「関西学院大学 山中速人研究室」カテゴリーアーカイブ

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年卒業制作番組 『3 年ぶりの日本一へ、69 人の 1 年間』

『3 年ぶりの日本一へ、69 人の 1 年間』
関西学院大学 総合政策学部 メディア情報学科 星円

今年度、関西学院大学体育会ラクロス部女子は「日本一」を目標に掲げ、69 人で日々活動
してきました。私たちは 2018 年に全国制覇を成し遂げましたが、それ以降は目立った成績 を残すことができていません。昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大により、全国大会が 中止となりました。突如日本一を目指すことすらできなくなり、試合ができることのありが たみを実感したとともに、先輩方に結果で恩返ししたいという気持ちが強くなりました。ま た大学側から 5 クラブ限定の強化指定部に選出された年でもあり、特に今年のチームには 大きな期待がかかっていました。このような状況下で戦い続ける、関学ラクロス部の 1 年 間を記録として残しました。
この番組は日本一を目指し続けた関学ラクロス部女子が大会を終えるまでの記録映像で す。この動画により、一人でも多くの人が関西学院大学のラクロス部やラクロスという競技 に興味を持ち、会場に足を運んでいただけるきっかけになればと思い、番組を制作しまし た。

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年卒業制作『コロナ禍の留学を取材』

総合政策学部 メディア情報学科 4年宮本隼輔
取材協力者:甲南大学経済学部 3年 秋山高軌
当番組ではコロナ禍でヨーロッパに留学に行っている、長年の友人である秋 山高軌さんにインタビューを行った。2020 年から続く COVIT-19 の新型コロナ ウイルス災害の中、世界各国では厳しい入国規制が敷かれ、容易に人々の往来 が出来ない状況となった。特にヨーロッパでは日本よりも感染者数が莫大に増 え非常に深刻な状況となっている。多くの留学予定者や留学中の学生たちがこ の状況下で留学を辞退する中、秋山高軌さんは数多くの苦難を乗り越えてコロ ナ禍のヨーロッパへの留学に挑戦している。そのような貴重な経験をしている 彼に取材を行う事で、日本とは一風変わったコロナ禍のヨーロッパでの生活や コロナ禍ならではの苦難、また現在SNSやニュースなどで取り上げられてい るアジアンヘイトの現状などを視聴者にお伝えできるのではないかと考える。 そしてこの番組を通して自分の人生の中でやりたい事をどのような状況下でも 解決策を見出して挑戦していく彼の姿勢から、視聴者の方々に何かに挑戦する きっかけになればと思う。

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年卒業制作「コロナ禍を乗り越えて 未曾有 の事態に直面したアスリートたち」


「コロナ禍を乗り越えて 未曾有 の事態に直面したアスリートたち」
関西学院大学総合政策学部 4年 小松将大

コロナになって一人で過ごすことが多くなった中で、スポーツ界も影響を受け、アス
リートたちも一人で練習することが多くなった。そんな中、この番組に出演していただ いた安西龍一さんも孤独と戦っていた中、定期的に開催されていた陸上教室で仲間に支 えられたことで、陸上競技を辞めることはなかったという点から、人とのつながりは大 切であるということ、そして仲間がいることのありがたさということを伝えたいと考え ている。今後、一人で乗り越えなければならない場面や状況に直面することが何度もあ るかもしれない。しかし、苦しいときこそ周りの方々と会ったり話したりすることで心 身ともに癒すことができ、その方々の支えが自分の原動力・モチベーションにもつなが るということから、改めて、人は皆、多くの方に支えられて生きているということを再 認識してほしいということが番組の狙いである。

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室卒業制作 「リポート『学内防災』 学生と大学 協働の記録と大学の取り組み」


「リポート『学内防災』 学生と大学 協働の記録と大学の取り組み」

関西学院大学 総合政策学部 メディア情報学科 4 年 日下まりあ
◆協力者
VTR1「share info KSC」立ち上げメンバー 亀倉幸太郎さん、國分敏貴さんのコメント
VTR2神戸三田キャンパス防災備蓄庫 見学キャンパス事務室、安全管理室
VTR3キャンパス事務室へのインタビュー対談
キャンパス事務室 中谷さん、他、職員の方々、share info KSC メンバー

本番組は、大学(関西学院大学神戸三田キャンパス)における災害対策の状況や、学生による防災の取 り組みの紹介、大学と学生による協働の振り返りや活動から見えてきた今後の課題などを「学内防災」と いう一つのキーワードと関連付けてまとめたリポート形式の番組である。
「share info KSC」という、私自身が立ち上げを行い現在まで活動している協働防災プロジェクト(※ アカデミックコモンズ・プロジェクト、大学公認)での取り組みを紹介し、神戸三田キャンパスにおいて 学内防災が大学と学生の協働によって推進されていること、また、防災備蓄や緊急時の対応など大学が 学生のために行っている防災の取り組みが多数あり、日々模索しながら改善に努める職員の方々がいる こと、を学生や社会に周知することが番組の主な目的だ。
本番組が視聴者にとって、「組織や共同体の中での防災はどうあるべきなのか?」「個人の日常・自宅で の生活を越えて、『大学のキャンパス』という場で求められる防災の在り方とは何なのか?」「一人ひとり にはどんなことができるのか?」といったことを考えるきっかけになれば幸いである。
また、本番組は、私自身がこれまでに学内防災と向き合ってきたことの記録・集大成としての側面も強 いため、神戸三田キャンパスやその他、大学のような場で、同じく防災を志す人達にとっての参考、糧と なれば嬉しい。

