「わぃわぃ社会部」タグアーカイブ

歴史、社会変革、文化、わぃわぃが伝えたいニュースなどの番組

YY JOURNAL 長田の視点  「災害とボランティア 」

2016年11月26日 「YY JOURNAL 長田の視点」
「災害とボランティア(熊本とインドネシアでの活動を比較研究)」161126_1本日のゲストは本塚智貴さん=人と防災未来センター研究員(工学博士)です。
今回はYY-CREWの宮本健一郎crewが参加した、兵庫県のボランティアカレッジでの講演をきっかけに、ご出演の運びとなりました。
(収録時写真 左 本塚氏 右宮本crew)

「熊本地震では、うまく運営できていない避難所があった。」といわれています。どうすればよいのか?

本塚さんの研究されてきたインドネシアのポスコ(POSCO=post+comand、住民が自発的に設置する避難所)にヒントがあるようです。
posco写真はPOSCCO(インドネシアでの被災地支援の拠点)
161126_2

日本でPOSCOは可能か?本塚さんは、熊本の前震発生直後に現地に駆け付け、本震を迎えました。本震前後の被災地の状況、その後の避難所運営の観察から、その可能性を見い出されています。
jica1
熊本でもPOSCOはできていた。なぜできるところと、できないところがあったのだろう?コミュニティの力が成否を分けたのでは?ならば、コミュニティを強化するには?そしてボランティアはどうかかわる?p_20161125_113653
熊本とインドネシアを比較しながらディープラーニングしています。是非お聞きください!jica2(写真一番上JICA関西と共にFMYYが行っている草の根事業、その他いろんなJICAの研修員の受入れ、研修を行っています。神戸長田での活動を長田から世界へお伝えしています)

リポート:宮本健一郎

外から見た長田FMYYJournal~長田の視点「愛媛大学山口ゼミのリポート」

img_0378


愛媛大学法文学部総合政策学科「地域・観光まちづくりコース山口信夫研究室」の
≪震災復興の成果と課題について≫について長田の関係者の皆さんに
お話を聞くという依頼がありました。
3泊4日のフィールドワークを行程としては、 新長田のまちづくり会社や真野のまちづくり推進会、
御蔵のまちコミュニケーション、長田神社前地区のまちづくり関係者、駒ヶ林の芸術とコラボした新しいまちづくりなどなど盛りだくさん。、
そしてもちろんFMYYへのご希望は、多文化共生の視点やその必要性についても知見を深めたいというものでした。、
FMYYの担当の多文化共生に関しては、まちの歴史と震災後のまちづくりの流れ
そして在日の目線を通じた産業としてのケミカルと多様性の吸引
それらが合いまった「たかとりコミュニティセンターの目指す~ゆるゆる多文化いとをかし」
(以下はFMYY担当のフィールドワーク行程)
■シューズプラザを見て「靴の町長田」の歴史、復興について
@神戸コリア教育文化センターコミュニティカフェナドゥリ 代表金信鏞さん
https://www.facebook.com/korea.uriecc/
■長田再開発、大正筋商店街の再開発事業の問題点と現状についての講話
@神戸アーカイブ写真館(長田ハナミズキ倶楽部代表) 東 充
http://www.kobe-shashinkan.jp/
■外国人の方々と共につくるまちづくり・復興など、
@FMYY 代表 金千秋
https://tcc117.jp/fmyy
上記のまちあるきをまだまだ暑い最中に行いました。
そしてFMYYとしての大きな役目は、この熱心な若き研究者たちの感想を「長田のまち」のみなさまにお返しすること!そこでその様々な場所での見地を感じたままに、FMYYで語っていただきました。外から見たFMYYぜひお聴き下さいませ。

長田今昔物語~千夜一夜~第13夜

img_0209
2016年10月8日土曜日夜の7時15分からの15分間。長田今昔物語も13夜をむかえます。
今回から須磨の住民、兵庫県ヘリテージマネージャー歴史文化遺産活用推進員)井上勇さん(写真右)にも時々ご参加いただき、長田の住民和田幹司さん(写真左)と共に、ボーダーレスだった時代からの今昔物語に厚みを増していただきます。今後も多様な方々のご参加があるかもしれません。ご期待くださいませ。
第13夜のお話は、≪知られざる平敦盛(敦盛塚)五輪塔「胴塚」≫と題してお話いただきます。
主な内容は以下のようなものです。
一 寿永三年二月七日(1184)832年前・源平一の谷合戦。
熊谷直実に敵に後を見せるな、と呼び止められて討たれた無官の太夫若干十六歳。
二 平清盛ー甥  経盛の三男
三 伝説としての集め塚、一夜塚、一の谷嫩軍記・弥陀六の小枝(歌舞伎・文楽)
四 明治20年頃(1888年頃) 山陽鉄道(現JR)敷設の為、現在地に移転か?須磨寺荒廃時・西須磨村寒村の為か、
寄進一覧には、尻池・兵庫の方々の名前があった。
五 五輪塔・2度も地震で倒壊する。 慶長の大地震(1596)があった!!
六 中世の五輪塔 3番目に大きい・敦盛塚(梵字・ダイナミックな五輪塔)
七 毎年3月に、盛大な敦盛忌の供養が行われている(平成28年=2016年は第831忌)

