、日本の女性の間でブーム。韓国では日本人向けに製造している。味の種類も様々。イチゴ、ナシ、黒豆、お茶、おこげ味etc、etc・・・
蛋白質ビタミンが豊富なマッコルリ。私は子どもの頃から飲んでおりました。ヽ(^o^)丿
<エンディング・トーク>
・ 前東京外語大大学院教授、野間秀樹氏著「ハングルの誕生 音(おん)から文字を創る」(平凡社新書)が、アジア太平洋地域の政治・経済・文化などに関する優れた出版物の研究者、実践者に贈られる「アジア・太平洋賞」を受賞。
                               朴明子記

朝鮮学校を支える宝塚市民の会田中ひろみさん~2月26日朝鮮学校への「無償化」即時適応を求める大集会~

田中ひろみさん

2011年2月25日金曜日12時からの「まちはイキイキきらめきタイム」の12時半からの「マイオピニオン」にご出演は、2月26日行われる~2.26朝鮮学校への「無償化」即時適用をもとめる大集会
高校授業量の無償化とは、「全ての意志ある高校生等が、安心して勉学に打ち込める社会をつくるため、国の費用により、公立高等学校の授業料を無償化するとともに、国立・私立高校等の生徒の授業料に充てる高等学校等就学支援金を創設し、教育費の負担を軽減する。」ということのために行われます。
ところが2010年4月から実施されているこの高校生の授業料「無償化」は、朝鮮高校(=朝鮮高級高校)だけは適用されていません。それはなぜか。。。これは日本の良心を試される判断です。ぜひ「朝鮮学校を支える宝塚市民の会」田中ひろみさんのお話に耳を傾けてください。

2月23日 水曜日まちはイキイキきらめきタイム~オラ!アミーゴ!この日のまちイキのキーワードは、「スペイン」と「商店街」

湯川カナさん

写真は水曜日の番組スタッフとゲストのみなさん、テーブル左から高見、湯川さん、難波さん、小柴さん、ミキサー卓後ろ左片岡、右田辺
オラ!アミーゴス!
2011年2月23日水曜日のまちイキのキーワードは、「スペイン」と「商店街」。
「グージーの聞き耳頭巾」には、長田中央いちばより難波克己さんのご出演で、2月26日(土)開催の「第4回ほんまもん講座」と、「萬福いちば食堂」のお知らせ。
今回の「ほんまもん体験講座」は創作立体切紙Kirittai。紙に切り込みを入れ、立体の昆虫や動物を作る。講座の後は、試食しながらお店をまわる体験ツアーが楽しめる。今回は、拡大判でフードコート形式の食堂がオープンされる。700円程度で、各店自慢の逸品おかずを選び食べることができる。お茶と味噌汁が無料でついてくる。
「ホッとニュース」のコーナーは、小柴貴郎さんによる、三田市出身の世界的なフラメンコ舞踊家東仲一矩さんによる、ふるさと公演の紹介。
そして、「水曜日のおすすめ」のコーナーのゲストとして、神戸在住の湯川カナさんが初出演。湯川さんは、神戸に住み始めておよそ1年半、それまでの10年と1日をスペインで過ごした。
スペインではフリーライターとして、「ほぼ日刊イトイ新聞」に「カナ式ラテン生活」(朝日出版社より刊行)を連載。現在は、子供服の輸入販売「NINACOMODA」を夫婦で起業、スペインでの育児経験をふまえ、スペインの育児本を翻訳するなどパワフルに活動中。湯川さんのwebサイトは⇔http://www.kanasol.jp/
番組の中で、スペイン語を知らずにスペインで暮らし始めたころの、湯川さんの体験談をおききした。
商店街の人々の「お節介」が、言葉を覚えていく助けにもなったそうだ。ゲストのクロストークも盛り上がり、日本とスペインのサッカーチームの話しや、大事故・災害が起きた後の自己判断の違いにも及んだ。
これから多角的にママ支援プロジェクトを展開される湯川さんには、「まちはイキイキきらめきタイム水曜日」の準レギュラー証(番組担当スタッフ独自で制作)をお持ちいただいた。
「正しい育児」をするよりも、自分と子どもの、生き物としての生命力を信じて「楽しい育児」すればいいのではないか?と提言される湯川さん、プロジェクトの経過報告をかね、またラテンな雰囲気いっぱいの、スタジオに遊びにきてくださいね。
(街角探検隊 田辺)

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の3年生の作品は「震災後、それぞれの軌跡」第10回花房浩二さんに聞く!

