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2017年インターネットメディアFMわぃわぃからのご挨拶

%e7%9c%8b%e6%9d%bf%e4%ba%baみなさん、新年あけましておめでとうございます。
たかとりコミュニティセンターの神田裕です。

神戸市長田区海運町のスタジオから、FMYYはインターネットを通して放送をお届けしています。
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸22年を迎えます。

22年前の阪神淡路大震災から活動が始まった たかとり救援基地には今も10の団体が元気に活動を続けています。
アジア女性自立プロジェクト、ベトナム夢KOBE、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMYYです。

私たちの前に立ちはだかる自然界の脅威。阪神淡路大震災や東日本大震災などの自然災害によって、私たちがいのちを育んできたこの土地は大きく割れ、揺らぎ、多くの人々のいのちを奪っていきました。地震や津波など、いつ襲ってくるか分からない自然の力は想像を超え、私たちはそれらに対して無力であることを身に染みて感じてきました。しかしそれでも、私たちは知恵と優しさを寄せ集め、自然に対する恐れや憎しみではなく、自然と仲良くつき合って行く謙虚さを学びながら、希望を持って、まちづくりひとづくり を続けてきました。

そしてもう一つ、私たち自ら作り上げてきた脅威にも苦しめられてきました。いのちを育むために与えられたこの土地が、国と国とを隔ててしまう線引きによって大きく割れ、揺らぎ、恐れや憎しみを生み出して行きました。目に見えぬ壁は、防潮堤よりも高く積み上げられてきました。また、いのちを育んできたこの土地は、一瞬のうちに汚染され、住むことさえも難しいものとなってきました。しかし私たちは、それらのことに対して無力であることは決してないはずです。私たちは知恵と勇気を寄せ集め、誰がどこに住んでいても、一人一人のいのちが大切にされる、そんな『まちづくり・ひとづくり』を続けていきます。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。
声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。
お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。
FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない『まちづくり・ひとづくり』 を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んで行きます。

新しくFMYYの代表の一人になった大川です。もう一人の金です。
今までもそしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

2016年12月31日~2017年1月6日までの放送スケジュール。

2016年12月31日土曜日は第5土曜日です。
FMYYでは第5土曜日は生放送のワンコイン番組はありません。
12月3日第1土曜日
12月10日第2土曜日
12月17日第3土曜日
12月24日第4土曜日の「ワンコイン番組」の再放送。
*右のカテゴリー一覧から「ワンコイン番組」を選択すると音声が選べます。

「ワンコイン番組」再放送のあとは、FACIL主催「まちはイキイキきらめき講座」の再放送。

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hibino311月19日第3土曜日14時~15時「まちはイキイキきらめき講座第1回」
*右のカテゴリー一覧から「FACILプロデュース」を選択すると音声が選べます。

dscn529512月17日第3土曜日14時~15時「まちはイキイキきらめき講座第2回」
*右のカテゴリー一覧から「FACILプロデュース」を選択すると音声が選べます。

☆毎週水曜日はスペイン語番組「Latina」住みやすい日本を創るための日本に住むラテン人のための情報番組です。☆

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☆19時からは毎週放送している3つの番組を放送します。☆

19時~19時15分 「Voice of FUKUSHIMA」

13669150_1143833938972400_5748085415127142899_n詳しくはhttps://www.facebook.com/VoiceOfFukushima/にアクセスください。

19時15分~19時30分 「長田今昔物語~千夜一夜」第26夜
*右のカテゴリー一覧から「音源ライブラリ「長田今昔物語」」を選択すると音声が選べます。

19時45分~20時「だるま森+えりこのデモクラティックフラワーズ」

13524352_643348559146972_5092185590554845510_n詳しくは、https://www.facebook.com/dalmamori/にアクセスください。

