長田神社近く長田区西山町の濱田治療院の院主濱田明展氏と治療院スタッフで院主夫人でもある濱田きよ子氏が久しぶりのご登場です。
毎年のことですがJRPS(公益社団法人日本網膜色素変性症協会)の黒地に白文字のカレンダーを持参くださいました。
(JRPSのホームページも白黒反転できるようになっています)
◆JRPSの話
濱田明展氏は網膜(もうまく)色素変性症で、現在の視野は10度くらい、5円玉の穴から、視力0.01から0.02くらいで世界を見ているという状態だそうです。
そしてJRPSの会員でもあり、いろんな活動をされています。
この団体のスローガンは「患者自身の手で治療法の確立と生活の質の向上を目指す」患者・その家族や支援者そして眼科医と研究者が三位一体となって活動している団体です。
FMYYとは20年来のお付き合いをしています。
◆コロナ禍の大きな影響
治療院という場所が今回の『接触できない!というコロナ禍』で大きな経営難に陥っているというお話をしていただきました。
外出を控え、人と距離を取るよう求められる中、【はり・きゅう・マッサージ】は、人に触れて初めて治療ができる、つまり医療と同じような立場にいます。医療現場も大きな苦境に立たされていますが、視覚障碍者の生業として確立しているこの職業にとっては、収入は激減しています。また支援団体も視覚障害者への外出補助サービスなどを提供しづらく、収入の道が閉ざされ、運営が危ぶまれています。
感染の広がりは、社会的弱者を厳しい状況に追い詰め、苦境を脱する道筋を描くのは容易なことではありません。
どこの部分が疲弊しているのか!それを見極める目が、このいまの政府にあるのか⁈大きな疑問が湧き出ます。