水曜日のゲストは満載!かつ多文化でした。

水曜日のまちはイキイキきらめきタイムゲスト達

2010年7月21日のまちはいいキイキきらめきタイムのゲストは多彩でした。
★グージーの聞き耳頭巾~長田神社、夏越ゆかた祭~
 今年もたいへん賑わった夏越ゆかた祭。今回は、このお祭りを訪れたスウェーデン人親子にお話しを伺いました。オーケー・デンサートさんは、アメリカ在住のスウェーデン人。フリーランスのエネルギーコンサルタントです。6歳の女子プリアちゃんと8歳の男の子アレクサンダーくんをつれて、日本にやってきました。2人のお母さん(インド生まれ)は、現在海外に単身赴任中のため、親子3人の旅です。仕事の量を減らし、実質的に専業主夫をしているデンサートさんにとって、いつもの家事から離れるいい機会でもあったようです。3人は、東京、京都をまわり、神戸にやってきました。グージーの聞き耳頭巾の探検隊、田辺隊員とはアメリカの高校で一緒に寮生活を送った友人で、25年ぶりの再開でした。 3人が長田神社の夏越ゆかた祭を訪れたのは18日の夕方。京都の祇園祭りの山鉾巡業を見届けた翌日でした。観光客でなく地元の人が楽しんでいる中に入って行きました。また21日(水)の放送前には、長田神社前商店街を散策しました。スタジオでは、長田神社の茅の輪をくぐってお参りしたこと、露店でゲームを楽しんだこと、お子さんが、浴衣を着たことなどを話してくれました。また普段の商店街での買い物を楽しんだことを話してくれました。商店街では、お店の人と言葉を交わしながら買い物ができて、温かい気持ちを感じたとのことでした。
 オーケーさんは、ヨーロッパという伝統を重んじる社会と、新しいことを次々と取り入れ競争させるアメリカ社会の両方に暮らした経験があります。母国スウェーデンでは、大型店の出店について厳しい規制があり、小さな店と大型店を同じ場所で競争させることはないとのことでした。商店街の楽しいさ、地域の人々をつなげる場所としての重要性など、スタジオの外でも大いに語っていました。観光客として、いろいろな場所を見るだけでなく、地域のラジオ放送に参加できて大満足のオーケーさんでした。
★ゲストコーナー
神戸ゴスペルピジョン 永田優子さん、水田順子さん

われら学校放送部第3土曜日後半担当は、神戸市立須磨翔風高等学校!

神戸市立須磨翔風高校

今まで第3土曜日われら学校放送部後半17時37分からの担当は、神戸市立須磨高等学校でしたが、全員放送部員は統合した神戸市立須磨翔風高校として入学した生徒ばかりになりました。そこで心機一転、基本的にFMわぃわぃのスタジオからの生放送に挑戦することとなりました。7月17日はその記念すべき第一回の放送です。

神戸市立須磨翔風高校

緊張の生放送風景。頑張る高校生達に応援メールお願いします。
FAX078-736-2211 メールはyy778@tcc117.org
また「われら学校放送部」のサイトに音源を上げてゆきます。こちらもお聞きください。

夏休み特別企画*ラジオドラマによる連続大学講座「メディアってなに?」

三木華子さんと内屋敷保さん

2010年7月20日から10回にわたって毎週火曜日の13時から15分間、関西学院大学総合政策学部山中速人研究室実験番組プロジェクトは、夏休み特別企画*ラジオドラマによる連続大学講座「メディアってなに?」です。
第1話 プロローグ ≪ナニ、市民ラジオとその仲間たちに出会う≫

娘と話す メディアってなに?

この番組は関西学院大学のサイトでポッドキャストとしていつでもお聞きになることができます。
■原作 山中速人 現代企画刊『娘と話す メディアってなに?』■脚本 山中速人 ■声の出演 ・ナニ(ダブルキャスト) 三木華子/佐藤ひとみ ・金さん 田村遊 ・教授・紺田 内屋敷保 ・ヤンさん 金千秋 ■構成 金千秋 ■企画 関西学院大学山中速人研究室 ■制作 FMわぃわぃ
三木華子さんと内屋敷保さん私の名前は、ナニ。ちょっと変わってるでしょ。ハワイ語で「美しい」という意味。なにごとにも凝り性なお父さんがつけてくれたの。ナニは、日本人の両親がハワイで暮らしているときに生まれた女の子。だから、日本とアメリカの二つの国籍をもっている。それで、高校はハワイの学校に通った。でも、そのあと、また日本に戻ってきて、春からこの街の大学に通ってる。この街は、ホノルルに似て、国際的な貿易港として発展してきたの。そんな多文化で海外に開かれた街に似て、自由で格式ばらない大学では、一年生から教授を囲んだ少人数のゼミに参加することができる。ナニは、ゼミを選ぶときに、映画やメディアが専門の教授のゼミを選んだの。 キャンパス生活がはじまってしばらくした日、ゼミの教授の研究室をたずねたナニに、教授はこんな提案をしたんだよ。

