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「長田今昔ものがたり」第51話

第51話 産業ラッシュの1900年代 2017年7月1日放送

東尻池は1896年に神戸市と合併、市政の中に入ります。その西の西尻池や野田は自立して独自色を出そうとしていました。1899年に兵庫運河が完成、1900年に入ると耕地は整理され、道路も改修されます。鐘紡につづき、運河近辺には川崎の車両工場ができ、1907年には、増田製粉も横浜からやってきたり、阪東化学がベルトの生産にトライしたりします。1908年には神戸製糖もできます。日本イングラムがやってきて、ゴム工業も始まります。和田岬の引込線からは、第1号の蒸気機関車が製造され出てゆきます。よその人をオープンに受け入れます。よく働く気風と産業の振興とが回転しだすのです。


51話 兵庫運河支流

第12回 ラジオママネット〜サタデーカフェテラス

神戸市立兵庫図書館 館長 峠下(たおした)憲司さんをお迎えしました。
これまでの図書館のイメージを変える、様々な活動をされています。

1.カウンターの向こう側へ飛び出そう
2.本当の地域図書館になろう
という2つのスローガンを掲げ、地域の方々にもっと利用してもらいたいと熱く語られていました。

小さなお子さん連れでも行けるような工夫や、地産地消の野菜を展示してレシピを発行、区民の方の要望を吸収したり、色々な情報交換ができる場所にされたいそうです。

なんでも相談にのって下さりそうな、お話しやすい雰囲気をお持ちの峠下さんですので、是非皆さんも兵庫図書館に足を運んでみて下さいね!

また次回も素敵なゲストをお迎えする予定です。
お楽しみに〜

「長田今昔ものがたり」第50話

第50話 ベルトコンベアと神戸沖埋め立て 2017年6月24日放送

裏山を削り、土で埋め立て、海に新しい土地をつくる、工学博士の原口市長のアイデアでした。昭和39年から平成17年まで41年間、一の谷川に全長14.5kmのベルトコンベアを敷設、海岸まで土を運び、そこから船で土を運搬しました。削った土地は高倉台などのニュータウンへ、海には、六甲アイランド、ポートアイランド2期や神戸空港など、1700haの土地が生み出されました。長田区の約1.5倍の広さになります。「山、海へ行く」というこの構想は、今でも、ベルトコンベアが被災地で役にたっています。陸前高田では神戸の知恵を使い、土地に盛り土を造成するため、コンベアをつなぎ土を運んでいます。


50話 コンベア撤去跡地、一の谷の海岸砂浜に石標がある

6月のママトーーク、テーマは「食の大切さ」です。

添加物の恐ろしさやかくれ砂糖、加工食品の手軽さに隠れた怖さを知り、わが子を年月をかけて育てていくことの責任感や、大人が正しい知識を持つことが大切だと再認識しました。

朝食にごはん(米飯)がいいのはどうしてなのか?

ぜひ放送をお聴きください。
6/30(金)まで13:30-14:00に再放送されます。
FMYYのwebサイトでは、いつでも好きなときにお聴きいただけます。

「長田今昔ものがたり」第49話

第49話 事業の払い下げ 2017年6月17日放送

川崎正蔵さんが1881年に兵庫造船所を政府から払い下げを受けたところから、神戸の川崎重工はスタートしています。加賀藩が小蒸気船をつくっていたのですが、武士の経営がうまくゆかず、民間に払い下げたのです。西の神戸では、1897年に岩崎弥太郎さんが和田岬や今出在家の官有地の払い下げをうけ、三菱の神戸造船所を作っています。造船といった重工業分野では、技術的に遅れをとっていた日本では、「払い下げ」という手段が有効でした。ワダカンがフランスで事務機器の工場をつくったとき、ボージュ県(仏)は道路を新設することで私企業をサポートしてくれました。ときには行政の支援も必要です。


49話 神戸港に停泊中の「こうべエキスプレス」

第3回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

5/27土曜日、神戸中央卸売市場で行われたイベント「魚河岸(うおがし)デー」を取材しました。

まず「魚河岸デー」を主催されている、神戸おさかな普及協会代表理事の山本さんにインタビューしました。この「魚河岸デー」は2年前から始まり、今回で8回目、年3回のペースで毎回テーマを決めて行われています。今回のテーマは「焼き魚」。焼き魚の飲食ブースで神戸海産物協会 理事 畠山さんにもお話をお聞きしました。

普段なかなか入れない中央卸売市場は、子供たちも興味深々。こどもエビすくいコーナーには長い列がありました! エビすくい直後の小学生の女の子にインタビューしました。

さらに、「魚河岸デー」で毎回大人気の塩干くじ1回200円にも長蛇の列が! その中で、娘さんとお孫さんを連れて並んでらした女性にお話を聞いていたところ、なんと一等賞が出ました〜〜! 一等賞を引き当てたもうお一人の女性の方、おめでとうございました。お喜びの声もインタビューさせていただきました。

世界的に和食ブームとは言われていますが、その中で日本のお魚消費量は減っているそうです。神戸おさかな普及協会の皆さんは、一週間に1回でも多く魚が食卓に上がるようにと日夜努力されています。是非、健康の為にも神戸市民の皆さんにこの熱い思いが伝わりますように。

これからも、街ブラは輝くひと・街を応援します。
次回もどうぞお楽しみに〜!