「関西学院大学 山中速人研究室」カテゴリーアーカイブ

2020年12月5日「コロナ禍の生活を記録する。学生たちのフィールドノート」山中ゼミ3回生メディア工房1 その6 前半


◆前半
制作者:芳岡知昇 関西学院大学総合政策学部メディア情報学科山中速人ゼミ
タイトル:晴耕雨読~コロナ危機だから気付けたこと~

神戸にある実家で暮らしている。
当時新しいバイト先を探していたこと、趣味のダンス関連のイベントも全て中止もしくは延期になったこともあり、緊急事態宣言下での外出の用事は、スーパーやコンビニでの買い物とゴミ出しのみだった。
コロナ危機を迎え、外に出る用事が全く無くなったことで僕の行動圏は自分のプライベートな空間と限りなく等しくなった。
そんな中で起きたパーソナルな出来事を、自粛生活の持つ特異性についての独自の考察を用いて解釈していく。
少々哲学的かつナラティブなアプローチに基づいた内容だが、良くも悪くも自粛生活中だからこそ得られた影響を、今後に生かすためのアイデアを散りばめている。
自粛生活中の精神的な動向を主題としたため、フィールドノートに記した生活スケジュール以外にも、その時々の考えを記した雑記帳や読書記録、各種オンラインサービスの閲覧使用履歴、携帯の写真フォルダ等様々なデータを包括的に検討し、現在に至るまでの思考の流れを見つめ直した。
使える機材がiPhoneしかなかったので、視点移動させる際はダンスで鍛えたスローモーションを駆使することで手ブレを極限まで減らす努力をした。
番組内容を考えるうえで、様々な情報や知識、自分にまつわる記録や記憶を横断的につなぎ合わせる事で、新しく得られた気付きがあり、大変意義のある経験となった。
また、敢えて徹底して主観に基づいた内容を突き詰めたので、視聴された方にどこまで伝わるか、どの様な解釈がされるか未知数ではあるが楽しみでもある。

2020年11月28日「コロナ禍の生活を記録する。学生たちのフィールドノート」山中ゼミ3回生メディア工房1 その5 後半


◆後半
制作:中城健太 関西学院大学 総合政策学部メディア情報学科 三回生 
タイトル:”いま“の映画産業の復興への道のり

私は実家のある姫路市で暮らしている。所属しているサークルも話し合いののち、二か月ほど活動を休止していたため、家で過ごすことが多くなった。そのため、五月からのオンライン授業も実家で受けることがほとんどだった。
現在のアルバイト先でもある「映画館」が新型コロナウィルスの影響を受け、なかなかのピンチに陥ってしまっている。他の商業施設と比べて、密な空間で二時間も知らない人と過ごすというマイナスなイメージを持たれがちな映画館だが、実はそうではないということをたくさんの人に知ってもらいたいという思いからこの番組を制作しようと思い立った次第である。
現在独学で動画の編集を勉強しており、スキルのスペックアップを図るべくまだやったことのない技術(たいしたものではありませんが)を今回の課題で練習してみようと考え、クオリティを重視した作品に仕上げていく予定で始めた。
周囲にアンケート等を行った際にも、映画館の安全性は周知がされていないことに気が付いた。古くから伝わる「映画館文化」の形を守っていくためにも、これから様々な努力を重ねていかなければならないと感じた。

2020年11月28日「コロナ禍の生活を記録する。学生たちのフィールドノート」山中ゼミ3回生メディア工房1 その5 前半


◆前半
◆前半
制作者:藤田広希 関西学院大学総合政策学部メディア情報学科3年
         関西学院大学体育会カヌー部所属
タイトル:コロナだからわかった部活動の意義

オンライン授業、部活動の自粛があったため、基本的に自宅で過ごした。
自分と向き合う時間がたくさん増えたように思える。
そのなかでもzoomを授業、トレーニング、ミーティングなどに利用をし、会えない中でも部活への帰属意識、自己成長を感じることができた。
取り上げられにくい大学スポーツの様子、そして多くの部活動をしている学生が考えたであろう、部活動の意義を自分の生活、経験を紹介することで共有したいと考えた。一つの答えとして悩む人の助けになればいいなと考えた。
機材が携帯電話のカメラしかないため、角度、映す場所を変え、単調にならない工夫を行った。自分のリアルな生活を映し出すことで、共感と、新しい発見が得ることができたらいいなと考えた。
コロナ期間は自分にとって無駄ではなかったということを伝えるために自分の意見、考えを言語化するように努めた。
機材が少なく、一人ですべてをこなす難しさというのを感じた。
自分だから製作できるテーマ、伝えられることとして部活動の意義について考えた様子を届けようと思ったが、少し硬くなってしまったように感じる。人への取材というのがなかなか難しいものではあったので、自分のセルフビデオが中心になったが自分の話す力、言語化する力を養わなければならないと感じた。

