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11月12日土曜日のワンコイン番組には韓国語が飛び交いました。

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番組リポート、神戸学院大学 経済学部経済学科3年松井夕華

今回は風邪で声が出なかったため、番組リポーターとして参加させて頂きました。

今回はわぃわぃクルーの宮本さんをはじめ、滝澤さん、厳さん、JICA職員の小野さん、安田さんという国籍やお仕事もそれぞれ違う5人の方がお越しくださいました。

ラジオではJICAでの事業内容についての話から始まり、甲南大学の講師であった滝澤さんや日本に留学生としてやってきていた厳さんの震災当時のお話、日本と他国での擬音語や宗教感覚に対する違い、異国の地で聞く故郷の「音」の安堵感、他国の言葉に興味を持つきっかけ、と話が進んでいきました。また、日本と他の国での災害に対する意識の違いなども、実際に行った経験からお話をしていただきました。

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私自身、JICAという機構名は耳にしたことがありましたが、実際にどのような活動を行っているのかを知りませんでした。その為、今回のお話を聞き、活動の内容を聞くことができて、とても興味深いなと感じました。

日本の「災害文化」がどのように生かされているかのお話では、日本人と海外の方の意識の持ち方の違いを聞くことができました。「過ぎた事は深く考えない」というのは一見ポジティブではありますが、天災、災害について考えたとき、災害多発国日本においての災害文化的な思考、自然災害を止めることはできない、しかしながらその天災が「起きること」、そのダメージをいかに最小限で食い止めるかの「減災」を行う事が大事だとおっしゃっていました。

そのためにこそ「災害文化」の日本としては、次に備えるために「伝えていく事」が重要であるのをJICAに来て知った、と兵庫県職員として現在はJICA兵庫で働いている安田さんが言われていたのを聞いて、海外の方と自分たちの意識の違いに驚くと同時に、国内だけでなく海外でも阪神大震災での教訓が生かされている事はすごい事だな、と感じました。

11月第1土曜日の1コイン番組は、やっぱりいろいろ繋がりました。

11月5日の1コイン番組。いつもながらに多彩なメンバーが参集。


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新長田勤労市民センター(東急プラザ3階)での金斗鉉氏の李朝展が開催。李朝朝鮮の伝統的な画風の絵本イラストレーターとしても著名な著名な画家 金斗鉉さんの展示会が5日土曜日から13日日曜日まで開催。

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5日土曜日は同じく新長田の一般社団法人神戸コリア教育文化センターでの記念講演とライブ。その出演者のだるま森さんとえりこさんがまるで疾風のようにやってきて、そして六甲おろしのように去っていきました。

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ということでお話は今ちゃんの「風」について!風はもちろん空気の流れ、そこからいろんなことが見えてくるのです。公害から灘の五郷につながるとは。。。

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そして自然環境に生きる人間はその風や雨や雲、様々な自然の驚異と闘います。でも闘うだけ???FMYYのCrewの宮本さんや上澤君のそれぞれの沿岸地域で生きること、気象にどう対処するのか、そして地震に見舞われた地域にも行ってみること、そこからわかることなどなど。

最後は人と未来防災センターのこれからを担う本塚研究員より、熊本でのお話、どういう事を伝えるのかいろんなお話が飛び出てきました。

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鉄人広場の28号もREPAINT完了!ご覧においでください。そして李朝展の金斗鉉氏の描いた長田風景もご堪能いただき、実際にその絵の現地にお立ち下さいませ。秋の長田の多文化多様性をご堪能ください!

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キルギス共和国タラス市のコミュニティラジオから交流のメール

こんなメールがFMYYに届きました!!もう小さな一人一人がボーダーを越えて繋がり合う時代なんですね!!
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突然のメールをお赦しください。中央アジア・キルギス共和国の地方都市・タラスのコミュニティーラジオ「ラジオモスト」(Radiomost)から、ご挨拶させて頂きます。
ディレクターのオスモノワ・グルミラと申します。
2009年にインドで開かれたAMARCのカンファレンスで、日本のコミュニティーラジオ局の皆様とお目にかかりました。その際に配布されたAMARCの”Directory of Community Radios and related organizations in ASIA PACIFIC”では、日本のコーナーの隣の63ページに掲載されています。
(この日本語メールはスタッフ一同の声をまとめて、日本人ボランティアの寺田が書きました。同市内の「タラス市立子ども教育センター」で日本語教師をしながら、ラジオモストで日本紹介の番組などを手伝っております。)
FMわいわいさんのホームページなどを拝見し、少数者の立場に立ち続ける姿勢に感銘を受けました。そして皆様との国際交流(メールなどによる情報交換)をさせて頂けないだろうかと思い立ち、突然ながら、メールでご連絡させて頂いた次第です。

