「FMわぃわぃ番組情報」カテゴリーアーカイブ

インドのカースト制度を知っていますか?バンガロールで出あった「ダリット」のマギーのインタビュー

中村さん

2010年3月6日土曜日「KOBEながたスクランブル」の13時からのコーナーで、インドバンガロールで出あったインドカースト制度の外にあるという、つまり人間の階級の外にあるという「ダリット」の女性、A.Magimai(愛称マギー)女史のインタビューを放送しました。現地でも解説してくださった国際連合地域開発センター防災計画兵庫事務所の中村隼人さんが、YYスタジオにお越しくださり、補足説明などしてくださいました

マギーバンガロールで

彼女はTamilNaduDalitWomen’sMovementの代表でカースト制度からの脱却を人権としてうたい、また同時に女性の人権を求める団体の代表です。そして単なる活動家であるだけでなく、2人の娘と息子を育て上げた母親であり、インドにあっては珍しい妻を国際会議に参加させるためには、家事に勤しむ夫をも育て上げた、チャーミングでとても賢い女性でした。(写真は左のサリーの女性がマギー、正面はご紹介者であり支援者でもある中村隼人さん)
マギーバンガロールでしかし彼女の語るカースト制度の中のダリットの状況は、信じられないほど過酷であり、これを許してはならないと体が震えました。マギーの望みは、日本の人々にもその現実をぜひ「知ってほしい」そして一歩前に出て、「共にそれらの人々とある」、「同じ方向を見てほしい」ということです。

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今年も開催KOBE国際交流フェア2010、3月13日(土)14日(日)

徳田さんと山田さん

2010年のKOBE国際交流フェアは、来週の土曜日3月13日(土)シンポジウムと前夜祭、3月14日(日)ステージパフォーマンスと世界各国の物産と食品販売、会場内でスタンプラリーによる豪華景品が当たる抽選会も開催します。
ぜひぜひみなさまでご参加ください。(写真は左から徳田副実行委員長と右山田実行委員長)
KOBE国際交流フェアのちらし「心の国際交流を探る」シンポジウム◆日程:3月13日土曜日◆時間:13:00~17:30◆前夜祭のパーティ:18:00~20:00**前夜祭は参加費¥1000が必要です。◆連絡先FAX:078-291-0691 ◆場所:神戸市勤労会館「KOBE国際交流フェア2010」◆日程:3月14日日曜日◆時間:11:00~17:00

関西学院大学山中速人ゼミ4年生進級番組「マイノリティとの対話」第6回

関西学院大学3年本田さん

2010年3月2日火曜日「まちはイキイキきらめきタイム」の13時からのコーナーは、関西学院大学総合政策学部3年生の4年への進級番組を放送しています。学年全体として「マイノリティとの対話」ということでそれぞれが企画、制作しています。本日の担当は、関西学院大学総合政策学部3年山中ゼミの本田央子さん、タイトルは「日本で暮らすベトナム難民」です。神戸にはたくさんのボートピープルとして母国を脱出してきたベトナム人が定住しています。
神戸の大学ということもあり、難民としてやってきたベトナム人が、日本の地域で、どのような思いで暮らしているのかを
半年かけてじっくり取材しました。
FMわぃわぃの番組は地上波77.8メガヘルツ、インターネット放送ではサイマルラジオで放送しています。またこの番組は、関西学院大学のサイトでポッドキャスティングでいつでもお聞きになることができます。
**1975年、ベトナム・ラオス・カンボジア(総称してインドシナ三国)が社会主義体制に移行したことにより、経済活動が制限されたり、同体制の下で迫害を受ける恐れがあったり、体制に馴染めないなどの理由から自国外へ脱出し、難民となった人々の総称をインドシナ難民と呼び、ベトナム脱出の手段としてボートを用いた人々を特にボート・ピープルと呼ぶ。 これら三国からの難民の総数は約144万人に達し、その内約130万人がアジア地域の難民キャンプを経て、アメリカ・オーストラリア・カナダ・フランス・日本など第三国に定住した。各国のインドシナ難民受け入れ数は、アメリカ 23,000人、オーストラリアとカナダ 各137,000人、フランス96,000人、ドイツとイギリス各19,000人、日本約11,000人、イスラエル400人、日本での難民受け入れは、世界からはやや遅れ、1979年に閣議決定した。

2月のベトナム人ユース(難民としてやってきたアラウンド30のベトナム人)の話は、仕事!

トン・リン・ティエン・ルーとゲスト

2月28日日曜日3時から4時までの番組「トン・リン・ティエン・ルー」難民として日本に幼少期にやってきて、現在30代前後のいわゆる日本の仕事現場の先頭に立つ世代。日本の学校にも行き、震災も経験し、日本での生活は全く問題ない彼等ではあるが、ベトナム色が全くない彼らの次世代が次々と育っていることにふと気がついたとき、この番組は始まった。戦争を経験し、命を賭して母国を出て、言葉も文化も違う異国の地、日本で自分達を体を張って育ててくれた親の世代と、日本の中で生まれ育った新しい世代の狭間にある「自分達の存在」、それに気づき、その「二つの世代を繋ぐもの」としてこの番組は始まった。
今回のテーマは「仕事」今回は久しぶりに4人(トン・リン・ティン・ヒエンが全員そろっています)がそろったところで、レギュラーゲストのかっちゃんとヒエンの妻であり現在臨月でベトナムの仕事先から産休で帰国しているMs.ルーとヒエンの弟ハオが参加しています。

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3月韓国から来日する民族芸術団「クンドゥル」(大きい又は広い野原の意味)をご紹介。

みょんぢゃさんを囲んでスタジオ写真

☆まちイキ2010,2,25 号☆
◆担当:あっちゃんこと乾あつ子、心美人ことパク・ミョンヂャ。
◆ゲスト:姫路労音事務局および会員 橋本さん、松本さん、竹村さん。
◆<今日の曲>
①「春の訪れ」 ホン・リョンウォル。
②今日の国歌 オリンピックで沸いているカナダに敬意を称して「おお カナダ」
③「白い恋人たち」。グルノーブルオリンピック記録映画の主題歌。
④「谷間に三つの鐘が鳴る」エディット・ピアフ。
◆<あっちゃんの「北の新地の四方山話」>
・こんな店もできました
客がずらりと並ぶ、気楽行けるリーズナブルな串カツ屋などが開店。土日も昼間も営業している。元気な中年の客が多い。北新地が変わったか?

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関西学院大学総合政策学部山中速人ゼミ4年生進級制作第5回目~インターセックス

関西学院大学3年名本さん

2010年2月23日12時からの「まちはイキイキきらめきタイム」の中の13時からのコーナーは関西学院大学総合政策学部山中研究室の3年から4年への進級作品、与えられたテーマは「マイノリティとの対話」です。
今回の担当は名本美保さん。彼女の選んだ対話相手は「インターセックス」の方です。
自分の体の性と自分の望む性が不一致、あるいは自分の体の性ではないものになりたいと願うというセックシャルマイノリティ=つまり体と心がちがったものを願うという人たちがいるということは、近年少しずつ理解が広がっているようにも思えます。
しかし体そのものの性の不一致については、「医療分野」にも関係するということは、まだまだ知られていません。
今回はインターセックスについて新井祥さんとのメールを通じてお届けします。この番組は周波数77.8メガへルツ、インターネット放送はサイマルラジオで同時放送し、関西学院大学のサイトでは、いつでもポッドキャスティングでお聞きになることができます。