【ムルタン3日=日比野純一】洪水から2ヶ月余りがたち、少しずつ水が引き始めています。ムルタンの近くの被災者キャンプでは、すでに50%の人々が自分のホームエリアにかえっていました。
キャンプに残っている人々も工芸品をつくって、それを市場で売りはじめていました。一家総出での作業です。ベッドの素地を4日かけてつくって、200円。月収が3~4千円ですので、家計を支える大きな収入源になっています。
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震災当時ラジオ関西で防災情報の陣頭指揮に立っていた山田健人さんに聞く『音のもつ力』
2010年10月の「大震災を語り継ぐ」ゲストは、現在コミュニティラジオFM三木の局長をされている山田健人さん。
震災当時は須磨の行幸町にあったラジオ関西の報道制作局長。朝5時46分の激震は垂水区自宅で体験。
スタジオからの第一報「放送が止まった!」の連絡に、一番に局に駆けつけたという経験の持ち主です。
当時のラジオの成すべきこと、「音のもつ力」で被災地の局駕するべきことを語っていただきました。
聞き手はいつものように西條遊児さん。このお二人は震災当時も半壊のただ一つ残ったスタジオで、局長とマイクの前に立つしゃべり手として同じ目線、同じ体験、同じ思いを持たれていたお二人です。
そしてそこからまもなく、16年!今これからの人に伝えるべきことが語られます。
この番組は毎週日曜日夕方5時から30分間、周波数77.8メガヘルツ、インターネットはサイマルラジオで放送されます。
またポッドキャスティングとして、「大震災を語り継ぐ」のサイトでいつでもお聞きになることができます。
洪水から2ヶ月たっても、、(パキスタン現地レポート)
2010年10月3日(土)18時56分(日本時間)
【カラチ2日=日比野純一】AMARC(世界コミュニティラジオ放送連盟)とPPF(パキスタン・プレス財団)によるパキスタン洪水の被災地支援活動で、 FMわぃわぃの日比野純一が9/30からパキスタンを訪れています。
タタという町の近くの避難キャンプでコミュニケーションニーズの調査中です。
洪水の前、テレビは村に1~2台、ラジオもすべての家にあるわけでもなく、新聞も読んでいない。
被災者の殆んどは、田舎の貧しい農民や漁民です。
水が引き始め、キャンプから村に帰っていくことになりますが、
生活再建のためには、情報は必要不可欠です。
映画「ミツバチの羽音と地球の回転」神戸上映会
2010年10月2日土曜日「KOBEながたスクランブル」のスクランブル交差点のゲストは神戸のベンチャー企業慧通信技術工業株式会社代表の粟田隆央さんです。
今回は鎌中ひとみ監督制作の「祝島の島民が反対する原子力発電」、その意味を深くとらえた映画「ミツバチの羽音と地球の回転」神戸上映会のお知らせに来ていただきました。
☆上映日時 2010年10月9日(土)
開場 14:00 開演 15:00(上映時間135分)
上映後対談 鎌仲ひとみ監督×祝い島島民の会山戸孝さん
☆会場 兵庫県民会館9階けんみんホール
☆入場料 完全前売り制 1200円
☆問い合わせ先 兵庫県民会館 電話078-321-2131
☆詳細 慧通信技術工業株式会社 粟田
電話 078-335-0882 電子メール info@ieee802.co.jp
12時から13時までは東海発「Cの力Rの絆」
2010年10月2日土曜日は、「KOBEながたスクランブル」の時間の前半、12時から13時は、特別番組「JCBA東海地区協議会・加盟24局」制作の「東海発Cの力、Rの絆」を放送します。
JCBA(日本コミュニティラジオ放送連盟)の連携で、全国のコミュニティラジオを結んでお送りします。
洪水から2ヶ月たっても、、(パキスタン現地レポート)
【カラチ1日=日比野純一】AMARC(世界コミュニティラジオ放送連盟)とPPF(パキスタン・プレス財団)によるパキスタン洪水の被災地支援活動で、FMわぃわぃの日比野純一が9/30からパキスタンを訪れています。パキスタンの洪水は被害を受けている人が2,000万人を超える、とてつもなく甚大な規模の災害です。
パキスタン最大の都市でシンド州の州都カラチには、インダス川流域の周りの農村(といっても100kmくらいの距離)から8万4千人もの被災者が避難し、学校などの避難所暮らしを送っています。
洪水から2ヶ月たってもまだ水が引かず、被災者は自分の村に帰れないでいるのです。しかし、仮にいま村に帰れても、家を含めてほとんどの財産を失った人たちの前途は多難です。。。
写真は、650人が避難しているカラチの避難所で生まれた生後8日目の赤ちゃん。避難所生活の数少ない希望です。