2020年11月21日「コロナ禍の生活を記録する。学生たちのフィールドノート」山中ゼミ3回生メディア工房1その4 後半


◆後半
制作者:瀬戸山周 関西学院大学 総合政策学部メディア情報学科 
協力者:ボードゲームカフェ「プラス」代表 巽店長
    ホテルメルクス 中山支配人
タイトル:「その断罪、本当に正しいの?~コロナで閉店する店、しない店~」

現在三田市で一人暮らしをしている。
大学の授業はオンライン授業に切り替わり、アルバイトもほとんど休業となり3月~4月の期間は家で過ごす時間が圧倒的に長かった。
数日に一回の買い出しでスーパーマーケットに出掛けるのが唯一の外出だった。
コロナ禍で閉店していない店舗を糾弾する世間の風潮に異議を唱え、なぜ閉店しないのか、またはなぜ閉店に踏み切ったのかについてインタビューすると共にその違いについて比べる。これによっていわゆる「自粛警察」の在り方について言及する。
前半の「プラス」に取材したときにはスマーフォンしか機材がなかったのであまりいい状態での撮影とはならなかったが、後半の「ホテルメルクス」への取材の際にはビデオカメラを使った撮影を行った。動画の編集はほとんど初めてなので拙い動画となってしまっていることだけが心残りである。
動画編集というものを始めてやったがノウハウも何もないためとても苦戦した。撮影機材も主にスマートフォンや安価なビデオカメラを使っており、編集ソフトも無料DLのソフトを利用していたため簡単な編集にとどまっている。編集スキルや撮影方法などを学び今後の動画制作をより発展させたいと考えている。

2020年11月21日「コロナ禍の生活を記録する。学生たちのフィールドノート」山中ゼミ3回生メディア工房1その4前半


◆前半
制作者:日下まりあ(関西学院大学総合政策学部メディア情報学科3年)
協力者:他同学部3年4名
タイトル:「コロナと大学生~オンラインをポジティブに捉える学生達の視点~」

大学がオンライン授業になったことから緊急事態宣言中は山口県下関市の実家で過ごし、宣言終了後に三田に戻ってアルバイトとオンライン授業の課題をこなす日々を送っていた。大学に行けず、オンライン授業の精神的・時間的負担を抱えつつの自粛生活だった。
在宅学習を強いられた大学生達が、コロナ禍をどう過ごし、オンラインが当たり前になっていく学生生活に対してどのような想いを抱いていたのかを、春学期真っただ中の6月に座談会形式(オンライン実施)で聴取した。その後の春学期終了、夏休み、秋学期の履修登録も踏まえ、制作者自身が、コロナが大学生活に与えた影響について振り返ることで、視聴者には、コロナ禍の学生の率直な声を知ってもらいたい。
制作技術に関してまだ未就学な状態であったので、特段工夫はできなかった。しかしコロナ禍に利用が急拡大したZOOMを用い、撮影機材を使わずにノートパソコン一台で番組完成までを行ったので、自粛傾向にある中でも自宅で自分の出来る範囲での制作に取り組めた。

今回のコロナ禍の生活をテーマにした番組制作課題は、学生の立場でコロナについて向き合い、コロナから得た新たな視点や適応力について自身の考えをも深堀りできる良い機会だった。また、番組(という一つの特集媒体)に自らの考えや、周囲の声を反映させて仕上げていくプロセスも、タイムリーに社会を実感する上でひとつの有効な方法だと知ることが出来た。今回は自分側の状況をまとめるという意味で、視聴者側への工夫があまりできなかったので、今後、視聴者参加ができるような番組作りを経験してみたいと思う。

2020年11月14日「コロナ禍の生活を記録する。学生たちのフィールドノート」山中ゼミ3回生メディア工房1 その3 後半

◆後半
制作者:江頭舞 関西学院大学総合政策学部山中研究室
タイトル:自粛生活、、あ な た は な に し て た?~ コロナ 自粛 と そ の 後

緊急事態宣言が 出る2日前までは 下宿先で 自粛生 を 送っていた 。
しかし、買い物に 行のも躊躇して 住まうという状況で生活することは難しいと判断。実家に帰省した。
そのため5月からのオンライン授業も実家から受講していた。
コロナ自粛が少しづつ緩和されてきた中で、もうStayHomeは過去のことと感じている人もいるかもしれない。
しかし自粛中の生活を過去のこととして捉えるのではなく。いつ再度WithCOVIT-19の状態になるかもわからない。そのためこの番組は自粛中のことを忘れないために配信するという狙いがある。
生活のルーティンではリアリティを追求した。
又すべての動画において人と人が密にならないように気を付けて撮影を行った。
別で声の録音をしたナレーションを行ったり、しz峰内の声を抽出して静止画に付けたりした。
そして対策法については実際に行われている対策を調べたり、現場を見に行ったりした。
自身も夏休みの間外出することが多く、コロナ自粛中ほど警戒しなければならない意識が日に日に薄れていた。
そのためこの番組を通して、なんのために約3・4か月もの間、家に閉じこもっていたのかを今一度考える機会になった。
何より発信する立場の自分自身がコロナ機関の自粛について一番考えさせられたように感じている。