トップページ > 2008年11月5日

「共同作業所くららベーカリー」のみなさんをお迎えして(10月30日放送より)


今週の「より子のちょっと聞かせてもらいます」には、「共同作業所くららベーカリー」からメンバーの山本さん、平山さん、福岡さん、スタッフの小原さん、代表の石倉さんをゲストにお迎えしました。

くららベーカリーは神戸市長田区にあり、障がい者メンバー5名とスタッフ2名で運営しているパン屋さん。FMわぃわぃのスタッフもよく、おいしいパンの差し入れをいただいています!!

今週お越しいただいたのは、実はみなさんに取材班が密着していたから!……というのも、くららさんは歳末たすけあい募金によって運営の一部をまかなっておられるそうで、募金の活躍を紹介する番組の取材だったのです。
みなさんも募金がどこで使われているのか、気になっていると思います。蔀(しとみ)さんも「まさか、こんな身近で使われているとはね!」とびっくりの様子。

くららベーカリーでは、山本さんはお店番・出張販売、平山さんはパンづくり、福岡さんは掃除・販売、小原さんは運搬やその他の補助をされているそうです。
仕事の分担は「自然とできた」と石倉さんは言います。
「福岡さんは工場の機械の掃除をするんですけれど、本当に自分が納得いくまで掃除をしてくれて、毎日機械が新品のようにぴかぴかなんです」。
「山本さんは電動車いすで体は不自由ですが口は達者なので、お客さんの相手や販売、近場へ車いすで配達もしています」。
「平山さんはくららベーカリー設立時に他のパン工場から引き抜いてきました」。
平山さんのパンづくり暦は長く、かなりのベテランのようですが……ご本人は「まだもうちょっとですねぇ」と言います。……道を極めるのに終わりはないのですね!

石倉さんは「これから、みんな行く行くは親元を離れなければいけないので、自分の住む地域で安心して生きていける力をつけていって欲しい」と語ります。
「くららを足がかりに、もっと色んなところに出て行って、生きがいが見つけられるといいですよね」という蔀さんの言葉にも、しみじみとうなずくみなさん。
これからも、おいしいパンを作って頑張っていただきたいです!応援しています!

または下の動画でも同じものをお聞きいただくことができます。

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