2016年最後のワンコイン番組「震災は地域に合った問題を顕在化した」

12月24日土曜日 ワンコインラジオレポート
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2016年度最後のワンコインラジオでした。番組開始時の出演者はFMわぃわぃの大川さん、金さん、そして本日FMYYの会員になられた觜本さん、觜本さんはNPO法人神戸の冬は支える会の方、神戸の冬を支える会の”神戸越年越冬活動”をじっくり聞かせて頂きました。
神戸越年越冬活動とは1995年の阪神・淡路大震災の年に宿泊用のテントを張り「冬の家」として被災者を支援していた事から発足した活動です。その被災者とは失業等で家を失い野宿を余儀なくされている人達、ホームレスの方を支援する活動であり、1995年から22年続いている活動です。
今年も神戸市役所南の東遊園地の噴水南で開催されます。今年(2016年~2017年間)の活動は2016/12/28(水)~2017/1/5(木)までの期間の活動を計画しており、9日間で6つの団体が参加し毎日違ったメニューの炊き出しが行われます。
最初は許可を取らず活動をしていたため「テントを張って芝生が傷んだらどうするのだ」と市から止められたこともあったそうですが、「芝生と人の命どっちが大切なのか」と言う言葉をある教会のシスターが言ったことで市役所職員も返す言葉がなく、その後は市にも許可申請を行い22年間続いているそうです。
これまでに21回行われてきた神戸越年越冬についての觜本さんの話の中ですごく興味深く感じた世間の動向の話がありました。”阪神・淡路大震災で家を失い、公園や避難所での生活をしている人を支援するための活動が多く行われる中、震災前から家の無かったホームレスの人が、その被災者からあるいは行政からも、ホームレスだという事で差別された”と言うことです。震災における支援活動と言うのは震災で住居を無くした人を支えるための支援活動であり、元から家の無い人には保護を受ける権利はないと思う人もいたらしく、先住者であったホームレスの人が公園から追い出されたなど理不尽な扱いを受けていたとのことでした。
觜本さんの話はもうすぐ22年前になる阪神・淡路大震災を通しての話で私は当時まだ生まれてなく、物心のついたころには毎日のように大々的に報じられるニュースでは無くなっていたので、自分には想像のつかない話です。しかし自分の記憶の中に残っている話で置き換えたならば、東日本大震災の時にも同じような事が起きていたのではないか?!表に出ているニュースは家を無くした人を助ける美しいものばかりでしたが、実は裏では差別も起きていたかもしれない…と感じることができました。震災のみならず洪水や火災など災害における支援と言うのはメディアで映し出される避難所の映像から、どうしても”被災者は家を失ってしまい避難所生活を余儀なくされていてかわいそう、助けてあげたい”という意識から始まるが多いですが、その裏には元から家の無かった人という社会の問題があったことを見てこなかったのではないかと、思いました。
ホームレスの人の中には「大丈夫ですか?」のような声を望まない人もいるようで、難しいかもしれないけど、このイベントのように誰でも参加できる簡単な形を通じて参加し、このような支援団体の活動の広がりに繋げてほしいとのことでした。
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♪一曲挟み、予定外だったのか予定の範囲内だったのか「だるま森+えりこさん」のお二方が突如放送室にいらっしゃいました。クリスマスイヴという事もあり、サンタクロース?と一緒に登場、短い演奏で賑やかで楽しい雰囲気を作り出していただきました。
