「FMわぃわぃから」カテゴリーアーカイブ

年末年始特別番組2011年12月31日「まだ、おわっていない !~台風12号の被災地 和歌山・那智勝浦町からのレポート~」

2011年12月31日12時~12時45分 被災地からのレポート!この写真は東日本の被災地ではありません。東日本だけが被災地ではないという目線。

那智勝浦町内

ラジオドキュメンタリー「まだ、おわっていない!~台風12号の被災地 和歌山・那智勝浦町からのレポート~」
**この番組はポッドキャスティングとして、「このサイト」でいつでもお聞きになることができます。
http://sound-record.seesaa.net/article/242199319.html
今年9月、観測史上最大の雨量をもたらした台風12号は、甚大な被害をもたらしました。
水害関連の報道がほとんどなくなる中で、被災地では何が課題となっているのでしょうか。最も被害が大きかった地域のひとつでもある那智勝浦町からの声をお届けします。担当:毎週水曜日「まちはイキイキきらめきタイム」 パーソナリティ 片岡法子

瓦礫に埋まった那智の滝
瓦礫に埋まった那智の滝

那智勝浦町内

那智勝浦町内
那智勝浦町井関地域
那智勝浦町井関地域

年末年始特別番組2011年12月30日「在日外国人の人権問題を考える」

スラジュさん

この番組で伝えたいのは、
1)日本で起こった軽視される外国人の人権、その人の身分がどうであろうと、守られるべき人権は確固とあること!
2)それら様々な問題を自分のことに合わせて考え、次々と報道されるいろんなことに流されず、「おかしいことは、おかしい」と声をあげ、そのことが是正されるまで、自分のできることをやり続けること
この二つです。
*********外国人の人権が踏みにじられた事件の内容

スラジュさんのイラスト

2010年3月22日、不法残留のため成田空港から強制送還される途中だった、ガーナ国籍男性ABUBAKAR AWUDU SURAJさん(以下、スラジュさん45歳)が、離陸前の航空機内で意識不明になり、搬送先の病院で死亡しました。男性が暴れたため、取り押さえるために、タオルと手錠が使われたという東京入国管理局側の対応や強制送還の決定に、問題はなかったのか!いろんな人
々の疑問視する声を上げたことで、少しずつその真相が明らかになってきました。
明らかなになってきた、その真相とは、送還に同行していた入国管理局職員が、『規則では認められていない足手錠やタオル、私物の結束バンドなどを使用し、むりやりに拘束して起きた死亡事件』だということなどです。
***東京新聞記事より(2011年4月11日)
3月22日午後、成田発カイロ行きのエジプト航空965便にスラジュさんを乗せようとしたところ、スラジュさんが暴れたため、入管職員が金属手錠とタオルを使って搭乗させようとした。
搭乗後、スラジュさんがぐったりしたのを見つけた航空機乗務員から搭乗を拒否された。
入管職員はスラジュさんを飛行機から降ろし、救命活動をしながら、入管の車で空港内の診療所に搬送したが、スラジュさんは同日午後3時半すぎ、死亡が確認された。
スラジュさんの遺体は司法解剖されたものの、同月25日に出た結果は「死因不明」。成田国際空港警察署は26日に、家族に対して「死因をさらに調べている」と説明した。
スラジュさんは1988年5月に短期滞在(15日間)の資格で来日し、一度在留資格を更新。その後は不法残留であるオーバースティ(超過滞在)状態で、国内で働いていた。
日本人の妻と知り合ったのは翌89年。2人は90年から東京都内で同居を始めた。2人の間に子どもはいない。書類が整わなかったことが理由で、婚姻届も2006年まで出さなかったが、強制送還時までの20年間を事実上の夫婦として生活してきた。
「20年といえば私の人生の大半。彼が死んだのは自分が死んだのも同じだ」と妻はスラジュさんを失ったことに胸を痛める。
それ以上に、いまだに亡くなった時の状況の詳しい説明や、死亡したことへの謝罪がないことを憤る。
「法務省や入管はタオルを使ったことは認めても、どう使ったかは説明してくれない。機内でぐったりしていたのに乗務員が気付いたというが、彼の両脇にいた入管職員は何をしていたのか」
現在強制送還時に暴行があったのではないかとして、国家賠償訴訟も検討中。12日には、千葉市内の千葉県警と千葉地検へ出向いて、厳正な捜査を求めることにしている。
*************************
現在スラジュさんの死の真相をさらに究明するため、2010年8月5日、国と入国管理局職員に対する損害賠償請求訴訟が提起されています。 
スラジュさんは大変素敵なイラストを描かれた方で、たくさんのイラストを残されています。 

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FMわぃわぃ 年末年始特番スケジュール

FMわぃわぃでは、12/30~1/4の期間、年末年始特別体制として、放送時間を12:00~18:00とさせていただきます。

2011年12月30日 金

  • 13:00~
    ハロー長田
  • 13:30~
    「在日外国人の人権問題を考える」
  • 17:00~
    12月「ステーションキャンペーン」

2011年12月31日 土

  • 12:00~
    ラジオドキュメンタリー「まだ終わってない台風12号の被災地」和歌山那智勝浦町からのレポート
  • 12:45~
    ラジネットひょうご
  • 13:00~
    「今年を振り返る」京都大学熊取原子炉実験所小出裕章助教インタビュー
  • 15:30~
    南三陸の方を迎えて
  • 16:00~
    SOUNDWAVES
  • 17:00~
    12月「ステーションキャンペーン」

2012年1月1日

  • 12:00~
    新年のあいさつ元旦特別生番組
  • 14:00~
    「琉球の宴」
  • 16:00~
    大震災を語り継ぐ1月
  • 16:30~
    ボランティア学生落語
  • 17:00~
    12月「ステーションキャンペーン」

2012年1月2日 月

  • 12:00~
    「新春苦笑い2012」
  • 14:00~
    YY MUSIC TIME

2012年1月3日 火

  • 12:00~
    「溝江玲子新春特番」
  • 14:00~
    YY MUSIC TIME

2012年1月4日 水

  • 12:00~
    「琉球の宴」(再)
  • 14:00~
    YY MUSIC TIME

外国人住民はコミュニティ放送の運営に参画できない!? 多文化社会の放送制度を語ろう

●ライブパフォーマンス & トークセッションイベント●
外国人住民はコミュニティ放送の運営に参画できない!? ♪多文化社会の放送制度を語ろう♪

外国人が多く暮らす街・神戸で1996年から放送を続けている多文化・多言語コミュニティ放送局「FMわぃわぃ」。今年初に株式会社からNPO法人となったFMわぃわぃは 8人の理事のうち1人が非常勤の外国籍理事という役員構成でした。
そして放送免許をNPO法人に移す申請を総務省にしたところ、 1950年に制定された電波法の解釈によって外国籍の理事はたとえ1人でも認められないという見解が示されました。
詳しくはこちらから

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