関西学院大学門野智昭さん

2011年2月22日火曜日「まちはイキイキきらめきタイム」の13時からのコーナーは関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の学生たちの制作番組を放送しています。
去年の12月21日からは「震災後それぞれの軌跡」と題して、震災後のさまざまな方々のライフヒストリーをお聞きして、震災を若い世代の目線で再確認するという番組となっています。
第10回目の担当学生は門野智昭さん、取材した相手は、地域の畳屋さんで消防団員でもある花房浩二さんです。消防団員という学生の目線ではあまり伺うことの出来ない、救助活動の様子を取材させていただきました。
若いそして大阪在住ということから、あまり被災記憶のない学生から見ると「失ったものが多いという印象の強い震災」
それをその経験からなにか得たものはあるのか。という視点からも制作した番組です。
FMわぃわぃの放送は周波数77,8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで同時放送、またこの番組はポッドキャスティングとして、関西学院大学のサイトでいつでもお聞きになることが出来ます。

ペルークスコからアリオラ・シュシャ・ノエリが懐かしい日本、たつの市の友人を訪問!

間野さんとシュシャ

2011年2月22日火曜日ペルークスコからアリオラ・シュシャ・ノエリさんが、2007年まで神戸に拠点を置くNGO神戸外国人救援ネットの事務局長だった間野静雄さんとFMわぃわぃを訪問してくれました。彼女はペルーから親と共に1993年に来日。その後たつの市立揖保小学校そしてたつの市立西中学校に2004年まで通いました。日本で生まれた妹が2人、家族はたつの市で地域の一員として生活していました。しかし2004年不法滞在のためペルーへ一家で強制送還され、現在はペルーのクスコで生活しています。しかし当時15歳のシュシャは、ペルーへの飛行機の中で「必ず自分の力でまた日本に戻ってくる、日本の友達に会う」と決めていたそうです。

シュシャ

その言葉の通り、揖保小学校、西中学の友達に会うため、現在は名古屋に住む間野さんの招待もあり、自分で仕事をしてためたお金で、今回ペルーから日本までの往復チケットを買って「たつの」の友人たちに会うため来日しました。
小学校からの友人たちとシュシャを結んでいたのは「メール」です。メールをすることで、日本語も忘れず、そして地球の反対の国同士の友情は続きました。
彼女は今ペルークスコで自分の国ペルーの素晴らしいインカの文化を紹介するための観光ガイドをしています。
自分の国について勉強することでスペイン語を手に入れ、母国への誇りを手に入れ、観光ガイドの資格も取り、そして日本人観光客のガイドをすることで、標準語(播州弁ではない)としての日本語もしゃべれるようになり、収入も得ています。
苦しい経験の中からそれを大きなばねに自分の人生を生きる姿は、見事です!が、しかしこんな小さな若い女の子の「人生を翻弄する入国管理、在留資格」のがんじがらめをなんとかしないといけないと強く思いました。
クスコ空港までの往復チケットさえ手に入れれば、空港からのすべては、シュシャが手配いたします。詳しくはメールで(もちろん日本語で)お問い合わせしていただければ、素敵なペルーの観光が楽しめること請け合いです。まずはFMわぃわぃにお問い合わせくださいませ。シュシャの連絡先⇔mailto:axn_8913@yahoo.co.jp

続きを読む ペルークスコからアリオラ・シュシャ・ノエリが懐かしい日本、たつの市の友人を訪問!

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。