そんなだるま森+えりこさんのお二人も去年に演奏ではなくお皿洗いと言う形で神戸越年越冬に参加されたそうです。
だるま森+えりこさんの様に何かの団体に所属するという形で参加するわけではなく、個人として何か手伝えることはないかとどこかの団体に交わり活動をするのも大歓迎という事でした。
特に医療的な相談のできる医師や看護師さん、美・理容師など専門的に髪の毛に関わっている訳ではないけれど家庭内でバリカンを使える程度の技術を持っている人なら是非参加してほしいとの事でした。また手伝いや何かをするわけでもなく、なんとなくそこに来て見ているだけという人も大歓迎だそうです。とにかく多くの人とその場所にいる、多くの人に見守られているという事を共有することがホームレスの人にとって大切なのだろうなと感じました。
最後にエリコさんが「あいさつを交わさない国になってきている」と語られていました。自分は大学で社会学を学んでいるので”あいさつを交わさない”を”地域での個人間のコミュニティが弱くなってきている”と解釈しました。上記に”ホームレスの人の中には「大丈夫ですか?」のような声を望まない人もいる”と書きましたが、まず誰でも気軽にあいさつを交わし、誰にでも話しやすいコミュニティを形成することがお互いに助け合える環境に繋がるのではないだろうかと思いました。 レポート:神戸学院大学 川本邦治
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≪番組内宛にいただいたメッセージ≫
☆わいわいの放送内容として、アイヌ民族の誇りを感じる北海道・二風谷のミニFMラジオ放送「FMピパウシ」、ふくしまの「今」を伝えている「ヴォイス・オブ・福島」、地元長田の歴史を掘り起こす番組等々、地域密着・多文化と多言語の共生・被災者に寄り添う発信基地として、とても誇りに思っています。
7月からの私としては、情報発信に手伝い的にしろ入り込め出したのが楽しいです。それに他のメンバーがさらに意見を出して盛り上がる、まさにインターネットの本領発揮というところでしょうか。
ワンコイン番組にも溢れているこの手作り感が、これからのわぃわぃの強みになるのではないでしょうか。
そんな中で、脱線的に私の思うところを;
日本のマスコミは、アメリカの大統領がトランプになると言って戦々恐々だけれど、自分の国の首相はとっくの前から、「過去の栄光を取り戻す」と叫ぶレイシストの安倍で、トランプそのもの。福島の責任追及はせず、後始末はほったらかしにして、「福島はアンダーコントロール」と大見得を切ってオリンピック。戦争のできる国にしてしまった上、その次は博打法案をごり押しで通してしまい、一体この国はどこに行こうとしているのか、そのままにしていると、行先は真っ暗です。
そんな世相を批判的に見る目が、今必要と思います。 宮川清
☆毎週水曜日スペイン語の情報番組「Latina」のミキサーをさせていただきあたふたしながらもお手伝いを楽しんでます!
その中で「住みやすい街にするため」熱心に活動するパーソナリティでひょうごラテンコミュニティの代表大城ロクサナさんの背中を見ながら、色々気づきを与えてもらってます!
(スペイン語はわからないけれど)
学びの場!これからも必要とされているロクサナさんの番組を支えていきたいと思います!
そして、私個人で中身のある番組を来年は、作りたいと思いますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします! 工藤真樹

