「多言語音声情報」カテゴリーアーカイブ

津波とマイノリティとラジオ − タイ、インドネシアの被災地を訪ねる(その3) −

津波で打ち上げられた船

2004年12月26日に発生したインド洋津波によりタイ国内で亡くなった人の数は5395人。そのうちタイ人が1972人、外国人が2248人(40カ国)で、1175人が国籍不明。行方不明者は2817人。南タイのホテル5300室の約4割が被害を受け、20万人の観光産業労働者が仕事に影響を受けた。また5467隻の船が被害を受け、12万人の漁業労働者が仕事に影響を受けた。

観光と漁業が主要産業である南西タイ。8月31日午前中に訪れたパンガ町から車で北に60キロ走ると、津波の被害のもっとも大きかったティンガ町がある。この町も観光と漁業で成り立っており、プーケットやピピと同様に外国人ツーリストが訪れるリゾートだ。海岸に沿ってたくさんのコテージとリゾートホテルが建っていたが、その大半が津波で損壊し、いまは再建工事があちこちで進んでいる。

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インド洋沖津波の復興ラジオ局-タイ、インドネシアの被災地を訪れる(その2)-

パンガ町のコミュニティラジオ

【バンコク発8月31日=日比野純一】
タイ2日目の8月31日は、バンコクからノックエアという新しい航空会社の飛行機に乗り午前10時半前にプーケット空港に着きました。タイには学生時代から数えて5回以上も来ているのですが、プーケットをはじめ南タイを訪れるのは今回が初めてです。

バンコクから向かったのは、今回のタイ視察全般のアレンジをしてくれたスラチャイ(報告その1参照)と、タイのコミュニティラジオ放送連盟会長のビーチェン・クッタワスさんと私の三人。プーケット空港には、タイ・コミュニティラジオ放送連盟の南タイ地域コーディネーターのスリポル・サジャッパンさんとアシスタントのメオさんが私たち三人を迎えてくれました。

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タイ、インドネシアの被災地を訪れる(その1)

タイのスラチャイさん

【バンコク発8月30日=日比野純一】
8月30日深夜に関空を飛び立ち9月8日までタイとインドネシアを訪ねる旅に出てています。
今回のタイ訪問は、2004年12月のスマトラ沖大地震およびインド洋津波被害と2006年5月のジャワ中部地震の被災地で、FMわぃわぃと同じように被災者に災害情報を伝え、コミュニティの再生に取り組んでいるコミュニティラジオ局がいくつかあり、その活動を学ぶとともに、互いの経験をシェアして今後に活かしていくことが目的です。

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ペルー地震情報

Una réplica de 5,1 grados en la escala de Richter volvió a alarmar a la población de Pisco, en el departamento de Ica, azotada por el terremoto del último miércoles, dejando al menos un herido. Según el reporte del Instituto Geofísico del Perú (IGP), el sismo se produjo a las 3 y 37 de la tarde del martes 21 (hora Perú) y el epicentro fue localizado a unos 25 kilómetros al suroeste de Pisco. Cabe indicar que el terremoto de 7,9 grados en la escala de Richter que sacudió la costa central y sur del país, ha causando hasta el momento cientos de muertos y heridos.

21日(火)PM15:37(ペルー時間)、 (日本時間22日[水]) AM5:37)
イカ県ピスコ市でマグニチュード5.1の地震が起きました。震源地は、ピスコ市東南に25キロの太平洋上でした。

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ペルー沖地震被災地支援募金のお知らせ

みなさんすでにニュースなどでご存知かと思いますが、今月15日、ペルーで非常に大規模な地震が起きました。
地震の規模はマグニチュード7.9、その後も強い余震が続いており、多くの人が避難生活を余儀なくされています。
南半球にあるペルーの今の季節は真冬で、特に今年は例年に比べ寒さが一段と厳しく、被災者の生活をより過酷なものにしています。

西語番組「Salsa Latina」担当の大城ロクサナさん(ペルー人)が代表を務めるひょうごラテンコミュニティ、そしてFMわぃわぃ、わぃわぃクラブでは、この地震により被害を受けた人を支援するため、募金活動を開始しました。

2007年8月18日 読売新聞掲載  2007年8月18日 神戸新聞掲載

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8月15日ペルーで発生した地震についての情報

YYスペイン語スタッフロクサーナ電話相談

15日強い地震が発生したペルーでは、
16日の時点で、2000人の負傷者と437人の死亡が確認されています。

アラン・ガルシア大統領は3日間喪に服すように国民に宣言。
ピスコ・チンチャの病院には怪我人が溢れている状態です。

さらに、近隣の国から救援が入っており、アメリカは10万ドル、そしてEUはなんと150万ドルと100万ユーロの寄付をすることを決めたそうです。
(写真は電話で相談を受けるSalsa Latinaパーソナリティ 大城ロクサーナさん)

Hasta el momento serían 437 muertos y 2,000 heridos y miles de viviendas destruidas, el saldo dejado por los fuertes terremotos que el pasado miércoles 15 azotaron la costa peruana y cuyo epicentro se habría localizado en la región de Ica a 145Kms. al sudoeste de Lima.
A casi 30 horas después de la tragedia las tareas de rescate aún continúan, mientras que los hospitales de Pisco y Chincha, las ciudades más afectadas, han colapsado teniéndose que atender a los heridos a las plazas de armas y campos deportivos. El gobierno peruano declaró alerta roja en todos los hospitales del país y alerta roja en Ica.. Mientras que antes de partir a la zona afectada, el presidente Alan García declaró 3 días de duelo nacional a partir del jueves 16, aunque preciso que serán días laborables.
Países vecinos como Bolivia, México, Brasil, Venezuela, Chile y Colombia dispusieron el envío de víveres y medicamentos para las víctimas del terremoto. Mientras que EEUU, las Naciones Unidas y la Comunidad Europea anunciaron ayudas de 100,000 dólares, un millón y medio de dólares; y un millón de euros respectivamente.