「長田今昔物語~千夜一夜」の放送は、右のカテゴリメニューから『音源ライブラリ「長田今昔物語」』を選んでいただくことで、順に聞くことができます。

また、iPhoneをご利用の方はポッドキャスト登録が直接できます。このリンクをタップしてください。

長田今昔物語~千夜一夜~第九夜

長田に生まれて70有余年の「わだかん」こと和田幹司さんが語る「長田今昔物語~千夜一夜」9月10日の夜7時15分からの放送は第九夜をむかえます。
ファイル_006

7月16日土曜日に第一夜が始まりました。
奇しくもその日は、FMYYがネットでのコミュニティメディアとしてのRestartの日!震災から始まった「このまちをよくする仕組み」コミュニティの当事者から発信の場を継続する新たな手法としてのネット放送開始のその日でした!!

ファイル_000

第一夜はこんな内容でした。
この番組は長田の歴史をたどり、長田の地形をたどり、それが神代の昔から「住みやすい、生きやすい、そしてなにより多様な人々の往来や多様な物事をゆる~~りと受け入れる」懐深い里であった!!というこの長田を愛する実証の積み重ね、であり、これからの未来のこのまちの在り様を希望をもって語り継ぐ、おもろくて、やがてハタと合点のいく番組となっております。ぜひ一度お聞きくださいませ。

「長田今昔物語~千夜一夜」の放送は、右のカテゴリメニューから『音源ライブラリ「長田今昔物語」』を選んでいただくことで、順に聞くことができます。

YY Journal 長田の視点 第4土曜日発信

「YYJournal 長田の視点」は日本で世界で今起こっていることを遠い事ではなく自分に引き付けて「長田の視点」としてお届けする番組です。第4土曜日2時~そして6時半からお送りします。
第1回目のゲストは日比絵里子さん=危機下の農村支える国連食糧農業機関(FAO)シリア事務所長です。(FAO, Syria Representation Office)
基本的にこのコーナーはFMYY会員のネットワークの中での方にご出演いただくことにしています。今回はYY-CREWの宮本健一郎さんのご紹介。高校の同窓生の日々さんをご紹介くださいました。
ファイル_002


「シリアで今なぜ農業支援が必要なのか」シリアと言えば内戦、紛争、難民、世界の様々な問題の渦巻く…というのが日本からの視点ではありますが、本当のところはどうなのかお聞きすることができました。
ファイル_001
7月23日から来週29日まで同じ時間に放送しますのでぜひ一度お聞きくださいませ。
**シリアはトルコ、その他の中東同様、大変な親日派の方々が多いそうです。それは各地に赴かれ、それぞれの国々の人々の生活が向上することを願い、力を尽くされた日本からの駐在の方々の存在があるそうです。そしてもちろん日本の「MANGA」ということにとても強く打たれました。

長田の歴史を掘り起し未来予想図をみなさまにお届け

「長田今昔物語~千夜一夜」これまでの放送はこちらから

毎週土曜日19時15分から19時半までの15分間は
「長田今昔物語~千夜一夜」
司会進行はFMYY金千秋、今回の話し手は、長田に住んで70有余年「わだかん」こと和田幹司さんです。
ファイル_000
■番組のコンセプト
神戸は港があることで多様性のまちとなりました。しかしその港というのは、神戸港だけを指しているのではありません。山から海へと注ぎ込む川のある地域には素晴らしい砂浜が広がり、海の流れと風の流れにあいまった、長田地域一帯は神代の昔から自然の生んだ港となっておりました。そして港は海外からの素晴らしい知恵や文化を往来する人々と共に受け入れる場となり、豊かな暮らしを生み出していったのです。
つまり自然が生み出した小さな港が、瀬戸内海を望む長田地域には、ありこちにあり長い長い時代を超えた昔から大陸や朝鮮半島の人々との交流を紡いできたのです。そして海外のみならず、奈良の都や京の都の人々が、大陸、朝鮮半島への往来の一休みの場として、出船入船の合間の休みどころとなっていたというのが、この地域の古来からの多様性を育む素地であると言えます。
ファイル_003
この番組「長田今昔物語~千夜一夜」は、この地域を育んできたこれらの多様な人々の往来とそしてここが住みかと定住してきた人々の培ってきた様々を、一人一人の視点で読み解き、解析し、「長田の多様性」がこれからの大きな力になるという、この地の歴史を掘り起し未来予想図をみなさまにお届けするという番組です。
毎週土曜日の夜の7時15分からの15分間、1995年の阪神淡路大震災から生まれた日本で最初の災害・復興ラジオ外国人市民と地域住民とその思いに呼応した日本中、世界中のみんなのメディア「FMYY」からお届けします。
ファイル_006