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年卒業制作『オンライン就活のすゝめ ~これから就活を始める就活生・ オンライン就活を知らない社会人へ~』


関西学院大学 総合政策学部4年 江頭 舞
制作者:江頭舞(関西学院大学総合政策学部メディア情報学科山中速人ゼミ所属)
協力者:井上智尋(関西学院大学商学部所属)、前里日香、
オンライン就活についてのアン ケートにご協力いただいた関学生・社会人の皆様
出演者:江頭舞、井上智尋、前里日香

◆制作のねらい
2020 年に私たちの生活を大きく変えてしまった新型コロナウイルス。
このコロナウイルス のもたらした変化は人生を大きく決めるといっても過言ではない就職活動にも大きく影響 を与えた。
そのようなイレギュラーな就職活動を経験した 21・22 卒、そして現在就職活動 を始めている 23 卒の苦労や体験談などが存在していることから、せっかく映像制作を行う ゼミに所属をしていることもあり、1 つの記憶のメディアとして残していきたいと考えた。
また、私は今年の 5 月より後輩の就職活動の支援を行う団体に所属をしていることから人 よりも就職活動が自分の 4 回生の学生生活においてのキーワードにまでなりつつある。
そ こで私が人よりも興味が強い就職活動、特にオンライン就活にフューチャーした話題の映 像の制作を行うことで自分の考えや知識が活かされたものになるのではないかと考えた。
それに加えて、私自身が従来の対面での就職活動を経験していないため、あまり従来の対面 型就職活動のことを知らないことから「自分の知らない対面型の就職活動はどのようなこ とをしていたのか」に興味を持った。 先述したように現在後輩の就職活動の支援を行っているため、業界に関わらず各々の就職 活動での体験談がいかに他の人の役に立つのかを日々痛感している。そこで、この3年間限 定で存在してきたオンライン就活という貴重な経験をしたなかなかない形の就職活動を多 くの人に知ってもらって届けていきたいという狙いがある。そしてタイトルにもあるよう にこの番組のターゲットとしているのはオンライン就活の存在を知らない、あるいは他人 事のように思っている世代に該当する社会人 2 年目以上の方や現在 2 回生で来年度以降に 就活を始める世代である。
その理由としてオンライン就活は今後利用され続ける可能性も あるが、完全に選考を全てオンラインで行うという就職活動の仕方は今後ないと考えてい ることから経験をした 21 卒・22 卒・23 卒の経験をした就職活動の動きを就活市場に残し ていきたいと考えているためだ。
そこであえて経験をした人たちに思い出してもらうので はなく、伝授するという意味でのティーチングに焦点をおいてこの作品を制作した。 最近であれば企業がインターン生からのみ内定者を出すという動きも高まってきている状 態で就活市場にも変化が起きている。そのような変化も動画内で表現しているカットも入 れていることから、ぜひ 23 卒以降の学生にとってこれからの就職活動に動くにあたっての 参考にしてもらえたら嬉しい。

関西学院大学 総合政策学部山中速人研究室4年卒業制作「建築からアパレルへ~一人の販売員を追って~」


「建築からアパレルへ ~一人の販売員を追って~」
関西学院大学総合政策学部4年
山崎聡一郎

◆制作のねらい
最大のねらいは自分の意思で将来を選んだ大柄さんの生き方を私と同年代の人々に知って もらいたいということである。 なぜなら、大柄さんのような考え方・生き方をする人と、私は同年代で出会ったことがな いからだ。大柄さんは私より1つ年上でほぼ同い年にも関わらず、両親の反対を振り切っ て自分のやりたいことを追究ために大阪に飛び出してきた。私にとっては漫画やドラマの ような話だった。 私自身、就職活動を通して仕事選びの大変さを知り、自分が本当にやりたいことと向き合 ってこなかったと痛感した。私と同じく、周囲の人間や時間に流されて生きてきた人は多 いと思う。 大柄さんの人間性や価値観を深掘りしてお届けしたいという考えから、番組形式はラジオ を選んだ。勇気を与える、後押しをするなどという大袈裟なことは望まないが、やりたい ことに対してなかなか一歩踏み出せない人たちや、やりたいことから無意識に逃げてきた 人たちにこの番組を聴いてもらい、「同年代でもこのような行動をとる人がいるのだな」と 感じてほしい。