12月24日の「グローバルエコトークショウ」ゲストは若手人気のラジオパーソナリティ!

12月24日のEVEのナイジェリアからの放送には、新進気鋭若干24歳のラジオパーソナリティCaleb Essangさんの出演です。caleb3-2

彼は、ナイジェリアのラジオ/テレビのホスト、ライター、モチベーションスピーカー、メディア/コミュニケーションのスペシャリストです。
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カラバー大学でコンピュータサイエンスを学び、TV /ラジオのホストとしてCross-River Broadcasting Corporationに勤務しました。2009年から2015年まで、全国的にシンジケートされたラジオ番組「ランチ・アワー・ショー」(ロックハウス・メディアが主催)でホストを務め、カラバーの昼間のラジオで男性ホストとして少し人気を上げました

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有名人とのオンエアで円滑なやりとりから彼のショーは幸いなことにノミネートされています(最大のものはBBCのノミネートです)、いくつかの小さな賞を受賞しました。ナイジェリアでは、英国議会、MTNナイジェリア、ブラックベリー、パナドールエクストラ、エティサラートの各部門を含むナイジェリアの多国籍企業のためのキャンペーンをいくつか開催しています。

メディアへの情熱と地域社会の家族や隣人からの励ましによって、彼はラゴスに移り、スキルをさらに伸ばしました。彼は人気のあるラジオ局(クールfm)を使って約1年間簡単にスポットを確保し、全国的なコンテンツを開発し、パートで声優として働きました。

 Calebによると、彼はSWACIA FMYY連携ラジオチームと協力することは、彼の人生への価値に発展を加えることになると考えています。また、FMYYラジオチームの勉強に時間とエネルギーを費やすことを、メディアやコミュニケーション分野で限られた知識をアフリカや世界中のリスナ/オーディエンスのネットワークを拡大することができればと考えています。

Caleb Essang is a Nigerian radio/television host, writer, public/motivational speaker and a media/communications specialist. He studied Computer science in the University of Calabar, and proceeded to work in Cross-river Broadcasting Corporation as a TV/radio host. He has hosted the nationally syndicated radio game show, The Lunch hour Show (sponsored by Rock House Media), since 2009-2015, and has gained a little popularity as a male host on day time radio in Calabar.

He became noticed for his on-air smooth interactions with celebrities. His show has been luckily nominated (The biggest being BBC nomination) and has won several little awards. He has hosted several all-out campaigns for multi-nationals in Nigeria, including segments for British council, Mtn Nigeria, Black berry, Panadol extra, and Etisalat.

 Stirred by his passion for the media and with encouragement from family and neighbors in the community, he moved to Lagos to further brighten his less witted skills. He was privileged to briefly secure a spot with a popular radio station (cool fm) for about a year, developing nation-wide contents and serving as a part time voice over artist.

 According to Caleb, he says that working with the SWACIA FMYY collaboration radio team has added value and exposure to his life as an on-air personality. And he hopes to invest his time and energy in learning from the FMYY Radio team, and at the same time use his little knowledge in the media and communications field to assist in expanding the network of listeners/audience across Africa and the rest of the world.

らの会わぃわぃbyネットワークながた12月は誰もが社会の一員!を実感。

12月24日の「らの会わぃわぃ」ご出演は左から石倉悦子さん、石倉愛さん、そして本日は愛さんのNPO法人ウィズアス からのヘルパーとしておいでいただいた黒田夕起子さんです。dsc_3557
現在グループホームえほんで1週間の大半を過ごす石倉愛さん。重度の障害があっても、重複の障害があっても、人として社会で暮らす歩みを行っています。
dsc_3558人としてその生を受けたものは、誰もが社会の一員として生きていくことが可能な社会創り!
それがむずかしいこの世界ではありますが、気がついた一人ひとりが声を上げ、その実現に向かって、粘り強く進んでいく。その小さな歩みは小さく、波紋はほんの一滴のしずくであっても、必ず広がってゆくのだと「グン」と心に突き刺さる言葉がつづられる30分でした。
ぜひ明日からの放送にも耳を傾けてくださるようお願いします。

神戸ビジョンひろめ隊♡12月の放送

12月のゲストは、歴史文化発見隊です。1612_%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e6%96%87%e5%8c%96


歴史文化発見隊では、神戸市内の歴史、文化遺産の調査や まち歩きを通じて、地域資源の再発見や魅力を発信する活動に 取り組んでいます。
メンバーには、地域の歴史・文化に大変詳しい人から、 そうでなくても関心があるという人まで32人のメンバーで活動をしています。
4月から現在のメンバーで活動を開始しましたが、神戸開港150年を控え「開港」をコンセプトにした近代史に焦点を当てた活動を軸に取り組んでいます。
神戸港を、西は兵庫津周辺、東は三宮南部の新港地区付近をテーマの範囲と位置づけ、グループ内でのまち歩き
「開港西部ウォーク」
「開港東部ウォーク」を実施しました。
この結果をふまえ、神戸発展の礎となった「開港」について再認識していただくための企画を現在、検討しています。
また、これらの企画検討とあわせて、神戸にゆかりのある外国寺院や、連続ドラマ「べっぴんさん」関連など、いつも活発な議論を交わしています。