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障がい者だって「おしゃれ」を楽しみたい!!

さて今週は、ウィング神戸の「声のトゥモロー」と「より子のあ~じゃこ~じゃ。」を続けてご紹介します☆

先日、情報雑誌「びと」の取材に、「神戸服装専門学校」へ出かけたウィングさん。「こちらの学校では、ユニバーサルデザインの衣服をつくる取り組みを始めているんです」。
「障がい者の着る服といったら、やっぱりどうしても機能性重視になって、デザイン性はあきらめざるを得なくなってしまうんですよね……。」石山さんたちも実感していた、「おしゃれできない」という悩み。
そんな石山さんは取材先で、試作品のパーティードレスを着せてもらいました。「実際に介護施設などを回って障がい者の声を取り入れたそうで、上下や袖も別々になっていて着やすくて、着ると繋がって見えるんです」。
「すごく可愛くて、着てみたい!と思えるデザインでした」とは柴田さん。2009年3月1日には、ユニバーサルデザインの服を集めたファッションショーもあるそうです!

この話を継いで、「あ~じゃこ~じゃ。」では蔀(しとみ)さんがファッションショーに参加した話が……!
「私もね、12年くらい前に『高齢者と障がい者のためのファッションショー』に参加したんですよ。もちろん、モデルでね!」
蔀さんの知られざる過去に、ウィングさんからも「おお~!」と声が上がります。
「先生がね『あなたこれが似合うわよ』なんて言って服を合わせてくれて、お化粧もきれいにしてくれてね。自分では見えないけど、『あ、私だっておしゃれしてもいいんだ』って思えたんですよね。体が不自由だった頃は、親に『何着る?』って聞かれても、『なーんでもいいわぁ』なんて投げやりだったけど、もっとおしゃれすればよかったなって」。
「そうしたおしゃれが、障がい者だってもっと身近に、簡単にできるようになって欲しいですよね。『今日何着て行こうかな?』って考えることって、すごく楽しいじゃない」。
健常者だって障がい者だって関係なく、女の子はみんな、「おしゃれしたい!」って気持ちがありますよね。
ウィングさんも同感といった様子で頷きます。「学校は『企業にも知ってもらって、形にしていきたい』とユニバーサルデザインの服作りをもっと広げていこうとしていました。私たちも、『こんな所で買えますよ』『ファッションショーがありますよ』なんてことを、もっと発信していきます!」

「神戸服装専門学校」の記事は、ファッションショーの話も含めて、1月25日発行の「びと」2月号に載ります☆ ぜひお手にとって見てみてくださいね♪

***「びと」はウィング神戸が発行する、人と街をつなぐ神戸ユニバーサルライフ情報誌です。詳しくはこちらからどうぞ。

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