長田区南地域の2010年7月15日の大雨による床上、床下浸水 ボランティア活動終了

7月18日ボランティア受付

2010年7月15日の豪雨による浸水支援活動は、7月17日、そして次の日の18日の2日間で終了しました。たくさんのご参加、そしていろんなお問い合わせありがとうございました。この写真は2日目のボランティア受付テントです。1日目の手袋などがたくさん干されています。

浸水地域

この地域が長田区南部でも浸水した地域で、小さな路地が、まるで川のようになりました。

畳上げ

洪水の後のカンカン照りのボランティア活動は、暑くて大変ではありますが、床下浸水した畳も床下の木材もあっという間に乾くので大変助かります。しかし畳という家の構造は、床下浸水の対応には、フローリングの床と違ってとても便利です。フローリングの床の場合ははがして干すということはできません。

流木撤去

なんと水の力はすごいもので、この地域の路地が川になり、色んなものが流れてきて、家々の小さなお庭の柵に絡み付いています。これをとるのも中々の一苦労でした。

長田区南地域の2010年7月15日の大雨による床上、床下浸水~ボランティアセンター立ち上げ

長田区区役所前のボランティア受付

2010年7月15日夕方の豪雨で長田区の南部の数箇所が浸水しました。16日には早速の聞き取り活動が開始され、17日朝9時からボランティアセンターが設置され、救援を必要としている方々への支援活動が開始されました。

ボランティア参加者

さっそくボランティア活動のためのスタッフとして登録される方々。

畳の消毒

床下浸水でも畳を上げてみるとじっとり湿っていることがわかり、さっそく上げて、畳を消毒!

廃棄ごみの山

お掃除が終わると粗ごみの山です。

現在を生きる在日コリアンの運動は、民族運動から市民活動・社会変革運動へと転換!

KEY姜晃範

2010年7月17日土曜日12時からの「KOBEながたスクランブル」のゲストコーナー「KOBEスクランブル交差点」に在日コリアン青年連合KEYの事務局長姜晃範さんをお招きして、この夏の日韓併合100年の記念事業をご紹介いただきました。
姜晃範さんの強い思いのこもったお話の中で、強く心に響いたのは、『在日の長い歴史の中で、これからの日本での自分達の活動は、民族運動という狭義の中での活動にとどまらず、この社会をより良いものにしてゆく社会変革の活動である』ということでした。21世紀の在日は、この日本という社会の変革を、東アジアへと広げてゆく担い手となるという決意が感じ取れいました。
***KEYホームページより
私たち在日コリアン青年連合(KEY)は、「在日コリアン青年が集い学びあう場」であり、かつ「在日コリアン青年が運営するNGO」です。
私たちが目指すことは三つです。
★一つ目は、多くの在日コリアン青年が集い、様々な学びを通じて、コリアンという自己のルーツを肯定しながら、自尊感情あふれる豊かな人間として生きていくことです。
★二つ目は、日本と朝鮮半島の人々の相互理解と信頼を深める架け橋となりながら、この地域において豊かな文化を創造していく主人公として、在日コリアン青年だからこそ伝えられるメッセージを世の中に発信することです。
★三つ目は、今を生きる青年として、歴史と現在をたえず見つめながら、様々な社会的課題を解決することを通じて、在日コリアン社会、朝鮮半島と日本、そしてアジアや世界の人権と平和に貢献することです。

これらの目標を達成するために、私たちは「在日に根ざし、祖国に参加し、世界に連なる」という理念を掲げ、様々な活動を行っています。これらの活動を通じて、在日コリアン青年一人一人が持つ無限の可能性を現実のものとして花咲かせ、在日コリアン青年がより自由に、大胆に、そして創造的に活躍できる空間を提供し続けること-それが私たちのミッション=存在理由です。
※ 団体名称変更に際する発表文 [2003年3月]

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。