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【キルギスについて】キルギス人は顔立ちが日本人そっくりで、先祖が日本人と同じだと信じている親日家です。天山山脈の西のはずれ、中国の西側に位置するキルギス共和国は、ソ連の崩壊で25年前に独立した国で、元遊牧民のキルギス人を中心に80の民族、約590万人が暮らしています。隣の鉱物資源国カザフスタンと比べて、経済的に伸び悩んでいます。2005年と2010年に政変が起こりました。2010年の政変後には南部でキルギス人とウズベク人の民族衝突事件も起こり、2千人以上の死傷者が出て、一時は40万人が難民となりました。
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【ラジオモストについて】このように、キルギスは多民族が平和的に共存するために知恵と努力が必要な国です。その北西の辺境・タラス州に2004年、ユネスコの「文明・文化間の対話センター」というプロジェクトによって現地NPO法人が設立され、パソコンのない市民もインターネットにアクセスできる「コミュニティー・マルチメディアセンター」が開かれました。そして2007年9月からコミュニティーラジオ「ラジオモスト」として放送を開始しました。
ラジオモストは、タラス州の村々のボランティア特派員たちと連携し、曜日毎に「健康・人権・教育・農業・社会(地域と世界)」というテーマで番組を制作し、放送を続けています。タラス州の人口は約22万人、うちタラス市の人口は約3万5千人です。ラジオモストの電波は半径120kmに届き、ほぼ全タラス州で聴取できます。←素晴らしい~~~(FMYYのため息です)
スタッフは少人数の中で番組作りやボランティアの募集や訓練、助成金の申請等で苦労しつつもがんばっておりますが、もしも日本のコミュニティーラジオの皆様の経験から学ばせて頂けるならば大変うれしい、と願っております。

お忙しい中、突然の長いメールをお読みくださり、ありがとうございました。もしも関心をお持ち頂けましたら、ご一報頂ければ幸いです。ご不明な点は何なりとお尋ねください。
スタッフの母語はキルギス語とロシア語であるため、日本語通信の場合は日本人ボランティアの寺田が窓口となります。
それでは、少しずつ寒くなりますが、皆様どうぞご自愛ください。以上で失礼いたします。
(※キルギスの地図とラジオモストの写真2点を添付いたします。)

さてこれからどんな展開が生まれるか~~お楽しみにしていてください。
まずはもちろんお礼のメールを出して、今後のお付き合いをお願いしました。

地域の福祉教育「子どもいちば」2016年度のお知らせ

2002年「総合的な時間」としてこの「子どもいちば」は生まれました。
地域には以下に多様な人々が共に生きているか!?それを体感実感するための一つの試みです。
FMYYも1995年の震災以後、多様な一人一人の声に耳をすませ、目を凝らして、それらの一人一人が自分らしく生きる社会の実現を目指して活動してまいりました。
この「子どもいちば」もその中の大切な取り組みです。
今年の開催は、10月27日木曜日室内小学校3年生、11月22日火曜日長田小学校5年生、1月27日金曜日宮川小学校3年生、場所はいつもの長田神社地域商店の赤い長田橋界隈です。
ぜひ一度お立ち寄りくださいませ。

KOBEビジョン委員会♡第3回

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10月22日第3回のKOBEビジョン員会♡のゲストは「六甲山グループ」です。
①グループ名の由来
神戸のシンボルは港と山。神戸の山とは「六甲山」という認識は神戸市民の常識、そこでいたってシンプルに「六甲山グループ」としてというお話。
②メンバー紹介
メンバーは13名の六甲山大好き人間が集まっているとのこと。
③第7期の活動内容
六甲山についての勉強会。
市民参加の夢会議(イベント)・山歩きについて。
④第8期の活動について
「楽しむ・学ぶ・社会貢献的な活動」等を方向性として持ち、グループ内の活動だけでなく、六甲山のイメージアップの為のイベントを計画するなど市民へのアプローチを検討中。
⑤今後の具体的なイベントなど
今年から新しい祝日「山の日」8/11が施行されり、開港150周年にも絡めて、市民もほとんど知らない。「六甲山の日」6/5~8/11の間に色々な団体との連携による楽しいイベントを仕掛けたい。

外から見た長田FMYYJournal~長田の視点「愛媛大学山口ゼミのリポート」

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愛媛大学法文学部総合政策学科「地域・観光まちづくりコース山口信夫研究室」の
≪震災復興の成果と課題について≫について長田の関係者の皆さんに
お話を聞くという依頼がありました。
3泊4日のフィールドワークを行程としては、 新長田のまちづくり会社や真野のまちづくり推進会、
御蔵のまちコミュニケーション、長田神社前地区のまちづくり関係者、駒ヶ林の芸術とコラボした新しいまちづくりなどなど盛りだくさん。、
そしてもちろんFMYYへのご希望は、多文化共生の視点やその必要性についても知見を深めたいというものでした。、
FMYYの担当の多文化共生に関しては、まちの歴史と震災後のまちづくりの流れ
そして在日の目線を通じた産業としてのケミカルと多様性の吸引
それらが合いまった「たかとりコミュニティセンターの目指す~ゆるゆる多文化いとをかし」
(以下はFMYY担当のフィールドワーク行程)
■シューズプラザを見て「靴の町長田」の歴史、復興について
@神戸コリア教育文化センターコミュニティカフェナドゥリ 代表金信鏞さん
https://www.facebook.com/korea.uriecc/
■長田再開発、大正筋商店街の再開発事業の問題点と現状についての講話
@神戸アーカイブ写真館(長田ハナミズキ倶楽部代表) 東 充
http://www.kobe-shashinkan.jp/
■外国人の方々と共につくるまちづくり・復興など、
@FMYY 代表 金千秋
https://tcc117.jp/fmyy
上記のまちあるきをまだまだ暑い最中に行いました。
そしてFMYYとしての大きな役目は、この熱心な若き研究者たちの感想を「長田のまち」のみなさまにお返しすること!そこでその様々な場所での見地を感じたままに、FMYYで語っていただきました。外から見たFMYYぜひお聴き下さいませ。