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障がい者とコラボしてTシャツやバッグとして商品化する「みっくすさいだー」のお二人を迎えて(8月5日放送より)

今回は、知的障がいをもつ青年と協力し合い活動するデザイングループ「みっくすさいだー」として活動していらっしゃる神戸芸術工科大学から研究員の柊さんと学生の橋本さんをゲストにお迎えしました。ブランド名である「みっくすさいだー」は、社会の枠にはまらない独自の思想の持ち主とされるoutsider(アウトサイダー)たちの感性をデザインにミックスする(混ぜ合わせる)という意味が込められています。知的障がいをもつ青年が描いた原画をTシャツやバッグとして商品化し販売しています。
詳しい情報はこちらから→ http://www.mixsider.com/ 

みっくすさいだー

フェリシモのecolor(エコラ)というブランドで販売中。Tシャツ売り上げの一部が原画を描いてくれる知的障がいの方に還元されます。カタログ販売とインターネットで購入できる。フェリシモのHPはこちらから→ http://www.felissimo.co.jp/ecolor/ 
また現在は、小規模作業所「七つの海」と共同でロハスフェスタ(8/9・10)に出す新しい商品を刺繍のアプリケを作成中!!

この活動を通して研究員の柊さんは「普通の高校や大学という道筋では障がいを持った方と時間を過ごす機会自体がないから、一緒にする作業を通して共有できる空間にいるだけでも、後のちに考えるきっかけになってくれればいいと思います。同世代の人もいるしお互いに友達を増やすような感覚でもいいかなと思います」。
学生の橋本さんは「これまで障がい者との触れ合いもあまりなかったし、年上の人や実際福祉施設で働いている方と触れ合うこともなかったのでいろんなこと知ることができます」。
 
同じテーマで絵を描くときに男性、女性の違いはありますか?との問いかけに、柊さんは「男性、女性というよりはおもしろさや個性が表れていますね」と。「ただ好きで書いている人、絵を通じて何かを伝えようという人とさまざま。単純にかわいい!とおもいながら活動してることが多いです」。

知的障がい者の方と一緒に楽しんで活動していることが伝わってきて、自然な交流ができているのだなと感じました。橋本さんも柊さんも、神戸の中の小さな活動なので広くたくさんの人に知ってもらえるようにしたいと夢を語ってくれました。「みっくすさいだー」の活動を通して障がいが個性としてもっと多くの人に受け入れられたらステキですね。

イベント情報!!「みっくすさいだー」の作品たちに会いに行きましょう♪♪

【万博公園でTシャツやバッグ販売】
日時 :8/9(土)・10(日) 16:00~21:00
場所 :大阪万博公園 上・下の広場 
入場料:ロハスフェスタ入場料無料!!但し、万博公園入場料は必要(大人250円、子供70円)
交通 :大阪モノレール「万博記念公園駅」または「公園東口駅」

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