4月5日、2017年度住友ゴムCSR基金助成事業の助成対象団体として、贈呈式に出席してまいりました。
助成対象事業は『多様な住民と防災ーーベトナム語版』です。
阪神淡路大震災を経験していないベトナム人住民を対象に、防災番組の制作を行います。今後、ベトナム人コミュニティなどと共同で企画制作を実施し、2017年秋から冬にかけて配信する予定です。
わぃわぃのルーツのひとつ、ベトナム語番組。また新しいステップを登れそうで、楽しみです!
4月8日土曜日13時からは、地域の多様性を実感するプログラム「子どもいちば」の子どもたちを受け入れている長田区近隣の障がい者事業所の中から4つの団体、くららべーかりーの石倉さん、プロべらの大西さん、七つの海の永井さん、そしてピータンハウスの和田さん感想をお話いただきました。お一人だけ文章を上げておきます。
◆ピータンハウス 和田 順子
子どもいちばは、長田神社前商店街、長田中央市場、長田区社会福祉協議会、長田神社周辺の小学校、障害者事業所等が一丸となり、子どもたちを通じて家族や先生方にも障害者や障害者の作業所を少しでも知って、理解していただくと共に社会勉強の場にと思います。例えば、障害者は何もできない、何も言えないと思われがちですが、そうではないです。出来ることは健常者の方よりも少ないですが、やる気は百倍も二百倍もあります。
ただ、それを学校内だけで子どもたちに説明するよりも実際に子どもたち自ら見で理解してもらいたいと思います。
◆「子どもいちば」の実施目的
2002年から小学校教育の中で始まった総合的な学習の福祉プログラムとして始まりました。福祉の専門家、地域商店街、地域小学校、そしてその発信の場としてFMわぃわぃが、地域には多様な人々が共に社会の一員として住んでいることを子ども時代から知ることこそ、その子どもたちの住む未来をより良いものとすると考え始まりました。
これはもちろん1995年の阪神・淡路大震災での「まちはひとり一人の力によって成り立つ」「まちは自分とは違った状況にある人のことを思いやる、想像する力でこそ強くなる・豊かになる」ということを知り、それを繋いで行くために始まりました。
今年もソウル女子大学日語日文学科の女子大生たちが海外グル―バルサービスラーニング教育プログラムのためにボランティア活動にやってきました。日本の受け入れコーディナイターは神戸親和大学です。まずは、たかとりコミュニティセンターの成り立ちを説明。そしてなぜ多言語多文化放送局が生まれたのか…それを理解してもらいました。理解の一番の力となるのは、自分の言葉、韓国語に訳してもらう事が一番です。ということで、2グループに分かれ、たかとりコミュニティセンターのその最初「たかとり救援基地」のメッセージを翻訳してもらうグループとFMYYの番組を翻訳してもらうグループにに分かれました。
たかとりコミュニティセンターのメッセージを担当するのはソウル女子大学 日語日文学科 3年生 金ジウンと朴ジョンアです。
鷹取救援基地は多くの仲間たちに支えられてここまで来ました。
一人ひとり聞いたもの、見たものそして感じたものをかたちにしてきました。
人々は寂しさや悲しさを一つずつ喜びに変えてきました。
片付けは少しづつ進みますが、
最後の一人がまちに戻ってくるまで地震は終わりません。
ここは忘れ去られようとしている人々と主に歩む救援基地です。
★ジウンとジョンアは右側のパソコンで翻訳中です。
다카토리교회구원기지는 많은 동료들의 응원속에 지금까지 올 수 있었습니다.
개개인이 듣는 것과, 보는 것, 그리고 느꼈던 것을 형상화 해왔습니다.
사람들은 외로움과 슬픔을 하나하나 기쁨으로 바꿔왔습니다.
수습은 조금씩 진행되고 있지만,
마지막 한 사람이 집에 돌아올 때 까지 지진은 끝나지 않을 것 입니다.
잊혀져 가는 사람들과 함께 나아가는 구원기지입니다.
FMYYの番組を翻訳する二人は、左側のパソコン、ソウル女子大学 日語日文学科4年生と3年し鄭ジヨンと朴ヒョンジュです。(韓国語を日本語へ)
担当した番組は毎月第1土曜日6時半~7時「즐거운 잔소리 시간 」です。番組情報を参照してください。
この日のお昼は在日コリアン家庭料理「韓八食堂」に行きました。前日は長田の名物こなもん「お好み焼き屋」さんへ。今日は在日の味を楽しんでいただきました。