在留期限の延長について(その2)- 75:東北地方太平洋沖地震多言語支援センター 災害情報 翻訳第75報

3月19日の第48報でお知らせしたように、今回の地震により、入国管理局に行くことができないなど、在留期限の更新ができない人には、特別に在留期限の延長が行われます。在留期限を延長できる人は、3月11日の時点でABCのすべてに当てはまる人です。

A 在留資格を持っている
B 在留期限が2011年8月30日までに切れる
C 次のところに居た、または外国人登録をしていた
青森県(あおもりけん)、岩手県(いわてけん)、宮城県(みやぎけん)、福島県(ふくしまけん)、茨城県(いばらきけん)

 さらに、D、Eの両方に当てはまる人にも、在留期限が延長されます。新しい在留期限は、2011年8月31日までのうち、入国管理局が認める日までです。延長が必要な人は、次の①~⑪のいずれかの許可書等とともに、延長を必要とする理由書を入国管理局に提出しなければなりません。

D 2011年3月11日より前に次の①~⑪のいずれかの許可等を受けた人で、2011年3月11日過ぎにその期限がきれる人

①寄港地上陸許可 (Permission for Landing at a Port of Call)
②通過上陸許可 (Permission for Landing in Transit)
③乗員上陸許可 (Landing Permission for Crew Members)
④緊急上陸許可 (Permission for Emergency Landing)
⑤遭難上陸許可 (Permission for Landing Due to Distress)
⑥一時庇護上陸許可 (Landing Permission for Temporary Refuge)
⑦在留資格取消しに係る出国期間 (Departure Period Pertaining to Revocation of the Status of Residence)
⑧口頭審理の請求に係る期間 (Period Pertaining to a Request for a Hearing)
⑨異議の申立に係る期間 (Period Pertaining to the Filing of an Objection)
⑩出国命令の出国期限 (Time Limit for Departure of a Departure Order)
⑪仮滞在許可に係る滞在期間 (Period of Stay Pertaining to Permission for Provisional Stay)

E 今回の地震で被害をうけたために、①~⑪の期限までに出国や申請等をすることができなかった人、またはできないことが見込まれる人

 
詳しくは入国管理局等にご相談ください。(対応言語は曜日によって違います)
外国人在留総合インフォメーションセンター 022-298-9014(仙台) 
 電話対応時間 : (月)~(金)9:00am – 12:00pm 、1:00pm – 4:00pm
 対応言語 : 英語、中国語、韓国・朝鮮語

外国人在留総合インフォメーションセンター 03-5796-7112(東京)
 電話対応時間 : (月)~(金)9:00am – 12:00pm 、1:00pm – 4:00pm
 対応言語 :英語、中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語、ポルトガル語、タイ語、フランス語、ミャンマー語

外国人総合相談支援センター 03-3202-5535(東京)
 電話対応時間 : (月)~(金)9:00am – 12:00pm 、1:00pm – 4:00pm
 対応言語 : 英語、中国語、ベトナム語、インドネシア語、スペイン語、ベンガル語

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デマやうわさに注意しましょう :東北地方太平洋沖地震多言語支援センター 災害情報 翻訳第73報

・全国で計画停電をすることになった。
・食料品やガソリンなどの支援物資の輸送が止まる。
・支援物資を盗むなど、悪い行為がたくさん起きている。
・放射能に汚染されないために、うがい薬を飲む。
これらは、すべて間違っています。
世界の多くの国から、被災地の人たちの災害に立ち向かう冷静さや、秩序ある姿に称賛の声が届いています。
間違った情報やデマを信用せずに、正しい情報を得るようにしましょう。

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多言語での安否確認サイト :東北地方太平洋沖地震多言語支援センター 災害情報 翻訳第71報

3月25日で地震から2週間がたちました。日本政府は、未だに1万7,541人が行方不明で、24万人以上が避難所生活を続けていると、発表しました。日本赤十字社と赤十字国際委員会(ICRC)は、家族や親族の安否確認のための多言語安否確認サイトを開設しています。ご利用ください。
 
サイト名:ファミリーリンク・ウェブサイト
URL:http://www.familylinks.icrc.org/
対応言語:日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、韓国語

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「金慶海(きむぎょんえ)先生が語る阪神教育闘争」4月12日第2回目

金慶海さん

2011年4月12日火曜日13時~
「金慶海(きむぎょんえ)先生が語る阪神教育闘争」
第2回 在日コリアンの民族教育の盛り上がりと日本政府の弾圧の開始
聞き手:関西学院大学総合制作学部 山中速人教授
ゲスト:神戸学生青年センター館長 飛田雄一さん

この番組はFMわぃわぃ地上波77.8メガヘルツ、インターネット放送はサイマルラジオで同時放送。この番組は、関西学院大学のサイトでポッドキャスティングでいつでもお聞きになることができます。 

2010年度第7回番組審議会報告

2011年2月23日(水) 17:00~18:00 FMわぃわぃ会議室において、
2010年度第7回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、平川愛恵委員長、正岡健二委員、萩尾利雄委員、
木辻清子委員、山本幸男委員、為岡務委員
放送従事者側は、金千秋、平野由美子
第7回審議番組は、 「まこちゃんのご近所談義」
2011年2月12日(土)放送、2月17日(木)再放送

パーソナリティは、三谷 真さん(関西大学 商学部)
ゲストは、三輪晃子さん(Re:Cボランティア、甲南女子大学生)、
吉本昌史さん(多文化プロキューブグループ スタッフ)

この番組は、毎月第2土曜日 16:00~16:30 放送の、まこちゃんこと三谷先生が担当するトーク番組です。
今回は、たかとりコミュニティセンターの仲間であるお二人と、まさしく“ご近所談義”を繰り広げていました。
三谷さんの人の話を引き出すテクニックとお人柄をうかがわせるソフトな口調が概ね好評でしたが、もっとテーマ性のある内容を期待するというご意見も頂戴しました。

議事録

被災地仙台からFMわぃわぃの情報支援の実況中継~まちはイキイキきらめきタイムの番組内で~

2011年4月11日月曜日「まちはイイキイキきらめきタイム」12時30分から7日から被災地に入っているスタッフとの今までの勝活動報告を電話中継でお送りしました。以下はその概要です。
7日
宮城県国際交流教会
仙台市国際センター
8日
カトリック仙台教区事務所
ジャパンプラットフォーム仙台事務所
総務省東北総合通信局
コミュニティ放送局 FMいずみ
9日
塩竈市 臨時災害FM局
カトリック塩竈教会
松島町役場
亘理町 臨時災害FM局
山元町 臨時災害FM局
名取町 臨時災害FM局
つなプロ(被災者とNPOとつないで支えるプロジェクト)
10日
オタワ修道会
カトリック石巻教会
石巻市立湊小学校
石巻市 臨時災害FM局
女川町立第一小学校
石巻NPO

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。