毎週火曜日の14時15分~30分は「アンクル・トムの笑顔の宅配便」~安心できる未来を子どもたちに~は、2013年8月から始まりました。第1週は伊達市から移住してこられたアトリエとおのさん、第2週は総合工作芸術家のだるま森+えりこさん、第3週は被災地NGO協働センターorCODE海外災害援助市民センター、そして第4週は絵本講師村上忠孝さんの担当でお送りする15分間。
この番組は安心で安全な食物を提供する「アンクル・トム農園」の提供でおおくりしています。
9月10日の放送の「だるま森+えりこ」さんの担当番組をお聞きください。
番組全体に流れる総合工作芸術家だるま森さん自作の楽器ハルオンハープの音色♪が番組の大きなメッセージでもあります。
月別アーカイブ: 2013年9月
防災カードゲーム作成に向けて~タルン村でのコミュニティ防災活動近況報告~
皆さま、こんにちは。インドネシアから近藤です。
タルン村の女性たちと現在進めている、防災カードゲーム作りはだんだん仕上がりに向かいつつあります。9月6日に、イラストレーターの方に同席してもらい、女性たちとカードの絵についてアイデアをまとめました。このカードゲームは、災害の種類に応じた対策を子どもたちに伝えることを目的としているので、目的から逸れないよう、対策について再度話し合いを行いました。また、イラストレーターの方も、一つの絵に対し、何パターンものサンプル画をその場で描いて下さり、絵によって捉え方や考え方が変わることを説明してくださいました。
さらに、女性たちが積極的にイラストレーターの方要望を伝えていた姿を見て、彼女たちのアイデアだという意識がしっかりあることや、仕上がりの絵を楽しみにする様子が感じられました。カードのイラストが完成したら、次はいよいよ村の子どもたちと防災カードゲームの実践になります。タルン村の女性たちが子どもたちの前でゲームについて説明する光景が、今からとても楽しみです。
2013年9月7日の12時からの「KOBEながたスクランブル」は映画「EDEN」のご出演者が登場!
本日の「KOBEながたスクランブル」はいつもと少し構成を変えて放送します。
12時10分~「お天気情報」
12時15分~ゲストコーナー「KOBEスクランブル交差点」
本日は山本太郎さん主演映画[EDEN」のご出演者がおいでになります。
13時~情報お知らせ
13時30分~インターン制作番組「世界のオドロキ発見隊」
13時45分~「ラジネットひょうご」
フィリピンの貧困地区と神戸の東灘で「小さな命」を見つめなおすために活動する2つの学舎。
フィリピンの貧困地域にある、日本人助産師 冨田江里子さんが開いた無料診療所≪セントバルナバマタニティーセンター≫。
そこに診察に来る人々の子どもたちの就学を支援している、『WISH HOUSE ~希望に満ちる家』。
そこで中心となって活動している倉本陽子さんと、倉本さんを紹介してくださった『リベルタ学舎』の湯川カナさんをお招きしました。
世界の貧困問題が無くならないのは、最底辺の貧困層が社会から取り残され、子どもたちが親と同じ道を歩んでいるから
この事実をもとに、フィリピンの貧困地区で
活動しているのがWISH HOUSEなのです。
WISH HOUSEは、ただ勉強を教えるところではありません。
子どもたちが、人として生きていくために
絶対不可欠な、いくつかのことを得るための場所。
貧困ゆえに、親からも
「子どもである前に労働力」としてしかみなされず、
虐待や児童労働に疲れ、
親に甘えたり、怒ったり、ダダをこねたり、
まして、抱きしめてもらうこともない
子どもたちに、
「自分は世界から必要とされている。」
という自尊の感情を、実感してもらうことを
目的に活動されています。
さて一方、
今回、倉本さんをご紹介くださった
湯川カナさんが運営している「リベルタ学舎」は、
~めまぐるしく変わる社会の「奴隷」となるための勉強ではなく、
マニュアルなき明日を「自由人」として感度良く、人間性豊かに、
朗らかにみんなで生きていく力を高める学びの場でありたい。~
というコンセプトの元、合気道、狂言、
オペラなどのワークショップを通じて
自由に生きていくための人づくりをしている
神戸市東灘区にある放課後スクール。
フィリピンの貧困地区の状況を、
いま、日本にいる私たちは他人事
として傍観できない状況にあると、
湯川さんは警告します。
いま、日本でも『小さな命の尊さ』を、親をはじめ、
社会が疎かにしつつあります。
自分の子どもを親のアクセサリーのよう扱い
子どもが本来持っている生命としての尊さを
認めてあげることのできない親たち。
貧困の只中で活動する「WISH HOUSE」倉本さんと、
お金はあるけれど、いじめによる自殺など、子どもをめぐる
根深い問題に悩む国で活動する「リベルタ学舎」湯川さんが
それぞれの活動の中から発信されているメッセージ。
何か共通のものがあるような気がしてなりませんでした。
(写真右から、湯川カナさん、倉本陽子さん、「まちイキ第一金曜パーソナリティ:田口靖幸)
金曜は、東日本の臨時災害FMとの電話中継~第一金曜日はおだがいさまFM~
(写真は左からVoice of Fukushimaの企画・制作の佐藤正彦さん、中央本日のご担当吉田恵子さん、右はVoice of FukushimaのナビゲーターでありおだがいさまFMの久保田彩乃さん)
2013年8月から始まった東北の臨時災害FMとの電話中継。
9月トップバッターは「おだがいさまFM」の富岡町社会福祉協議会の「おだがいさまセンター」の職員で、かつ「おだがいさまFM」の熱いパーソナリティでもある吉田恵子さんです。
吉田さんは、もちろん富岡町民で、富岡の社会福祉協議会の職員。
全村避難のため福島のビッグ・パレットに避難されたとき「おだがいさまFM」立ち上げの主軸の方でもあります。
今日の電話中継の模様です。下記からお聴きください。