制作者:春口桃奈 関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年
協力者:北口勝也教授 武庫川女子大学 教育学部 教育学科
◆番組のねらい/内容の説明
災害が発生したとき、何をもって復興したとするのかという疑問を持ちました。
建物が建設され、活気を取り戻した時なのか。
しかし、目に見えるものが全てではないと思います。
心の復興はどうするのか。
人の心に寄り添ったケアも必要だと思います。
この点について考え、伝える映像を作りました。
さらに、この映像を通して、震災について知り、自分事のように考えるきっかけを与えたいです。
◆制作を終えて思うこと
心という目に見えないものについて映像を制作することは複雑で、
視覚化に対する葛藤がありました。
向き合う度に悩み、気づき、学び、災害について深く考えることが出来ました。
災害報道について知りたいと考えた約6年間。
悩むことや、諦めたくなることもありました。
しかし、学び続けてきたことは自らを成長させてくれました。
この卒業制作は総まとめとして「終わり」を表すものではなく、今後も向き合い続けていきたいと思います。