「インドネシア防災活動レポート」カテゴリーアーカイブ

FMわぃわぃの参画するバックパックラジオ!世界情報社会サミット2017で受賞!

大災害が起こりライフラインが寸断され孤立している地域に、バックパックに機材を詰め込んで駆けつけ、そこから災害放送ができたら、、、
そんな夢がかたちになって、なんと、いまジュネーブで開かれている世界情報社会サミット2017でCampion Project Prizeを受賞しました! やった〜 嬉し〜い

三年半前に瀬戸 義章 (Yoshiaki Seto)さんからこのアイデアの相談を受け、日本とインドネシアの仲間たちによる共同プロジェクトとして育て、ついに世界デビューを果たした「バックパックラジオ」。

プロジェクト牽引役のIman Abdaさんが国際電気通信連合(ITU)事務局長の趙厚麟さんから表彰状を受け取った写真、誇らしい!!

世界は、こうした小さな取り組みに対して、その重要性をしっかりと認識し、大きな光をあててくれました。

FMわぃわぃ、インドネシアコミュニティラジオ協会など日本インドネシアの共同プロジェクトとして、まずインドネシアの被災地に展開する!


http://www.itu.int/net4/wsis/prizes/2017/

http://www.itu.int/net4/wsis/stocktaking/projects/Project/Details?projectId=1484898758

5月30日にインドネシア・ムラピ山事業の公開報告会

Lintas Merapi FMエフエムわいわいのインドネシア・ムラピ山での活動(JICA草の根技術協力事業)の公開報告会を5月30日にJICA関西で開催します。同じくこの3月にミャンマーでのコミュニティ防災事業を終了した神戸のSEEDS Asiaさんと一緒に活動報告をします。ぜひご参加ください!

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JICA草の根技術協力事業 案件終了報告会のご案内

皆様はJICAの草の根技術協力事業をご存知ですか?
草の根技術協力事業は、NGO/NPO・自治体・大学等がこれまで培ってきた経験や技術を活かして企画した開発途上国への協力活動を、JICAが支援し共同で実施する事業です。
このたび、今年3月31日をもって終了した2つの防災案件について、市民の皆様に広くご報告させていただく機会を下記のとおり設けました。
神戸を拠点に活躍する2つのNPOの、それぞれミャンマーとインドネシアにおいて実施した事業の概要と成果、そして事業を通して得られた知見や教訓について、プロジェクトマネジャーである鹿田光子さん(SEEDS Asia)と日比野純一さん(エフエムわいわい)より、写真や映像を交えてご報告をいただきます。
21年前の阪神・淡路大震災を原点に、これまで様々な活動を展開してきたSEEDS Asiaとエフエムわいわい。2つのNPOが、その経験を活かしてミャンマーとインドネシアに伝えたもの、現地で得られた成果と教訓、そして私たちに語りかける想いとは――。
皆様のご参加をお待ちしております。

# 日 時:5月30日(月)18:30-20:00(18:00受付開始)
# 場 所:JICA関西2階 ブリーフィングルーム
# 参加費:無料

# 進行スケジュール(予定)
18:30~18:35:開会挨拶(JICA関西 次長 田和正裕)
18:35~18:40:草の根技術協力事業スキーム紹介(JICA関西 市民参加協力課 白井宏明)
18:40~19:00:案件報告(1)ミャンマー・災害危険地域における防災能力向上支援プロジェクト(特定非営利活動法人SEEDS Asia 鹿田光子)
19:00~19:10:質疑応答
19:10~19:30;案件報告(2)インドネシア・ジャワ島中部メラピ山周辺村落のコミュニティ防災向上(特定非営利活動法人エフエムわいわい 日比野純一)
19:30~19:40:質疑応答
19:40~19:55:全体質疑応答
19:55~20:00:総括・閉会挨拶(JICA関西 所長 大西靖典)

# 申込方法:メールあるいはお電話で
1 お名前・2 電話番号・3 メールアドレスを以下までご連絡ください。
メール:jicaksic-kusanone@jica.go.jp
電 話:078-261-0384(JICA関西 市民参加協力課/松浦・白井・熊谷)
*いただいた個人情報は、本報告会に関する連絡にのみ使用いたします。
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ボロブドゥール・バレパン村落での観光体験

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去る1月11日、日本のオルターナティブツアーのスペシャリスト、(株)マイチケット代表取締役会長の山田和生さんをボロブドゥールに迎えて、ボロブドゥールのMGM FMのメンバーとディスカッションを行いました。

ボロブドゥールには、去年1年だけでも370万人の観光客が訪れましたが、ほとんどは寺院のみの観光で、ボロブドゥール周辺には泊まらず、ジョグジャカルタなどに宿泊する人
地元民にはボロブドゥール寺院の観光客からは恩恵が少なく、観光客の出すゴミや使用する水の弊害が大きいのが現状です。ボロブドゥールは、中部ジャワ州マグラン県の中でも最も貧しい村のうちの一つとされています。

そんな中で、ボロブドゥール周辺の豊かな文化や住民の暮らしを知ってもらい、住民の暮らしや周囲の環境に悪影響を及ぼすマスツーリズムではなく、自然にやさしい観光の形を作り上げよう、同時に村人の経済状況も改善して村おこしをしようとする取り組みがボロブドゥールにある村落の一つバレパンで、FMYYがサポートしている地元コミュニティラジオ局MGM FMのメンバーが中心になり、オフエア活動の一環として行われています。 続きを読む ボロブドゥール・バレパン村落での観光体験

ジュモヨ村にて村落情報システム構築に向けワークショップ

photo先週11月4日から6日まで、ムラピ山ろくのジュモヨ村役場で、村落情報システムのワークショップを集中的に行いました。村民情報をインターネットで管理し、村の日常業務だけでなく災害時の避難など非常時への対応でき、村おこしの一環として使えるウェブサイトをも含む村落情報システム構築はエフエムわいわいのインドネシアにおけるJICA草の根事業の一つの大きな柱になる活動ですが、諸事情から導入がなかなか進まずにいました。今後、12月半ばまで、このジュモヨ村とシドレジョ村の2村で集中的に村役場、住民たちとの話し合いとワークショップを行い、一気に導入を進めていく予定です。
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日本研修 ~日本とジャワでのコミュニティ防災の経験と知恵をシェア

photo去る10月1日から11日まで、ムラピ山のコミュニティラジオネットワーク、ジャリン・ムラピの代表3人とエフエムわいわいの現地協力団体コンバインの職員1人を招いて、有珠山(北海道)と神戸で研修を行いました。そのうち二人は初海外で飛行機に乗るのも初めての経験。ちょっと心配しましたが、大きな問題もなくとても楽しい研修でした。
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